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ご訪問ありがとうございます。ブログを移転しました。引き続きよろしくお願いいたします。 http://magure21.blog.fc2.com/
2013年06月19日
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久しぶりの更新です。長い間ブログをお休みさせていましたが、健康を害したわけでもなく、写真三昧の日々を過ごしておりました。長い間、楽天ブログをお借りしておりましたが、いろいろ考えて下記サイトに移転することにしました。楽天ブログ「北の国へ」でご訪問いただいり、コメントをいただいた皆さん、ありがとうございました。移転後もそのまま「北の国へ」のタイトルで続けていきます。先月10日あまり北海道へ撮影に行っておりました。とりあえずは、その写真のご紹介から始める予定です。どうぞ、移転後もよろしくお願いします。@yume 移転先「北の国へ」http://magure21.blog.fc2.com/
2013年06月02日
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タイの田舎町で見つけた花の写真です。名前はさっぱりわかりません。 さて、タイの物価が安いというのは、誰もが知っていることですね。 一昨日、昨日とスーパーで買い物をしたので、ちょっと報告をします。 とにかくビールがお安く買えるのが何よりうれしいです。缶ビールが31バーツですから、93円ということになります。 ペットボトル入りの水が、1本。缶ビール5本、カットフルーツ2パック、合計220バーツ、660円というお買い物でした。 ただし、ビールは午後5時以降でないと買えないというのも、その意図が十分わかるだけにおもしろいですね。(もう少し細かい時間設定があるそうです)
2011年02月11日
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北海道旅行の報告を中断して、南の国からお届けします。 2月8日以来、バンコクから車で1時間半ほど離れた町に滞在しています。 もちろん散髪に来たわけではないのですが…。 テレビのニュースで見る限り、日本は相変わらず寒そうですが、こちらは30度を超える暑さです。 寒い関空から5時間あまりで、真夏を思わせるようなタイの熱気の中に移動した私の身体は、なかなか対応できず、昨日はぐったりしていました。 写真を撮りに行く時間もないので、身近な風景を撮ってみました。
2011年02月10日
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16日(土)昨日午後から雨が降り始め、仕方ないので旭川の大型電気店に行って時間をつぶしていました。 結局、コンパクトフラッシュ8GBを買いました。久しぶりにフジスーパーに行き、夕食やビール。酒などをたっぷり仕込みました。銭湯でゆっくり身体を温め、パソコンで写真を眺めながら、とりとめもなく飲んで、気がついたら朝でした。寝袋の中で雨の音を聞きながら、もう一眠り。 気がつくと雨はやんでいましたが、写真のような状況でした。 黄色く見えるところはひまわり畑です。 天候は回復する気配もないので、今日は次回のためのロケハンをすることにして、早速出発。層雲峡から三国峠に向かいます。この辺りの原生林は新緑の頃に撮影したいと思っているところです。 層雲峡では、中国人かと思って、片言の中国語で話しかけるとシンガポールの若者たちでした。いいカメラや機材を持ってました。 撮影ポイントや駐車スペースなどを確認しながら走っていくと、幌加温泉という表示があったので、今日のところは、温泉に入ってUターンすることにしました。温泉宿は2軒しかありませんし、そのうち1軒はやっているのかどうかもわからないひなびた宿です。入湯料500円を払って脱衣場から内湯の浴槽へ。結構何人もの客がのんびりしています。 露天風呂もあるようなので、戸を開けて外に出るとすごい寒さでした。震えながら浴槽に近づくと、先客は女性でした。 私は、すごすごと、また震えながら内湯へ戻っていきました。
2011年02月03日
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黄金色に輝く夜明けに夢中になってシャッターを押し続けていましたが、左側で動くものが目に入りました。 キタキツネが10mほど前を朝日の方に向かって歩いて行きます。 今回もであいました。太いしっぽがかわいいですね。 北海道ではどこにでもいるらしいし、エキノコックスという寄生虫がいるという話も聞きます。 観光客がえさをあげるために、そんな環境に馴染んでしまったキタキツネもいたりします。 さて、ちょっと周囲を眺めてみましょう。 昨日の撮影ポイントから左手の風景です。こちらは「新栄の丘」の方を向いています。 後ろをみるとこのような風景が広がっています。この方向には美瑛市街があります。 霧がまだ残っているので素早く撤収し、水沢方面の高台に行くことにしました。
2011年02月02日
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15日(金)4時起床。10日に家を出てきて5日目、車の中で蓑虫になって寝袋で寝るのも4回を数えたわけです。柔らかい布団が恋しいか、と聞かれるとちょっと困ってしまうけれど、学生時代ワンダーフォーゲル部だった私は友人の下宿でもよく飲んだくれて寝袋で寝ていたものです。 昨夜は、入浴後、360度静寂しかない翌朝の撮影場所に車を移動させて泊まりました。今日の写真は時系列でご覧いただきます。1枚目 午前5時19分 空は晴れ渡っていますが、十勝岳連峰には雲がかかっています。 2枚目 午前5時40分 少し雲がかかってきました。天気予報通りになってきているようで少し心配です。 3枚目 午前6時9分 夜明けです。東に横たわる十勝の山々から太陽が顔を出すと、すべてが黄金色に染まります。空も雲も霧も畑も、そして私も…。 この写真を思い描いて北海道に来たのです。 でも、残念ながら、空はすでに雲が覆い尽くそうかという勢いで変化していきました。
2011年02月01日
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原始の森を流れる川はさわやかな音を立てて流れていました。 私は飽きることもなく撮り続けていました。 幸いに熊どころか人間にも出会いませんでした。新緑の頃にもう一度がんばってみようと思っています。 昨日見つけた美瑛のひまわり畑にもどり、夕日とのコラボレーションを狙うことにしました。 三脚を準備し西の空を眺めていると若いカップルが車でやってきました。 「ひまわりの写真を撮ってるのですか」 と尋ねるので、 「太陽が沈むとき、きっときれいですよ」 と答えました。 太陽がこんなに早く動いているのかと思うほどの速さで山の向こうに沈んでいきました。 夢中で撮り続けていましたが、ふと後ろを見ると、先ほどの二人が肩を寄せ合って夕日に染まっていました。 彼らが「さようなら」といって去っていったあとも、なぜか私まで幸せな気分でした。
