デジタルカメラで記録を残そう!

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秋にふさわしい花の写真について


・秋にふさわしい花の描写

秋を感じるように花を撮ってみましょう。
遠くの風光明媚な場所でなくて、近所や少し離れた公園や雑木林でも、被写体はたくさんあるはずです。

そのような自分だけの花を、身近なところで撮影すると、写真のおもしろさや楽しさが倍増します。

秋らしさを出すためには花だけを撮影しないで、画面の中に秋の気配のあるものを入れて撮影してみましょう。

代表的な例では田んぼ。
近郊に田んぼがあれば、その田の近くに咲いている花を見つけて、たわわに実った稲穂を背景にして、ズームを使わないでワイドで撮影をしてみましょう。
秋の稲の実りの時期に、田の近くではヒガンバナが咲くので、それをねらってみるのも良いでしょう。

また、ススキは必ず撮ってみたい被写体です。
ススキは朝や夕方の時間帯で撮ると効果的です。
また、風に揺れているススキを撮るり風になびいているところを撮影するのも楽しいと思います。

「ヒガンバナを撮ってみよう」
秋らしい雰囲気と組み合わせるためには、花より低いアングルから空に向けてカメラを構え、ヒガンバナにピントを合わせて撮影してみるのも良い方法です。
背景に紅葉を入れてみるのも楽しい写真が出来上がります。

「ススキを撮ってみよう」
秋の夕方とススキの組み合わせは、近所の場所でも十分に撮れます。
ススキの写真を撮るのに適しているのは、すっきりと晴れた日の夕方をねらって撮影するのがこつです。
青の爽やかさとススキの穂のきらきらとした輝きは、晴れた日でないと望めないからです。
夕方、空が赤くなってきてから撮影してみるのも秋の情感が出て良いものです。


・秋にふさわしい代表的な花を撮ってみよう

秋の代表的な花というと、まずコスモスがあげられます。
ピンクや白や紅色の可憐な色合いのコスモスは、良く晴れ上がった秋の青空によく似合います。

この花は公園や畑の道、国道沿いなどに良く咲いていて、被写体として撮りやすい花です。

また秋の七草を撮影してみるのも楽しいと思います。
日当たりの良い野原などに、良く咲いているのがオミナエシで、いかにもやさしい姿が秋の風情を感じさせてくれます。
キキョウはかつて野山に自生していましたが、今はめったに見られなくなり、栽培のものがほとんどになってしまいました。
花の先がひらひらと細く分かれた可憐な花、カワラナデシコは高原などで咲いています。クズはススキと同じように野原で良く咲いていますし、ヤマハギやノコンギクも野山で良く見つけることが出来ます。
最後の一つフジバカマは野生のものはまず無く、栽培されているのがほとんどです。

「コスモスの撮り方」
コスモスは茎が細いので、風にすぐに影響されてゆれてしまいます。ピントを合わせと、シャッターを押すタイミングに注意を払いましょう。
ピント合わせと撮影は、花にフォーカスをあわせてシャッターをそのまま半押しにしたままアングルを決めて撮影しましょう。
背景に秋晴れの青空を入れると、花色とのコントラストが綺麗な写真が撮れます。




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