今回はロシア共和国大使を訪ねて、狸穴のロシア大使館に伺いました。
インタビューワーは加瀬英明先生と中村江怜乃(エレナ)さん。
加瀬先生は叔父様の古い写真を持参、「この叔父がその昔ロシアに行ってそこで素敵なバイオリニストに出会って結婚して帰国、彼女が日本にバイオリンを伝えたのです」と。ちなみに加瀬先生は本当に世界に広がる血筋、なにしろあの小野ようこさんがイトコ。
日本地図を一人で歩いて作ってしまった伊能忠敬が曽祖父。地図は国を守るために一番大事なもの。漢の劉邦は地図を手に入れようとして暗殺されかかったことで有名。
江怜乃さん「大使は亡くなったお母様にもう一度会われたらどんなことをおっしゃりたいですか」
江怜乃さんには、大使の子供のころの思い出やどうして大使になったのか、素直に若い女性として聞きたいことを聞いていただきました。
大使が「父は1944年から1956年までは一日も休まずに働きました」ということです。そんな親の背中を見て育つことこそ一番の教育なのだと私は思いました。
もう一つ、「簡単に大使になったのではありません。大使になるためには本当に大変な勉強と努力をしました」、とおっしゃる大使の人柄がとても印象に残りました。
クリスマス・ツリーの飾られた大使の居間でお話を伺うことができて、この様子を皆様にお伝えできることを嬉しく思います。
江怜乃さんには大変でしたが、振袖に身を包んでいただいてとてもよかったと思いました。正装するということは心をただし、相手への尊敬の念を伝える一番いい道です。それにやはり日本の良さは日本らしさです。
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