2011年01月31日
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青空が雲の隙間から見え隠れするようになると、周りの風景も一変します。 今回の旅は天候に恵まれていないので、このチャンスを逃すことはできません。 計画通りに上富良野町から中富良野町のポプラ並木に急ぎました。 前回冬に来たとき、寒い中立ち話でしたが昔の様子をお話しくださったおばあさん、お姿が見えませんでしたがお元気でしょうか。 ポプラ並木の道は、あの「北の国から」の舞台、富良野市麓郷に続いています。 私が目指すのは、原始ヶ原です。広大な自衛隊の演習場に続く、その名のとおり原始の森です。登山口まで細い道がどこまでも続くので、初めて来たときは途中で不安に駆られ、何度も戻ろうかと思案したくらいです。 おりしも、各地で熊が出没し、襲われたというニュースも連日報道されていました。 妻からのメールにも、「熊には気をつけるように」とありました。 北海道の熊はヒグマですから半端な大きさではないのでしょうね。 今まで出会ったエゾリスはちょこまか可愛いし、キタキツネも雪の広い丘で出会うと何やら仲間のような気がするし、エゾジカが大きな角をつきあわせている姿は奈良公園の鹿とは違った力強さを感じます。 まだ、ヒグマにはであったことがありません…であいたくもありません。一応、熊よけのすずをつけてはあるのですが、こんなチリンチリン可愛い音で大丈夫なのでしょうか。
2011年01月30日
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10月14日 この日も天候には恵まれず、今にも雨が落ちてくるのではないかというような曇天の朝でした。 美瑛町で撮影した白樺。 こういう写真は曇っていると柔らかい光線で、色もおとなしくしっとりした感じに仕上がります。 次第に天候が回復してきたのか、青空が見えてきました。 予定を変更して上富良野町から富良野市方面へ転戦することにしました。 北海道は空が広いので、青空になるとついつい空を広く撮し込みたくなります。 上富良野町市街を見下ろす、千望峠付近のようすです。 全体の情景がおわかりいただけるのではないかと思います。 これから、この市街を通り抜け、反対側へ移動します。
2011年01月28日
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13日、朝起きると外は時雨れていました。 日の出が午前5時45分なので、4時に携帯電話の目覚ましをセットしてありました。 しかし、雨が降ると万事休す、です。 そして、これ幸いと寝袋にさらに深く潜り込むのでした。 雨はその後やみましたが、一日中どんよりした天気が続きました。 でも、明日以降の計画を立てるために、一日中ロケハンで走り回っていました。ちょうど満開のひまわり畑も見つけたので、方角を考えると夕日とのコラボレーションもおもしろそうです。 3枚目の場所は柳の下のドジョウを狙っているところです。ただ、畑が気になっていました。 ビートがまだ収穫されていないので、美しい緑が広がっていますし、収穫された豆が形よく並べられているので、これならいい写真も撮れそうです。 明日はよい天気になりますように…。
2011年01月27日
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この日の夕暮れは、「セブンスターの木」で迎えることにしました。 夜明けと日没の前後の時間は一日のうちで一番感動的な風景を見せてくれます。 ですから、この時間をどこで迎えるかの選択もとても大切です。 「セブンスターの木」はセブンスターのCMで撮影されたらしいのですが、私は記憶にありません。 観光客の多くの人が立ち寄るところです。駐車場で観光バスを降りた人はきそってこの木の下に行き、記念写真を撮っています。 でも、ここは観光客のみなさんが宿のお風呂に入る頃、夕日がとてもきれいなんです。 この日は、少し離れたところで農家の方がニオを作る作業に追われていました。夕暮れの中で収穫した豆類を積み上げて、ブルーのシートをかけています。 ふと薄暗い丘の上を見ると、セブンスターの木の下で何人かの人が写真を撮っていました。シルエットになってきれいなので、カメラを向け、ファインダーをのぞいてみると、ウェディングドレスの女性がいます。 いわゆる「前撮り」なのでしょうか。夕暮れの丘できっとおしゃれな写真になるのでしょうね。 驚くような夕焼けにはなりませんでしたが、薄ピンクの淡い色の空も絵のようで時のたつのも忘れて眺めていました。 後は、ふじスーパーで買い物をし、銭湯「松の湯」で冷えた体を温めたら狭い車の中ですが、楽しい夕食です。もちろん、ビールは北海道限定「サッポロ クラシック」
2011年01月26日
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車に戻り、お湯を沸かして遅い昼食です。ローソンで仕入れてきたカップ麺と朝のパンの残りという貧弱なものですが。 それでもまあ、冷え切った体には、このカップ麺というのはなかなかのごちそうです。 もともと一人旅なので気楽なものです。 そのまま、白金温泉にも立ち寄らず、「青い沼」とか「ブルーレイク」とかよばれているスポットに立ち寄りました。 紅葉が終わってしまっているので、「青い水面に写り込む紅葉」というイメージにはほど遠かったのですが、何度来ても感心する水の青さでした。
2011年01月25日
