渦巻き鳥の行く末は?

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hajime1017

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Mar 16, 2005
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 先日の日曜日、一念発起して部屋の大規模な掃除を行った。

 まず掃除につい手を話す前に、僕の部屋の来歴というか、間取りというかとにかくそのあたりについて少し語りたい。

 僕の家は、四人兄弟である。僕は末っ子であり、上に姉、そして二人の兄がいた。僕が今使ってる部屋というのは、以前は上の三人が共有で使っていたスペースであり、兄二人が手前のスペースを。姉がアコーデオンカーテンで仕切った奥のスペースを使っていた。

 その後、色々な経緯から一番上の兄が家を出て、んでもって物置というか物干し状態だった三階を人の生活できる空間へと変え、そこに姉が移り住み、兄が三人で共有していた場所、つまりは今の僕の部屋を使っていた。

 ちなみに僕はその当時、小学生だか中学生くらい、でもって部屋無き子であった。多感な時期で、彼女を家に連れ込んで、勉強と称して保健体育のみ成績が上がるような行為にいそしみたいな、と当時ヤングサンデーで連載していた遊人氏の、問題があって気づくと打ち切りみたいになった『ANGEL』という漫画をセコセコと読んでいたのが思い出される。

 その後、あまり時をおかずに二番目の兄も家をでて、今の僕の部屋が、やっと僕自身のものになった。部屋に移り住んだ当時は、兄が去った後にも隠されていたエロ本に狂喜しながら、必死に自家発電をしていた。もちろん、当時の彼女を連れ込み保健体育の学習にもいそしんでいた。

 その後、姉も家を出て行き、まぁあまり僕の部屋には影響はないのだが、実家で子供と認識される存在は僕だけとなった。そして僕も大学二年生になる頃、家をでることになった。

 といっても、大学卒業と同時に戻ってくるつもりであり、さらに一人暮らし先は電車で二時間程度の場所であったので、僕の匂いを十分に残しておいた。

 そして月日はたち、僕が家に帰ると…。見事に親父は僕の匂いを消し去り、自分の匂いを残していた。もちろん、僕が残していったいくつかの思い出の品の一部は捨てられており、悲しくなった。



 すでにそれから二年以上の月日が流れている。だのに…

 何故か知らないが、僕の部屋なのに僕の使ってない洋服ダンスが二つ。そして備え付けなのに、すでに物がいっぱいな押入れが二つ(押入れを数える時の単位って何だ? ブンブンブブブン! 押入れ! 1… ゴッドファーザー! みたいな)ある。そんな状況で、もし僕があまり物を持ってないほうなら良いのだが、とにかく本が多い。すでに廊下にある文庫用の本棚は満席で、部屋のドアのヨコにうずたかく文庫はあるし、新書サイズ用の本棚もヤバイ。そしてハードカバー用も同じであり、CDラックも…、さらにDVD置き場なんて…。

 くわえて先日、頻繁に訪れるとあるサイトで紹介されていた

スペース ワープ 5000
スペース ワープ 5000

なるおもちゃを購入してしまったから大変! これは正に『レイアウト、考え直すべきだよ』といわれてるって言うか、言ってるって言うか、言いたいって言うか、聞こえるって言うか、聞きたくないって言うか、まぁとにかくそんな感じだ(なんか最近、これに似た表現を多用してるな…)。

 そしてついに、半ば開かずの間と化してる押入れ1の整理を始めた。予想していたとはいえ、すごい誇り× 埃◎ であった。中身の大半は、何故か来客用の布団。ていうか来客用の布団は、すでに廊下の押入れに確保してあり、この布団が日の目を見たのはおそらくオリンピック的に時間が経過しており、その心は四年ぶり! みたいなノリであった(前に付き合った女の子で、部屋に泊まってくれた時に、「言ったとおり、かなり久しぶりの彼氏なのね。で、ぶっちゃけるけどHするの四年ぶりだったり…。正直、ふつつかでゴメンって感じ」などとオモロ可愛いコトを言うから、いとおしく思ってしまい『オリンピックだね』と僕なりにフォローしてみたら、――それはまるで、津波前に浜辺から一気に潮が引いて静かになるように――一瞬あきれた顔をして、すっごい勢いで「オリンピックって言うな!」と怒られたのを思い出した)。

 とりあえずそれらを、父のワガママでこしらえられた茶室に移しておいた。そしてその全てが終わると、押入れの有効利用の方法を考え出した。ていうか、実は既に決まっていて、そのために入念に雑巾がけ、掃除機がけ、でもって空気清浄機を最強にしてフル稼働(最強とフルって同じ意味だったりみたいな)してみた。

 やがてきれいになったソコに、僕は布団を強いてみた。『ふふぅ~ん。コレで僕も今日からドラえもん!』そうなのだ。僕は押入れをベッド代わりにする予定でいたのだ。だが…。




















長さが足りない……orz



 子供時代、そこに布団持ち込み寝たことがあり、見事に持病の喘息を再起動した記憶があるのだが、その当時の押入れは、僕にとって十分なスペースがあった。でも、時の流れが悲しいのか、無駄にでかい自分が悲しいの、今の僕にとって押入れは狭かった。

 このようにして、僕はせっかく片付けたスペースに何もおかず、相変わらず床に布団を引いてい寝ていたのだった。


追記:押入れの失敗談を親父に話すと、親父はマジメ顔で「なんだよ。じゃあ壁ぶち抜いてやるよ」と言っていた…。あの人ならやる。ていうか、できる話だ。でも、壁をぶち抜くに伴い、我が家が崩れないか心配でもある。とにかく(←なんな困ると「とにかく」、「なんにしろ」、「で、」に逃げる傾向があるな)、


























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Last updated  Mar 18, 2005 01:52:51 AM
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ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 <small> <a hre…
G.D @ あえてこちらに…。 ツルモクのやつは mixiの あれ、僕です(…
hajime1017 @ どうでしょ。 &gt;&gt;としきぴ さん 僕が思うに、顔を…

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