ホスピスの日々を共に生きて～痰の吸引がだんだん多くなってきた。

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August 23, 2017

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カテゴリ：ホスピスの日々を共に生きて～

ホスピス 2６日目　

昨日の夕方のレターは読まなかった。読む体力も気力もなくなっているように思われた。
じっと天井を見つめている時には、きっと苦しさを我慢しているのだと思う。

「mawako！今夜も手をつないで眠ってほしい」と言うほど、かなり、昨日は
不安になっていたのだと思う。死の淵へ引き込まれそうになっているのかもしれない。
一晩中、夫の手に触れ、目覚めた時に「手を握ってくれている」と感じてもらえるように
私も頑張った。私ができることはそれくらいのことしかできない。

AM 5:00
昨夜半より、何度も痰を吸引してもらう。今までで一番痰が絡んで苦しそうだった。
酸素濃度が８０台だったが酸素吸入を始めたら９０台に数値が上がった。
夫は少し落ち着きまた眠る。

AM 5:20
私は起きようと思う。
夫は１度、目が覚めて髭剃り、洗顔をしたが、また眠り午前中はず～っと眠る。

１２時半ようやく目が覚める、相変わらず体がだるいらしい。痰がたくさんでる。
黄色い色がたくさん、点滴量が減る。多いと体の水分が増えて痰も多くなるという。
熱が相変わらず高い38℃、38.3,　38.2　熱さましの点滴がきかない。

午後からはぼんやりしている。何かを考えているらしい。
自分の死の事か、話しかけてもうっとうしい様子なり、

今夜は少し痰がでないようだ。静かに眠れれば嬉しい。
腹の圧迫感があるらしい、吐き気止めを求める、夜勤の看護師さんはＭＫさん。
夫も私も絶対的な信頼を寄せるＭＫさんなので、特に安心する。

私も疲れがピーク、少し眠らなければ心も体も持たないような気がする。（妻の病床日記）

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