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10月12日 日の出時刻は午前5時40分頃です。 うつろな意識の中で、時計をみるとすでに5時30分。寝袋の暖かさの中で熟睡して、寝過ごしてしまいました。 Tシャツ、ジャージをパジャマにして寝ているので、こんな時つごうがいいのです。いきなり外に飛び出してもおかしくありませんから。 外は一面べったりした白い霧。 遠景に見えるはずの十勝岳連峰どころか、すぐ前の畑すら見えません。 それでも、霧の晴れ間から見える十勝岳と朝日がおりなすドラマチックな風景を期待してひたすら待ちました。 私のラッキーアイテムであるあんパンをかじりながら待ち続けたことはいうまでもありません。 しかし、神は非情です。 霧は次第に晴れてはいきましたが、陽はすでに高くのぼり、私の頭のようなボーとした、風景が広がっていました。 次は、十勝岳方面に移動して、紅葉の名残をねらう作戦です。 たいした成果もなく、白金温泉にむかいます。 脇道の駐車場に車を止め、枯れ葉の積もった遊歩道をぐんぐん歩いて原生林の中を進んでいきました。別に当てがあるわけでもありませんが、初めての場所なので期待もあります。 水が流れる音がするのでのぞきこむと、川の水は美しく、すべての石が緑色に苔むし、川底には美しい緑の水草がゆらめいていました。 10分あまり雑木をかき分けたり、崖を降りたりして撮影ポイントを探しました。川には近づけるのですが、思うような場所は見つかりません。 こうなれば仕方ありません。最後の手段です。 靴と靴下を脱いで、ジーンズの裾を膝の上までたくし上げました。 三脚にカメラを慎重にセットして肩に担いで、川の真ん中まで入っていこうというわけです。 私はもともと冷え性なんです。
2011年01月24日
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10月11日 小樽港に定刻に到着した私は、午後9時には夜の小樽を後に高速道路を突っ走っていました。 昨11月に来たときは、ロマンティックな夜の小樽をのんびり散策したのですが、今回は1週間あまりと限られた時間なので、とりあえず目的の上富良野に急ぎます。 柳の下で2匹目のドジョウをつかまえてやろう、というのがそもそも今回の旅の目的です。 昨11月撮影した写真が読売新聞社の「平成百景ー美しい日本を残そうー」に選ばれ、写真集に掲載されたものですから、味を占めて、今回はもう少し時期を早め紅葉と絡めた写真を撮ろうという魂胆です。 その夜、12時前には目的の上富良野町の千望峠駐車場に到着。ここは夜明けの撮影ポイントの一つ。 駐車場の車中で泊まり、翌朝の夜明けの朝霧を狙う作戦です。 ヴォクシーの後部の荷物を片付け、人一人が寝ることのできる最低限度のスペースを確保して、寝袋に入るといきなり夢の中へ…。
2011年01月23日
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パソコンの調子が悪く、あれやこれやと触っているうちに、泥沼にはまり込んだようになってしまい、結局は再セットアップをするはめになりました。 ドライバを捜し出したり、無線LANの設定をしたりと、思わぬ事態で時間をとってしまいました。 急いで、旅の続きをご紹介します。 新日本海フェリーは、舞鶴を0時30分に出港すると、当日の20時45分に小樽に入港します。 時間にするとおよそ20時間。時速50km位で日本海を一気に北上します。 北海道に近づくまでは、見渡す限りの海。 昼食は、とりあえずラーメンに生ビール。麺好き、ビール好きの私の定番コラボレーションですね。 栄養的にいえば…、などといわないでくださいね。 そして、ゆっくり時間をかけてお風呂に2回ばかり入ります。 大きな浴槽のお湯が、わずかに波だっているのが船のお風呂らしいところですね。 後は、船室で寝ながら読書するのもいいし、窓辺のテーブルでのんびり海を眺めるのもまたいいのです。
2011年01月22日
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昨年秋10日間ほど北海道へ行きましたが、そのことはブログでご紹介していませんでした。 少々季節外れではありますがご覧ください。 10月11日、0時30分舞鶴発小樽行きのフェリー「はまなす」に愛車ヴォクシーと共に乗船しました。 新日本海フェリーの40周年だか50周年だかの記念キャンペーンを知りました。往復4万円という格安料金なのでこれを利用しない手はありません。 残念ながら、キャンピングカーは車の長さが5mを超えるためキャンペーン対象外となりますから、仕方なく普段使っているヴォクシーで出かけることにしました。 これから1週間は、この車の後部座席を倒して寝袋での車中泊となります。 ですから、フェリーではゆっくり体を休め、体力を蓄えておこうというわけです。 20時間あまりを過ごすフェリー「はまなす」でのスナップです。 客の少ない2等寝台のベッドは結構快適です。
2011年01月17日
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今日の写真は、バンコクの朝の風景です。 さて、たかが散髪の顛末だけで長々と書いてきましたが、これも風邪をひいたため、撮影にも出られず、おとなしく部屋にこもっている結果だと思ってもう少しだけおつきあいください。 散髪が何とか終わり、シャンプーがオプションだというので、引き続き、これもお願いすることにしました。 まず、シャンプー用のいすに場所を移動しました。上を向いて寝て、シャワーでシャンプーをする方式は全く同じです。 頭の近くでシャワーの音が聞こえると、前頭部に冷水が勢いよくかかりました。 その冷たさに、驚いて声を上げそうになりましたが、ぐっと押さえてそっと目を開けると、にっこり微笑んだお姉さんの顔がありました。 そのうち、温水になるのかと思っていましたが、しばらくしても冷たいままですから、これが普通なんだろうとあきらめて、また目をつぶりました。 次第に慣れてくると、この冷たさが妙に気持ちいい…。 そして、ドライヤーで乾燥させ、お坊ちゃま風にていねいにセットして、マッサージもしてくれて完成です。 いすから立ち上がって私は、お坊ちゃま風に短くなった頭をなぜながら 「コップンカップ。タオライ?」(ありがとう。おいくら?)と料金を尋ねました。 合計120バーツでした。 1バーツが日本円で約3円ですから、360円ということになります。 何か儲けたような気になり、いそいそと息子の家に帰りました。「えー、ほんとに散髪に行ってきたの! 勇気あるなあ!」と、5年もタイに住む息子に、ニタニタ笑いながらほめてもらい(?)ました。 息子の嫁は、笑い出しそうな顔で眺め、「お父さん、すっきりしましたね。」と言いました。そこにいたタイ人の若い女性も、なにやらうれしそうに笑って「×○◆△カー」と言いました。 その女性の旦那が行く散髪屋は60バーツ(180円)で散髪、シャンプー、マッサージしてくれるらしいと聞いたのは後日談。 息子は次の日に、日本人スタッフがカットしてくれる散髪屋に行き、ごく当たり前な髪型になって帰ってきました。(終)
2011年01月16日
