お気楽主婦の東京食いしん坊日記

上野・ 東京都美術館 で開催されている

トプカプ宮殿の至宝展

へ行って来ました。

24日までだから、ぎりぎりセーフでした

アジアとヨーロッパを結ぶイスタンブールは古くから政治、経済、文化が
交流する要衝として栄えてきました。
そのイスタンブールをビザンツ帝国との激しい戦いの末
1453年オスマン帝国は掌中に収めます。

オスマン帝国のスルタン（君主）が居住した私的空間と国政の場を
兼ね備えていたのがトプカプ宮殿なのです。

オスマン帝国の強大な軍事力だけでなく、莫大な富を示すことで
他国を威服させる...そんな豪奢さが詰まっているのがトプカプ宮殿。

そのお宝の展示だからとにかくキラキラゴージャスなのよ～

ウットリ～な連続でしたわぁ

中でもナンバー1はこのターバン飾り
ポスターにも使われていますね。
西洋の王冠はここでは使われず、常時ターバンを頭に巻いていたそうです。
エメラルド（5センチ角）、ダイヤ、ルビー、真珠
がつぶれそうでした...一粒ちょうだい

こういった装飾品がキラキラなのは当然だけど、
実用品がキラキラで、細かい細工がとっても可愛いの

（左）コーヒーカップ受け
は16世紀半ばエチオピアから伝わるととっても人気になったようです。
現在のような自立式のカップじゃなく、
杯形の小さなカップをこのカップ受けに乗せていただいたようですね。
七宝に宝石がちりばめられていて可愛い～
写真がなくて残念だけど、
私はゴールドにダイヤだけで装飾されていたものが気にっちゃった

（右）シャーベット用スプーン
細い柄にダイヤがキラキラ

シャーベットポット
シャーベットとは果実やバラからとった甘い飲料水で
これが西洋に渡って、凍らせた現在の形になったとか。
イスラム世界ではアルコールが禁じられている為、食卓の主飲料だったようです。

化粧箱
これが、メチャメチャ可愛いのよぉ～
小さな化粧箱の中に小さな香水瓶や化粧品を入れる容器やはさみまで～
その小さな物まで装飾が施されてウットリ～
実際は箱から出されて展示されています。
箱の蓋にも大きなルビー（だったかな）や宝石で飾られているのよ。

これなんだと思います
サンダルなんですよ。といっても浴場（ハマム）用。
街ではちょっと歩きにくそうね

金のゆりかご
秋篠宮家に親王が誕生したお祝いとして、トルコ政府のご好意により
日本で初公開されることになったそうです。
こちらはトプカプ宮殿博物館の宝物の中でも秘蔵品の一つ。

王子がお生まれになっ贈られた物なんでしょうね。
スルタンの寵愛と権力を得ようとしのぎを削っていたハレム。
大奥と一緒ですね

写真がHPになくて紹介できなくて残念だけど
私のお気に入りのひとつが

蝿追い

50センチ位の羽根の根元に宝石の装飾
これで追うことができるなんて、蝿も優雅だったのね、きっと

この他にも衣類やタオル、チェスやトランプ、刀に兜。

スルタンの権力とハレムの栄華を表す宝物達～

キラキラ好きなら必見です。

展示物が小さいのでショーケースに人が群がって
非常に見難いです。
高いで身長を高くして出かけましょう

24日まで！