PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
去年、参加した「ニッティングデイズ」で
今まで自己流で楽しければいいと思っていた自分の編み物とは
まったく違う世界を見る機会に恵まれました。
例えば今編んでいるチャーリーツィードはウールの糸に
色のついたアクリルの糸が巻きついています。

編んでいると表面にポコポコとアクリル糸の色がでてきて
おもしろい表情になります。

(これは色がとんでしまっています本当はもう少し濃い色です。)
これはヴォーグの作品写真とは違う雰囲気です。

どちらがいいとか悪いとかではなく
私はこうなることを予想してこの糸を選んだのか?
ということなのです。
思い通りにならなくても仕上がりがよければいいのですが、
少なくともどんなふうにするつもりなのかは大事ではないか?
糸を選ぶとき、初心者のころは太さと色、材質にしか興味がなかったのですが、
ある程度編んでくるとそれ以外に、
質感とか輝きとか撚りとか重さとか
いろいろなことが作品に影響を与えるということに気づきます。
指定糸で編めればいいのですが、
在庫糸を消費したいとか、指定糸が手に入らないときは
他の糸を使います。
すると、作品の仕上がりがちょっと違ったりするわけです。
もちろん手がゆるいとかきついとか下手だとか腕のせいもあるのでしょうが、
それだけではないと思います。
こうしてバカみたいに毎日編んでいるので
同じことを繰り返すのも能がない、
どうせ編むならなるべく失敗作を作りたくない。
編む前の準備をもっと丁寧にすべきなのだと思います。
糸の選定、編み地のチェック、ゲージ、作品のシルエットのイメージ。
どんな作品を編みたいのか、どんなときにどこでそれを着るのか。
どんな服と組み合わせるのかそれをなるべく明確にしていけば
私の編み物ももう少し先へ、進歩できるのではないか。
どこまでできるかわからないのですが、今年はそんなこともやっていきたいです。
opal毛糸のパンツ 2022年03月15日
テライさんの福袋 オパール毛糸で編むベ… 2022年02月27日
テライさんの福袋 オパール毛糸で編むス… 2022年02月27日