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タイの小さな港のスナップです。 1枚目 連絡船の客を待つ、ツゥクツゥク。 2枚目 海で遊ぶ子どもたち 3枚目 カラフルな漁船 さて、言葉もわからないタイの小さな町。 散髪屋のいすに腰掛けた私は、その後どうなったのでしょうか。 「イーブン?(日本人?)」と尋ねられたように思うので、私は鏡に写ったおねえさんに、にっこりほほえんで頷きました。なにしろここは「微笑みの国」なのです。次に白い清潔そうな布を首に巻いてくれましたが、これは全く日本と同じです。少し心の余裕ができたので、目だけを動かしながら、改めて店内の様子や鏡の前の備品をチェックしていきました。 どこを見ても私の町の散髪屋さんと大差ありません。何か大丈夫そうに思えてきました。 鏡の中のお姉さんは、手鏡で頭の後方を写して、「○△□◎♪×※◆○△□◎♪×※◆○△□◎♪×※◆カー?」「???????…?…」カットの具合を確認してくれているのでしょうか。意味不明です。「意味がわからない」という言葉もわからない。「おまかせです」という言葉もわからないのです。私の今伝えられる言葉は「サンニットノーイ」と「ローノイカップ」しかありません。しかも、どちらが(少し短くして)で、どちらが(男前にして)だったかも次第に混乱してきて…。仕方なく、にっこり微笑んで「ローノイカップ!」 鏡の中でにっこり頷いてお姉さんは、電気バリカンを手にスイッチを入れブラシで刃先の点検です。 そして、いきなり側頭部からバリカンで刈り上げていきました。 日本では、はさみで形を整えながら切りそろえていってくれるのですが…。「えー、少しって言ったのに。」 しかし、それを伝える言葉はもう、もちあわせていません。 その間に、バリカンの音も快調に右側頭部はもみあげも含めて刈り上げ終了し、後頭部の刈り上げにかかっています。 散髪にくる前に、息子に「歯医者で間違って歯を抜かれたら、取り返しはつかないけれど、散髪でどんな風になってもひと月もすれば元通りになるよ。」と豪語してきたのを思い出し、覚悟を決めた私は、目をつぶることにしました。 おねえさんと私の沈黙はしばらく続き、タイ語のテレビの音声と快調な電動バリカンの音だけが響いていました。 薄目を開けて、鏡を見るとお姉さんは真剣な面持ちで、もう一方の耳の周辺を刈り上げています。 慎重に両手を使って、何度も何度も刈り上げていきます。 この意味のわからない外国人の散髪を失敗して、国際問題になってはいけないという緊張感…そんなことないよね。 途中で何度かおねえさんは話しかけてきました。 結局そのたびに何もわからないので、にっこり微笑むだけの私にあきれたのか、コミュニケーションも深まらないまま散髪は終了。 さて、できあがりはいかがでしょうか。鏡の中のおねえさんは、手鏡で後頭部から側頭部を見せながら、少し心配そうな顔で私を見ています。 できあがりを文で説明するのは難しいのですが、とにかくきれいに刈り上げてあるのですが、「少し」と言ったからか、上の方の髪はほとんど切ってない状態とでも説明すればよいのでしょうか…。とにかく、はさみの使用は皆無に近く、バリカンのみで仕上げたのですから…。 なんだか、お坊ちゃま風?? でも、私は即座に、にっこり微笑みながら「コップンカップ」(ありがとう)と言いました。 おねえさんは、ほっとした顔で「○△□◎♪×※◆○△□◎♪×シャンプー○△□◎♪×※◆○△□◎♪×?」と尋ねました。 シャンプーは別料金なのだがどうするかということなのでしょうか。 長くなってきたので、シャンプー編はまた、明日と言うことで…。
2011年01月15日
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昨年の12月の中頃、私は1週間あまりタイにいました。 毎日雑役をこなしていましたので、写真はあまりないのですが、帰りのスワンナブーム空港のスナップです。 0時になろうかというこの時間に、すごい発着便数ですね。 日本を出発するとき、鏡を見て「散髪に行かないとだめだなあ。」と思っていました。 タイに着くと気温は30度は超えていますので、一気に汗ばんで気持ちが悪く、「よーし、この際ここで散髪に行こう!」と決心しました。 ここは、首都バンコクから車で2時間ばかり離れた地方都市。 タイ語の話せない私の散髪はいったいどうなるのでしょうか。 散髪屋が徒歩5分のところに2軒あるのはすでに確かめてあります。 赤と青のくるくる回るシンボルマークは日本と同じですから…。 必要な言葉は、 「少しだけ短くしてください。」 いや、その前に 「散髪はできますか。」も必要かな。 あと、「こんにちは」と「おいくらですか」「ありがとう」は言える。 持っている「旅に指さし会話帳」には散髪の単語すらのってないので、ネットで調べました。 まずは、 「タッポム、ダイマイカップ?」 これで、散髪はできますか?とたずね、散髪屋とわかっているんだから、当然OKの意思表示がある。 で、私は 「サン ニット ノーイ」少し短くしてほしい、と伝えよう。それから、余裕があれば 「ロー ノイ カップ」男前にしてください、と軽いジョークで笑ってみよう…。と作戦は万全です。 後は30分ばかり念仏のように唱えながら覚え、忘れないうちにと、早足で1軒目の散髪屋に行きました。二人の客がテレビを見ながら順番を待っています。 私の予想したシチュエーションではありません。 早くも挫折して、すごすごと2軒目へ。 外から見るかぎり、お姉さんが一人客待ち顔でテレビを見ています。 他に客はいません。「サワディカップ。 えー、タッポム ダイマイカップ?」 40歳代と思えるお姉さんは、不思議そうな顔をして、それでもにっこりほほえんで、鏡の前の散髪用いすに私を座らせてくれました。 すると、いきなり「×△□◇※○カー?」 と言いました。何か尋ねてくれているようです。「えー、ローノイカップ!!」 思わず一番覚えやすかった、この言葉がすっと出て行きました。 お姉さんはぷっと吹き出すように笑って、「イーブン?」(日本人か?)と尋ねました。長くなってきたので、続きは明日…
2011年01月14日
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いやあ、参りました! 正月早々熱を出してこの二日間寝込んでおりました。咳も出るので風邪だと思います。 この前にこんな状態で寝込んだのはいつ以来なんでしょう。ここ数年はないはずなので、とにかく久しぶりです。 妻の声も妙に優しい…。 薬が効いたのか熱もようやく下がりました。 でも、次第に布団の暖かさから抜け出すのが億劫になり、枕元にはパソコンや本や雑誌が次第に増えていき、居心地がよくなってこのまま寝たきり老人になったらどうしよう…。 母をデイサービスに送り出した後、新聞を読みながら、まだすっきりしない頭で明日の出初め式の撮影はどうしようかなあ、と思っていました。
2011年01月13日
