GOlaW(裏口)

2007/06/12
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カテゴリ: 西遊記



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「こんな美味しいネタを、映画のカメオ出演のためだけに使い潰すなぁぁぁっ!(全力で遠吠え)」
 久方ぶりに、本気の考察モードに入った管理人です(←いきなりかいっ!)。
 いや、もう書くしかないでしょう、これは!

 というわけで偽者ご一行、通称『西遊戯』について考察していきますね。

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 しかし、『偽物ご一行』と最初に聞いたときに叫んだのは、冒頭の台詞でありました。

 幻術使いの木村君こと、『幻翼大王』の時に思ったことでもありますが。
 なんで極上の素材(黄金パターン)を、きちんと捌き切らないのでしょうか。使い捨てにするにはあまりにも惜し過ぎます。


 …そう思っていたはずが。WSを見ると。

「こんな濃すぎる面子で47分(TVドラマ1話分)も引っ張ったら、食あたりするかもしれん(汗)」


 彼らは3カットの出オチで丁度いいかもしれません(←コントかいっ!)。

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「な、なんだこの『南々見アニキ』と『Dr.マロン』と『破戒尼僧』と『愛玩動物』の組み合わせはぁぁーーーっ!」

 …WSで映像を見たとたん、私は思いっきり噴きました(言わずもがな)。
(注記:『南々見アニキ』…『BLACK BISCUITS(以下、ブラビ)』のリーダーにして、南々見財閥長男。
    『Dr.マロン』  …『SMAP×SMAP』ルパン三世パロディのキャラ。マゾっ気のありの変態)

 偽悟空の語尾に「エーコラァッ!」が脳内保管されるのは、私だけでは無いと思います(笑)。


 何と言うか、
『POCKET BISCUITSのライバルとして出てきた時のブラビ』
を彷彿とさせますね。
 強烈なぱち物(←関西弁で偽物のこと)の匂いといい、小物の匂いといい、そして南々見アニキ(南原さん)といい。
 そして本物側の実質リーダーであるのが内村さんであることといい。



 草なぎ君は弾け具合を周りに合せちゃうタイプなので、あのグループにも馴染んでしまう気がします。

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 『西遊戯』のスピンオフ・ストーリーについて。

 ブラビのように『当て馬役』の殻を破り、スピンオフとして独立する可能性は…あるのでしょうか(…南原さんや草なぎ君はやる気だけれど)?
 『27hrTV』のオマケコーナー(繋ぎとも言う)でのコントとして、短いオリジナル作品を作る可能性は高いかな?

 無論、『西遊戯』をスピンオフさせることが可能だとしても。

 それに、『西遊記』スタッフ様には、その前に描いてもらわなくては困る物が大量にあります(“三蔵と悟浄、八戒の出会い”、“第一クールのラストの誘拐事件の顛末”…えとせとら・えとせとら)。


 それでも、ちょっとは見てみたい気もします。

 同じ世界観を共有しつつ、まったく違う(描く作家さえ違う!)グループが活躍する物語群。その世界観を小説用語で『シェアード・ユニバース』といい、小説ならば『シェアード・ユニバースド・ノベル』といいます。
 海外で有名な『シェアード・ユニバース』といえば、『盗賊世界(シーブス・ワールド)』や『クトゥルフ神話』。国産ならば『ソードワールド』や『妖魔夜行』があります。
(自サイトでも、そういった手法を取り入れたりしています。)


 『西遊記』でも、同じようなことが出来ると楽しいですよね。
 …いや、“『フジテレビ版の世界観』が共有に向いているかどうか”という、重要な部分にはあえて目を瞑って(←瞑るんじゃないっ!)。
 それを本家と偽物で繰り広げていくのも楽しいかもしれません。

 偽物のほうには
『口先三寸と逃走の速さと運だけで世渡りする小悪党達が、特大級の事件に巻き込まれて右往左往する』
という、やはり黄金パターンが似合いそうです。

 “本物と偽物が別々の物語を描きつつ、実はひとつの大きな物語に関わっていた…”
なんていう展開も面白いかもしれません。


 …ただ、それをやるのは、(少なくともドラマを観る限りにおいては)フジテレビ版のスタッフには難しいかもしれません(頭痛)。
 それだけの複雑な物語を構築する能力がスタッフにあったならば、
“凛凛の視点(スタッフ視点)だけで事件の背景を全部描くな!
 パーティ・メンバーの個人行動と活躍を使い分け、事件を多面的に描き出せ!”
というツッコミは派生しなかったでしょうからね(…果てし無く遠い目)。


 スタッフ様、とにかく『日々是精進』でお願いします。

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 トリビュート『堺版』。

 偽悟空と偽悟浄が『日本テレビ版』をモチーフにしていることからも分かるように。
 この『偽ご一行』というのは、『SMAPファン向け・ウンナンファン向け』という要素以上に、
“世界各国の堺版『西遊記』ファンへのリップサービス”
という意味合いが強いと思われます。

 世界の映画市場に売り出すことを前提に撮影&プロモーションを行なっている以上、しょうがないんでしょうけどね。

 しかし偽悟浄の胸元の『九個のドクロ』を見て、思うこともあります。
「偽物の方が原典に忠実ってのはどーなんだ…(遠い目)」

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 テーマソング『旅人』について。
 『Music Station』でフルサイズの曲を聞かせていただきました。
 …仙術&妖術&神咒が飛び交う世界に、『銃声』は無いだろうとは思いつつも(←…いや、それをツッコんだら立つ瀬が無いものは、他にも山のようにありそうですね…。汗)、それは置いておいて。

 ……坂元祐二さん、言ってもいいでしょうか。
 『友情』をテーマにした映画のテーマソングに、
「強くなるため、僕はひとりになる」
という歌詞はないでしょうが(←全力ツッコミ)!
 これが『独りぼっちになる勇気を』という主題なら、ぴったり来ますけどね(遠い目)。

 でも、『遥か過去から未来へと、人々は命の系譜をつないで来た』という暗喩は、『西遊記』という物語にはぴったりくると思います。

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 オマケとして。

 偽悟浄の登場シーンを見たとき。
『ぶち切れて偽物を殴りにかかる本物悟浄の図』が脳裏に浮かんだのは私だけではないでしょう。
 見事に悟浄の地雷を踏んでおります…(笑)。





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Last updated  2007/06/18 10:03:59 PM


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