結婚の宴
無事に終えました。
のにもかかわらず…今までの疲れが一気に出てしまい、
なかなかタイミングがつかめずに更新することができませんでした。
** お休みしている間、心配してくださった皆さんへ * *
たくさんのメッセージをいただき、本当にありがとうございました。
そんなわけで、今更ながらパーティーのご報告です。
前日までいろんな事件が次々と起こりました。
その中でも大変だったのは、出席者のこと。
欠席のはずだった方が、急に出席になったり、その逆もあったり。
前日の夜の22時まで、会場の方と電話でやりとりをすることに…。
普通ならば、誰よりも睡眠をとらなければならない花嫁さん。
しかしこの日は、夜中の2時に寝ることになりました…
(というか、ここまでの3日間、睡眠4時間で過ごしてましたけど…)
そして当日。
歌あり、笑いありの楽しい宴がはじまりました。
うちの旦那様は、いろんなところで気持ちが高まってしまって号泣…
私は何度その涙を拭いてあげたのでしょうか…
本当なら逆ですよね。私が泣いて、拭いてもらう立場なのに…ね(笑)
とにかく、彼の涙をこんなに見たのは、初めてのことでした。
唯一残念だったことは、お食事が食べれなかったこと。
次々と運ばれてくるお料理を食べられなかったことは、今でも後悔しています。
せめて「あわび」と「はも」と「ステーキ」は胃袋の中に入れたかったなぁ…。
花嫁さんって、なんで食べちゃいけないんですかね?
食いしん坊の私は、今でも夢の中にでてくるくらい後悔しています。
その反動なのか、パーティーが終わったあとには
ホールケーキ1個をまるごと食べてしまいましたけどね(汗)
いろいろ書きたいことは山ほどあるのですが、最後に1つお礼を言わせてください。
このブログで出会った Agriさんから
贈られた詩があります。
吉野弘さんの祝婚歌。
とても深みのある言葉で、何度も何度も読み返して泣きました。
祝婚歌 吉野弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
旦那様にも見せたところ、「これをパーティーで読もう」ということになり、
お食事会の最後に朗読させていただきました。
お義父さんも泣いていました。お義母さんも泣いていました。
もちろん私の父や母も、出席していただいた皆さんも泣きました。
Agriさん、素敵な詩を贈ってくれて、本当にありがとうございました。
私もそういう夫婦になれるように頑張りますね。
このブログでいろいろと支えてくれた皆さんにも、改めてお礼を言わせてくださいね。
本当にありがとうございました。
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