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昨日の出来事。妻と久しぶりに映画を見に行きました。テレビで頻繁に宣伝されている「相棒-劇場版2」です。 映画の前に、まずは腹ごしらえというわけで、何軒もあるお店の前でショーケースを眺めて品定めです。 とんかつ屋のカツ丼がおいしそうです。ぱりっとした衣のヒレカツに、とろっとした卵。それはおいしそうです。 妻は、何でもいいというのでそのお店に入って早速注文です。 なんと、ひれカツ丼はお持ち帰りだけなんですって! ショーケースには、そんな風に書いてあるというのです。私がどうしようかと困っていたら、おとなしそうな若い女子店員が、「お子様用のどんぶりというのがありますので、中で聞いてきます。少々お待ちください。」といって厨房の方に消えていきました。なにやら相談していただいているようです。OKという返事だったので、「申し訳ない、わがままを言ったようで。」と恐縮しながら待ちました。 かなりの時間がたちました。 お兄さんの店員が、妻の注文したとんかつ定食と同時にテーブルにおいてくれたのはキティーちゃんのトレイにのったピンクの模様が入った小ぶりのどんぶり茶碗でした。 3口で食べてしまいそうなほどのご飯に3きれのとんかつ。それにエビフライが1匹。 お兄さんの店員は。私の顔を見るなりぎょっとして、そして、気の毒そうに 「ドリンクでもおつけしましょうか」と…。 お子様丼からおもちゃを省略しただけなのに、何を協議してたんだろう。 二度とその店には行かないだろうなあ。
2011年01月09日
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昨日朝、母をデイサービスに見送ってから、雪の高野山へでかけました。 年末からの雪がまだ残っているという情報を耳にしたからです。 自宅から車を南に走らせ、20分もすると峠道は路肩に除雪した雪が残り、外気温はすでに-1℃。 国道から細い道路をぐんぐん上っていくにつれ、積雪も増えてきます。 午前10時を過ぎて、陽も高くなっているというのに外気温も下がっていきます。 これなら樹氷もみられるのではないかと急遽予定を変更し、荒神岳に向かうことにしました。 気温は-5℃でしたが、樹氷のある尾根筋は強風が横なぐりに吹いて、体感温度はもっと低く、耐えられないほどの寒さでした。 三脚を立て、すごい速さで流れていく雲を見上げながら、陽がさすタイミングをじっと待っていました。
2011年01月08日
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みなさんはお正月をいかがお過ごしでしたか。 わが家では3人の子どもたちが次々に帰省して、久しぶりににぎやかでした。 タイに在住し仕事をしている息子も妻子を連れて1年ぶりに帰ってきました。 母は、私の息子の名前を忘れ、知らない人の名前を呼んでいました。 何度指摘をしても、しばらくするとまた、同じ人の名前で呼びます。 3番目で生まれた男の子ということもあり、母親は過剰なほどの愛情を注ぎ、二人の姉のひんしゅくをかっていたのに…と驚きました。 祖母の記憶から消えてしまった息子は、認知症だということはわかっているのですが、泣きそうな顔をして祖母を見つめていました。 さて、今日の写真は高野山です。 昨日の写真の撮影場所から車で20分弱ですの、昨年秋は3度ほど出かけました。 季節外れの写真ですが、ご覧ください。 今、高野山は年末からの雪で、10センチ位の積雪があるそうなので、撮影に出かけようと思うのですが、その前にスタッドレスタイヤに交換しないといけません。 いつになることやら…。
2011年01月06日
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万葉集に「東の野にかぎろいの立つ見えて…」とあり、広辞苑では「かぎろい(ひ)」のことを「日の出前に東の空にさしそめる光」と説明しています。 また、「陽炎」「火光」という漢字をあてているので、 どういう状況を指しているのかなかなかイメージできず、1枚目の写真を撮影しながらも、また、「これがかぎろいというのかなあ…。」と思っていました。
2011年01月05日
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長い間放置状態のブログでしたが、たくさんの心温まるコメントをいただきありがとうございました。 昨年秋から細々と撮ってきた写真をご覧いただこうと思っています。旬外れの写真になりますが、ご了承ください。 私は「吉野」というと狭い意味では吉野山周辺をさし、広い意味では奈良県の南半分、市町村合併前の「吉野郡」ぐらいをさしていると理解しています。 写真は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されている地域です。 山しかないように見える風景の中に、霊場や参詣道が時の流れを超えて残っています。 自宅を3時過ぎに出ると、4時頃にはこの撮影ポイントに着くことができます。 撮影後すぐ自宅に向かうと、母のデーサービスお見送りには余裕をもって帰ることができるので、昨秋は、計5回この場所に出かけることができました。
2011年01月04日
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ブログの更新も気になりつつ、とうとう年を越してしまいました。母の介護に明け暮れて、手が回らなかったわけでもなく、写真を撮る間もないほど慌ただしくしていたわけでもなかったのですが…。 とりあえずは、お正月の挨拶をして、心新たにがんばってみようと思っております。 本年もよろしくお願いします。
2011年01月03日
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久しぶりに帰省していた娘を駅に送り、リハビリのために母を病院に連れて行きました。 母は、駅で車から降り改札へと向かう孫娘にいつまでも笑顔で手を振っていました。 そして、いつものように脳外科で血圧を測ってもらってから、1時間あまりのリハビリに向かいます。 その間、私は近くで一番がらんとしている産婦人科の待ち合いで読みかけの本を開きます。 次回の予約をして、会計を済ませ、家に帰り着くとすぐに昼食です。 今日の献立は、妻が出勤前に作っていった弁当+私がゆがいた素麺。 「真子はもう帰ったの」と、駅で手を振ったことも忘れて尋ねます。 結局、食事の間に3回も同じことを尋ねました。 夕方、妻が帰宅して母に尋ねました。「今日は病院に行ってきたの。」「病院なんか行ってないよ。」と不思議そうな顔で答えます。今の母には、編んでも編んでもその尻から毛糸がほどけていくマフラーのように、記憶は10分も脳にとどまってくれないのです。 一時は、自分の名前も年齢も住所もどこかに行ってしまっていたし、何よりひとり息子の私の名前すら忘れ、こともあろうに30年以上も前に死んだ私の父、つまり、母の連れ合いの名前を呼んでいたのです。 記憶というのは古いものから順に消えていくのではなく、新しいものから順になくなっていくのでしょうか。 ブログ再開に際し、たくさんの心温まるコメントをいただき本当にありがとうございます。 写真も再開して、今まで撮ってこなかった地元の写真にも手を着けはじめたし、母の写真も撮ってやろうかとも思っています。
