おばあちゃん大好きよ

祖母の愛用していたアイテムを使っています。

プリンカップ。

小さな小さな陶器のカップです。

ピンクには苺、白には栗が描かれています。

小さい頃、この小さなカップに入ったプリンをよく食べました。

ホーローのバット。

天ぷらなどをする時に使っています。

レトロな花柄が、なんともいえない雰囲気で大好き。

小さい頃、これに入った揚げたての天ぷらを、よくつまみ食いしました。

祖母の愛用品は、かわいい。

今はもう天国で暮らしているのだけれど、

彼女の住んだお家には、私の大切な「宝物」がまだまだ沢山眠っています。

結婚してからは、実家に帰るたびに、そのお家に行くようになりました。

誰も住んでいない、小さなお家。

祖母の小さな背丈に合わせた、キッチン。

使い古された大きな鍋と、白い割烹着。

あの頃のまんま、キレイな状態で残っています。。

食器棚には、「三ツ矢サイダーのアラレちゃんグラス」が並んでいて

幼い頃、そのグラスに少し濃いめのカルピスを作って飲ませてもらいました。

母は「これはアナタのものだから、東京に持って帰ればいいのに」と言いますが

私はあえて持って帰りません。

そのグラスだけは、そこにあってほしい。

そう思うからです。

祖母の使っていたものを日々のお料理で使うたびに、

あの小さくて丸っこい背中を思い出します。