さて、渡航当日です朝5:30、まずは電車で中部国際空港まで向かいました。
※空港近くのホテルに前泊したかったのですが、どのホテルも 「ハムスターでも何でもペットは不可」 と断られました。
国内線JAL でチェックインして成田に。。。ここで 「ペットがいます」 と聞いて、カウンターのJALのキレイなお姉さん、一気に怪訝な表情に
ハムスターは検疫が不要なこと、デルタ航空でアポは取ってあることを伝えても、お姉さんは首をひねってPCを眺めるばかり。。。結局、後ろに立っていたお局サマのような女性が仕切ります。
「申し訳ございません。規則で当社の空輸用クレート(鍵のかかる木製の箱)に入れないといけませんが。。。お客様の用意されたものだと、この中に入らないんですね。。。こちらに入らないとお運びできかねます。」
はーーーんッ![]()
じゃあ、さらにこの中にプラケースが入ってますから、出せばいいんですよねッ
「え、ええ、結構です(なんだ、この中にまだケースがあったのね)。ではこちらから出して、当社のクレートに入れさせて頂きます。」
「なに」「ハムスター」
と続々と係員が集まり、大人5~6人がかりで2ハムを取り囲みます。
もしプラケースに入れてなかったら。。。と思うと、ゾッとします
それからも、お姉さんのフンワリした攻撃を受け続けます(苦笑)
「ペット輸送に料金がかかりますけど、よろしいですか」
「いいに決まっとるで、ここまで持ってきとるんだらぁ~」
と、三河弁で叫びそうになるのを押さえて、お幾らでしょうかと尋ねると
「1匹につき2000円です。」
。。。2000円で、やめるとでも
※このへんで短気なO型のわたしはフゥーフゥー状態なので、温和な相棒さんが以下対応します。
「1つのトランクが25kgオーバーなので、もう1つバッグか何かに分けて、手荷物2つにしてください。そうしないと追加料金がかかります。」
「幾らくらいかかるんですか by相棒さん」
「えーっと。。。。。。。。。。(遅い)たぶん、5000円くらいかと。」
単に、料金計算が面倒なだけじゃん。。。とブツブツ言いながらも、なんとか2ハム&荷物を預けて、いざ成田へ
成田に到着すると、ハムスターだけピックアップして、 国際線のデルタ航空 に預け直します。
ここで、2ハムの様子を確認&追加のごはん投入
「飛行機の気圧変化に耐えられなかったらどうしよう。。。」
というわたしの心配をよそに、2匹とも 「ケロッ」
としていました![]()
追加のごはんをむさぼるしーちゃん(笑)
JALと違い、デルタ航空のカウンターのお姉さんたちはペット輸送が 「ハムスター」 と聞いても全く動じないので、経験があるのかと思いきや 「いやぁ~、ハムスターは初めてのケースです」 とのこと。
一応、自分で準備したクレートに 「Live Animal」
「」
など表示をしておきましたが、ちゃんとデルタ規定のシールも貼ってくれました![]()

※ここで寒さ対策として、ホッカイロ装着&綿をケースの中に投入。
この時、一応、決まりでケースの中の動物を確認しないといけないということで、2ハムをケースから出したのですが、皆さん 「ハムちゃんかわいいぃ~」「癒されるぅ~」 と、シトロンに釘付け
デトロイト到着時に機内から下ろされて、しばらく外気にさらされることを心配してくださり、デトロイトの気温をすぐに調べてくれるなど、とてもハートフルな対応でした![]()
最後には 「大変お待たせ致しました。私たちも大変勉強になりました」 の一言
わたくし、デルタの大ファンになりました
相棒さんが 「デルタのがんばってくれた人たちを撮りなさい」 とウルサイので(笑)遠慮気味に撮った1枚がこちら

相棒さんの背中の向こうにもう1名、PCを操作している女性がみえて、計2名でテキパキとお仕事してくれました![]()
この場を借りて、デルタ航空(成田)の皆さま、どうもありがとうございました
ここからは、シトロンとビビの体力勝負です。。。内心、とても不安で、最悪のケースも想定しなくてはいけないと、覚悟していました。
人間でもキツい長時間のフライト。。。気疲れしないように寝ていて欲しい。。。そればかり考えていました。
午後2時、デトロイトに到着
デトロイトではボストン行きの国内線に乗換するのですが、もともと乗継ぎ時間が短かく、入国審査もさっさと済ませないといけなかったのに。。。運悪く手荷物検査で時間がかかってしまいました
結局、2ハムも荷物も、カウンターでチェックしている時間も無くなってしまい
「いいから手続きしとくからゲートまでとにかく走って」
とせかされ、出発5分前に着席(汗)、慌てて搭乗したのですごく不安でしたが、機内で 「たしかにペットを乗せましたよ」
という札をもらって、ひと安心![]()
ようやく最終目的地、ボストン・ローガン国際空港に到着し、相棒さんが2ハムを引き取って、連れてきてくれた時の写真がこちらです

この時は、まだ中を確認していませんでしたが、デトロイトでチラッとのぞいた時は2匹とも動いていたので、大丈夫だと信じていました。
空港ロビーで2ハムに再会です![]()
「ぼちゅとん、ついたんでしゅか」
着いたよ~
しーちゃん、よくがんばったね~![]()
「ふわぁ~よく寝たビィ~~~」
ビーくん、ごはん残ってないね~
えらかったね~![]()
2匹とも、寝ぼけまなこでしたが、ちゃんとごはんも食べて、しっかりお水も飲んでいました![]()
タクシーでホテルに向かい、ボストンの夜景を眺めて。。。
長い長い1日は終わりました
こんな経験は、たぶんもう無いと思いますが。。。もし、急に海外に引越すことになって、可愛がっているハムスターを手放すことが出来ず、一緒に連れて行きたいと思っている方がみえましたら、このブログが少しでも参考になれば。。。と思います。
今年のハムめくり♪&ハムスター海外渡航に… 2012.01.08 コメント(3)
シトロン&ビビのボストン渡航記♪ ~前編… 2011.04.19
シトロン&ビビ、ボストンに到着しました! 2011.04.16 コメント(22)
PR
Calendar
Comments
Keyword Search