2010年07月26日
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昨日、古い友人が訪ねてきてくれました。「北海道へ行ってるのかと思ってた。」と笑って言っていました。 ブログの更新をしなくなって、あっという間に3ヶ月。詳しい事情は何も書かないまま中断してしまったので、ご心配いただいたりしたのではないかと思います。 89歳になる私の母親が、急に体調がおかしくなって救急外来で脳梗塞と診断されたのが4月。 歩行ができなくなり、右手も箸も握れないような麻痺がありました。記憶中枢もだめになったのか、自分の名前すらも忘れてしまったようです。よくしゃべる母だったのに、一言も話さなくなり、表情もなくなってしまいました。 入院はしないかわり、毎日病院に通って3時間の点滴とリハビリをすることになったのです。それまで母は自分のことは曲がりなりにも自分でできていたので、妻が毎日早くから仕事に出勤しても、私はカメラを持って気の向くままに出かけることができていたのです。 いつかはこんな日が来るだろうという予感はないではありませんでしたが、いざ現実になってみるとこれがなかなか大変なんですね。 そして、4月末から九州へ行く計画も、5月末からの北海道への撮影旅行も、未練だけを残して、まるで霧のように消えていってしまいました。見通しの立たない現実に背を向けて「北の国へ」ブログに、文を書く前向きな気にもならず、ただ時の流れに身をゆだねていました。 最近の母は、運動機能面ではかなり回復してきましたし、デーサービスにも出かけるようになりましたので近場への撮影なら出かけられる余裕もでてきました。 ひょっとするとブログ名を「母の介護日誌」と変えなければならないような内容になるかもしれませんが、ご了解いただいてブログを再開しようと思います。どうぞよろしくお願いします。
2010年07月24日
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このところ体調を崩した母親に付き添って毎日病院に通っています。 リハビリ1時間、点滴2時間30分 計3時間半の待ち時間は久しぶりにまとまった読書の時間になっています。 昨日から読み始めた「カシオペアの丘で(上)」重松 清著も、残りのページが少なくなって来ているのが、本を持つ左手の感触でわかります。 「泣かせる小説家」というくくりがあるとすれば、きっとランクに入る重松清。さすが、泣かせます。 でも、あまり病院で読む本じゃないなあ。 写真は前回と同じ、朝露の美しさにあわてて撮った写真です。 ナノハナやタンポポの綿毛と朝の露。 セイヨウタンポポは季節知らずに花を咲かせるので、もうすでに、ふわふわの綿毛になっています。 ここをクリックして頂くと、にほんブログ村風景写真コーナーで人気ランクがアップします。よろしければクリックをお願いします。
2010年04月22日
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朝、外に出てみるとまぶしい日差しが輝いていました。 何か、ちょっと久しぶりに太陽を見たような気がしました。 今日は来客があるので、撮影に出かける予定もありません。 いつもは勤めに出ている妻も今日は休みなので、がらりとあちらこちらを開け放って掃除をしています。 この暖かい雰囲気も太陽が運んでくれたのでしょうか。 庭の草花を眺めると、たくさんの朝露がキラキラしています。 紫ナノハナが風にゆらりゆらりと揺れるたびに、まるくなった水滴が紫水晶のように輝いていました。
2010年04月17日
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「ひと目千本」と呼ばれるほどの華やかさとはちょっとおもむきの違う、吉野山をご覧いただいています。 吉野山は、下から「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と順に桜が咲いていくので、長期間桜を楽しめるわけです。 写真は、上千本から中千本を見下ろす形で撮影しています。 先日から出会ったカメラマンの多くは県外からの人たちでした。 私と同様、地元の風景にはあまり魅力を感じないのか、奈良県民にはお出会いできなかったように思います。 関東方面からの観光客も多く、「るるぶ」小脇にしっかり歩いて上千本まで登ってきていました。 「あこがれの吉野にこれてよかったね。」そんな声を聞くと、今まであまり撮ってこなかったことをちょっと悔やんでいました。
2010年04月16日
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吉野山は、歴史上何度も登場してくるのですが、どうも悲劇の舞台となることの方が多いようです。 源頼朝に追われた義経が、この吉野山で静御前と別れ、東国へと逃げるというのはよく知られたお話ですね。 今朝も4時頃から吉野山に出かけましたが、着いたころから雪がちらちらと降ってきました。 桜、新緑、雪、そして吉野の悲しい歴史のコラボレーション! どきどきしながら待ちましたが、そのうち、雪が小雨に変わり、そそくさと家路につきました。、 ブログタイトル「北の国へ」は名ばかりで地元奈良県でうろうろしています。 5月末から北海道へ行くことが本決まりになりましたので、それまでしばらくこのような感じでお待ち下さい。
2010年04月15日
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12日は夕方から、13日は早朝から吉野山に出かけました。 桜も盛りが過ぎた平日とはいえ、侮れないのがこの時期の吉野山。 狭い道路のため、歩行者天国となり、車は通行止め。 駐車場を求める車が、いらいらと走り回る風景は毎年のことですから、私は自宅から遠くはないのですが、つい行きそびれてしまいます。 混雑する昼を外す作戦です。 あいにく雨交じりの天候でした。 尾根筋にひらけた吉野山の町並みと蔵王堂が雲に浮かぶように見えました。 かつて、修験道の霊場として開かれた吉野山。 奥深く、味わい深い雰囲気が漂っていました。 吉野山の桜は、山桜が中心です。花が白く小振りですが、同時に淡い色の若葉が出てくるため、ソメイヨシノなどの鮮やかさとは違った色合いになります。 この色合いは、まだまだ見頃なのでお越しになりませんか。
2010年04月14日
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アジアの街角の風景はモノクロ表現がしっくりくるように思います。 スナップは写真の基本なので、たまにはこんな作品に仕上げてみるのも楽しいものです。 バリ島で見た「祈り」の風景です。 信仰心のない私も神社や寺では、一応お賽銭を上げ手を合わせてはいます。 でも、だいたいは「家内安全」程度の一般的お願い事項を頭に浮かべている程度で、それも、はなからあてにはしていないんじゃないかとも思います。 そんな私でも、アジアの国で日常的に見る敬虔な祈りの風景には心惹かれるのが不思議ですね。
2010年04月12日
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バンコクの治安が懸念されるニュースが気がかりです。 今日は水上マーケットのスナップです。 水上マーケットといっても、今や観光客相手の土産物を売る店がほとんどで、片言の日本語や英語で値段を交渉する声が響いています。 生活感がないとはいえ、働く女性のたくましさやエネルギーを感じます。 こういう場所は、女の出場所と心得ているのか、なんとも男の姿は影が薄い。寡黙に、観光客を乗せた小舟を操るくらいです。 ゴールデンウィークも近づいてきました。 また、あちらこちらで大渋滞がおきるのでしょうね。
2010年04月11日
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酢酸くさい暗室で、モノクロの写真をプリントしていたのは遙か昔のことになってしまいました。 技術が進歩し、デジカメで撮った写真をモノクロに変換し、プリンタで印刷しても素人目にはなかなかの仕上がりになってきました。 時々、単にノスタルジーではなく、モノクロの写真がいいなあ、と思ったりもします。 バンコクの風景は原色であふれていますが、朝の風景をモノクロにしてみました。 一枚目は、水上バスが行き来する都市の風景です。 二枚目は、朝の屋台です。若い夫婦が揚げパン風の物を売っていました。 しっかり歩いて小腹が空いていたのでおいしかったです。 三枚目は、単なる廃ビルの落書きなんですけど…、これも都市の風景ですね。
2010年04月09日
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世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」というのは、写真のような幾重にも重なった山々にあります。 正面ずっとむこうが高野山で、若き弘法大師空海が修行に励んだ霊場です。 西に高野山、東に大峰の山々と見渡す限り果てしなく続く紀伊山地の風景。 陽が沈んでからもしばらく空を眺めていました。 人の姿や気配などどこにも感じることはありません。 ちっぽけな人間の存在や自然の大きさをつくづく感じる風景でした。
2010年04月08日
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次回の北海道への撮影旅行は、5月末から6月にかけ10日間ぐらいで計画しようと思い始めました。 問題は日程と資金計画です。計画の進行状況はまたお知らせするとして、当面は近場での撮影が続きます。 家の近くのダム湖に出かけました。 桜の花も慌ただしく終盤を迎えようとしています。 風に揺れる枝垂れ桜、華やかなソメイヨシノ、八重桜。 私が好きなのは花が小振りで白く、芽吹きと同時に花が咲く山桜です。 山桜の花びらが風に舞う清楚な風情を作品にしたいものだと思っています。
2010年04月07日
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「桜花爛漫の好季節」という挨拶文がぴったりする風景が満ちあふれているのに、何かもうひとつ意欲が湧いてこないのはどうしてなのでしょうか。 理由その1 天候がもう一つ長続きしなくて、タイミングが合わない。 理由その2 人混みを想像すると意欲が失せる。 理由その3 また、また、北海道へ行きたくなってきた。 というわけで、しばらく家の中で停滞前線。 昨日は久しぶりに電車で大阪に出て、ビッグカメラや東急ハンズで買い物をしちょっとした気分転換でした。
2010年04月05日
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午前6時過ぎにあてもなく家を出て、朝食までには家に帰り着きたいと思いながら、車を走らせました。 久しぶりに空は晴れわたり、きっと、日の出はきれいだろうなあ。 どこへ行く!どこへ行く! 美瑛のスポットならわかるのに。 柿と梅が植えられている山に登っていくと、雲海が見え、自宅から10分の場所とは思えない雰囲気です。 午後の方が光線の具合がいいしだれ桜です。 朝の冷え込みで、ぬれた道路が凍っていました。 背景の雲海と手前の桜をどう撮るのかが難しいところです。 少しストロボを発光させてみました。 くるっと回って、自宅に近づいたところで見つけた桜です。 おそらくほとんど撮られたことがない桜ではないかと思いますが、それにしても城壁を思わせるようなお家です。 鶯が、桜の花をついばんでいました。 自宅からぐるっと一回り、一時間の旅でしたが結構楽しめました。
2010年03月28日
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どうも毎日雨続きで、しかも、何だかうすら寒く、いつになれば春らしい風景が見られるのでしょうか。 菜の花の写真で気持ちだけでも春の暖かさを感じることにしましょう。 写真は、明日香村の菜の花のある風景です。 菜の花ほど青空に似合う花はないのではないでしょうか。 写真に撮るとよくわかるのですが、光の当たり具合で、菜の花の黄色が変わって写ります。 飛鳥の里もいよいよこれから花盛り。 飛鳥路を自転車でのんびり巡ってみてはいかがでしょうか。
2010年03月25日
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山の小さな学校を会場に写真展を開きましたが、学校の桜は美しく咲き、こぶしの花もつぼみがふくらんでいました。 めっきり春らしくなってきたので、北国の雪の写真も終わりにして、最近撮った写真をご紹介します。 良い天気の朝、自宅近辺の桜の写真を撮ろうと思い、およそ2時間ぐらいでぐるっと回ってきました。 休日でもあったので、どこへ行ってもカメラを持った人が何人もいました。 大阪あたりから来られていたりして、案外身近なところのものが自分には見えていないのだなあ、と思った次第です。 一枚目の写真は、山から日が昇るときのこの雰囲気がとても好きです。 少々暗い写真ではありますが…。 二枚目の写真は、学校の桜です。桜と学校はよく似合います。 しかし、この立派な校舎もすでに廃校となっており、子ども達の賑やかな声もありません。それでも、華やかに咲き続ける桜…。何とか作品にしたいと思います。 三枚目 グループで来られているのか、たくさんのカメラマンで、「もう少し後ろに下がってください。!」とか、「撮らないのなら、よけて下さい。!」とかの声。わかるけど、好きな雰囲気ではありません。
2010年03月24日
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また、少し更新ができずにおりました。 多少その言い訳をかねて、近況の報告です。 先日は、バンコクに住む息子夫婦に子どもが生まれたので、ちょっと見に行ってきました。 はれておじいちゃんになってしまったわけで…。 20日(日)2回目の写真展を開く予定をしていますが、北海道やタイへ行って準備を怠けていたツケがきて、ばたばたしております。 まあ、いつものことなのですが…。 今回の写真展も、前回と同じコンセプトで、子ども達の写真をその撮影した地域で開催しようというわけです。 先日、読売新聞社から写真集「こころの風景2010」が送られてきました。 コンテスト入賞の副賞というわけです。私の上富良野町で撮影した「乳白色の夜明け」という作品が掲載されています。本屋さんでちょっと覗いてみてください。 そんなこんなの生活ですが、このような電話がありました。相手は女性です。「東京の○○出版社です。今回写真集を発行することになり、あなた様の作品を掲載させていただきたく、お願いの電話をさせていただきました。 先日開催されました写真展に、ウチのスタッフが行かせていただき、感動してもどってまいりました。 つきましては、写真を一枚お借りしたいと思います。お願いできないでしょうか。」 皆さんはどう思われますか。 申し訳ないのですが、すべてが嘘っぽいのです。 私の写真展は、ニコンやキャノンのギャラリーで開催したわけでなく、バスも電車も行かない辺地の村の公民館で開催したのですから。 その後の話を要約すると、その写真集には広告を入れないので、その分の費用だけ作家がご負担下さいと言うのです。費用は10万円!。丁寧にお断りしましたが、いろいろとある慌ただしい毎日です。
2010年03月18日
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富良野の方に足を伸ばすことは少ないのですが、今回鳥沼公園へ出かけました。 名前の通り、小さな池にたくさんの野鳥がいます。 この池が凍結し、そこに積雪があると野鳥はどんな感じで…? 行ってみると、凍結もなくごく普通の感じで、水鳥が戯れておりました。 せっかくなので、池に映り込んだ、周囲の木立などちょっとデザイン的に撮影してみました。
2010年03月13日
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新栄の丘から見た朝日です。 この場所に朝日を撮影に来た人は3人でした。数十人の人が集まる夏とは大違いですね。美馬牛小学校の近くから撮影しました。積もった雪もサラッとした感じではなく、氷のような輝きで光っていました。
2010年03月11日
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ブログの更新もしばらく間が開いてしまいました。 その間、所用でバンコクに行っておりました。 2月末は寒い北海道へ行き、1週間で暑~いタイへ行ったわけで、体もびっくりしていると思います。 なにしろ、バンコクから帰途につくときは34℃で、関空に帰ると6℃でしたから…。 撮影のための旅行ではなかったので、ほとんど写真は撮っていないのですが、機会を見てご紹介させていただきます。 さて、北海道の写真の続きです。 2月は北海道では真冬だとはいえ、青空が出ると、もう、春の気配がする陽気でした。 一面雪の丘でいると、網膜を射るような強い日差しで、涙がたえず出てきます。 サングラスが必需品なのですね。 1枚目は三愛の丘周辺から芦別岳方面を望む。 2枚目のおしゃれな建物は結婚式場です。新区画ダム周辺。 3枚目は、水沢ダムからつづく丘の上から。
2010年03月10日
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同じモチーフを違うアングルから撮った作品です。 写真展や写真集などに使う場合、この中から一枚を選ばなければなりません。 一枚目は、丘の柔らかい曲線と雪原に伸びる影がポイントになります。 二枚目は、縦位置の中心に三本のポプラをデザイン的に配置したもの。 三枚目は、一番オーソドックスな作品。動物の足跡がポイントになるのかな、と思います。 いつも、こんな選択で頭を悩ませています。 さて、今日から4日ほど所用ででかけますので、ブログの更新もその間お休みさせていただきます。
2010年03月05日
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青い水の中で立ち枯れした木がなんとも神秘的な池。 ブルーレイクとも呼ばれるようになり、新しい観光スポットとしてたくさんの人が来るようになりました。 そのため、道路の整備工事などもおこなわれているとか。 池の方は凍結、積雪で写真にならないので、美瑛川を狙うことにして、キタキツネの足跡をたどるように河原に下りてみました。 やはり、青いですね。 この独特の青色はどう表現したらよいのでしょうか。 入浴剤にこんなのがあったよなあ、といつも思います。 スノーシューを着け、堤防の雪道をとぼりとぼりと帰るころには日が西に傾き、落葉松の向こうに沈んでいきました。 北海道の早い日没でした。
2010年03月04日
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いくら暖冬だとはいえ、北海道の夜は予想以上に冷え込みます。 市街地から少し離れると、人も車もぐんと減ってしまい、その頃には昼の陽気に解けた雪が再び凍りはじめます。 丘の上に登ると、群青の空に星がきらめいています。 そして、遠く旭川の街の灯りが、空を、まるで夕陽の残照かのようなオレンジ色に染めています。 オリオン座は私のわかる数少ない星座のひとつです。 帰りに銭湯に寄って体を温めないと…。
2010年03月03日
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