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いやいやいや、もーこれはキャラ物ですから(笑)あのコスプレだけで『頑張ったよな!』ってもんです。なるほど君が馬鹿すぎて腹が立つとか、マヨイが間違いなく可愛くないとか、ヤハリが何をしてても鬱陶しいとかも原作ゲーム通りで。ただねーみっちゃんがねーもう少し唇が薄くてSHARPなガタイのいい人がよかったなーとか、糸鋸警部がもう少し年齢が上でもっさりしていた方がよかったなーとか思ったりもしましたが、『逆転検事』、この二人でつくって欲しいです(笑)。物語としてはもう少し捜査シーンがしっかりしててもよかったんじゃないかと思いますねー。ゲームの『1』位の雑さでした。いや、ぽんぽん進むのは悪くはないんですがね。でも出来ればもう少し裁判に入る前の証拠固めをしっかりしているところを弁護側も検事側も見せて欲しかったなー。狩魔検事の悪行もいきなり出てきた感じで、もう少しいろんな伏線があってもよかったのに。もの凄く小学生向けな…名探偵コナンクラスってことですかね。それもしかたないかー。ま、そこそこ面白かったからいいや。
Feb 26, 2012
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久々の凄く雑な設定のくそ詰まらないB級でしたよ。これを面白いって言う人はSFの本当に面白いモノを全く知らないんじゃないかと思いますよ。時間が通貨になるってのはただ目先が変わっただけで『金』の概念が違う訳じゃない。だからいろんな疑問ばかりが出てくる上に、それについての有効な説明をする設定がなされていない。いろいろ甘すぎ。てか、雑。主人公もこの社会のシステムに矛盾と憤りを感じているにしてもシステムそのものを覆そうとか、何故こんな社会になったのかって言う謎は全く関知せずに、時間、つまり通貨を沢山持っている者達からただ奪おうとするばかり。義賊として貧民に配ったからってシステムが変わらなければまた格差が必ず起きるのは自明のことであるにもかかわらず、根本的に改革をしようとは考えない。だから、どうしてこのシステムの社会が誕生したのか、何のためにわざわざ格差を激しくしているのかとか、上っ面だけで物語の中で言われている事が本当の理由なのだとしたらあまりに馬鹿すぎる。そして富裕層が『死にたいから時間を有りがたいと思わない』なんて言う理由も全然解らない訳ですよ。だって時間切れにならなくても死ねるんですよ?生存可能時間が残っていても打たれれば死ぬし、呼吸が出来なくなれば死ぬんです。つまり、本気なら死ねるんですよ。だから『死に憧れる』なんて言うのもただの甘ったれの理論だから意味が判らない。25歳で時が止まるそのアンチエイジング技術が遺伝子操作としか説明されないし、体内でCOUNTされる生存時間が切れた時に命が無くならないと社会システムが維持できない理由がどこにも見あたらない。まるで人口に対する生存者が持つ生存可能時間の総量が決まっていて、そしてそれが予め解っているかのようだ。『時間』の謎が解けるなんて事、絶対に人類には出来ない。それこそ、無限の時間があったとしても、だ。その謎と理論が一切無視されている夢物語にしてもお粗末な、ラノベ以下のこの世界設定が面白いはずがない。本気で詰まらなかったので、製作者に腹が立つと言うより、ここのまで下らないモノを買い付けてきた業者に腹が立つ。
Feb 26, 2012
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実は私、こう言う嘘がばれるんじゃないかとドキドキする話って大ッ嫌いなんですよ。そんでもって『嘘を隠すために更に嘘を重ねる』とか『うっかり最初の嘘が上手く行って調子に乗る』とか、笑える人もいるのかもしれないですが、私はもの凄く不快になるんですよ。だから、観るのどうしよーかなーと思っていたんですよね…。でも、嘘をついたことを後悔してて、ちゃんとしようって頑張る感じとかがあったし、やたら心情や感情を説明しないシーンの切替ももの凄くちょうどよくて、結構不快感なく観られました。これは監督がもの凄く良いさじ加減を心得ていらっしゃると言うことなんでしょうかね。悔しい位です。ただ…コメディだからですかね…あのラストは…ちょっと嫌…。結局また嘘をつくって言う道を選ぶのはどーよ?鈴木さんとの関わり方って、鈴木さんを必要とする方法ってもう少し別にもあったんじゃないの?「なんだ、人間的に成長したのは鈴木老人だけかよ」ってのがもの凄くガッカリポイント。それにしてもあの吉高の役の娘さん、怖ぇ(^_^;)
Feb 15, 2012
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いや、思っていたより面白かった。結構笑ったなぁ。☆がねwwとにかく☆が面白くてたまらなかったんすよwwまあ、キャラ勝負の作品で、キャラはスゲー大当たりですからそりゃー笑えますよね。ストーリーも『出来すぎ感』がわりと好きな方向の感じだったので、「けっ」って思わずに素直に見られたのもよかったんですかね。でもねーラストがねー…もうひと落とし欲しかったなーって。あれじゃなんかただのイイ話じゃないですか…。どうやらラスト30分がTV放映と全く一緒らしいのですが、TV観ていなかったので私的にそこんところは引っかかりませんでしたが。しかし、村長って何者?原作もちゃんと読んでないんだよなー(^_^;)。
Feb 11, 2012
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これは前作の堤監督のモノに比べると限りなくドキュメンタリー。だから、エンターテイメントとしての軍配は堤監督。でも、こちらの方がよりリアルな関係者達の姿だと思う。しかし、あまりにリアルにという視点からか、『素人が現場にいない』から、用語や状況への対応に関しての説明がもの凄く少ないので、そこそこちゃんとした知識のある人でないと楽しめないし、感動も出来ないと思う。そこはやはり残念。もの凄く豪華キャストの再現ドラマになっちゃった感じ。はやぶさが最後に燃え尽きるところがなんか感動が途切れる映像でもの凄く嫌い。ずっとはやぶさの燃え尽きる空の映像だけでいいのに、女性記者のUPが何度も挟まるから鬱陶しい!!渡辺謙さんはスゲー格好良かったけどなんか主役級が多すぎで、視点位置がバラバラで何でだろ…なんか…『もったいない感』が拭えない。
Feb 11, 2012
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コメディのような…そうでないような…私としては無理矢理下ネタを入れてみたけど、下品になっただけで笑えなかったって感じなんですが。真面目な作品なんだろうなぁ(^_^;)多分。自分の判断ミスの尻ぬぐいをしているだけのようでもあり、八つ当たりのようでもあり、怪盗モノみたいでもある。けど、決して犯罪を犯した者達が逃げおおせないって処は割と好きです。主人公もちゃんと服役するしね。ああ~主人公が地味なのがいけないのかな。地味で真面目で面白味のない人物の役だからストーリーもどこか真面目な感じになるのかねぇ。結構はっちゃけた事やっているはずなのにB級感と言うよりおとなしい感が出てしまっているのが残念です。でも実はかなり観やすい作品だったので、私的には好きなんですけどね。真面目なモノは好きです(笑)。
Feb 3, 2012
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このシリーズはどちらかというとミステリーとかサスペンスと言うより人情モノなので、このお話もそう言う感覚でした。加賀のキャラが阿部ちゃんというのが、未だにしっくり来ませんが…(^_^;)。オイラが原作から感じていた加賀の雰囲気はもっと植物的な…佐々木蔵之介さん位のイメージだったからなー。真犯人に対しては何とも思わないというか、むしろムカツクのでどーでもいいんだが、間違ったことを真実だと思ったまま死んでしまった中井貴一さんの役のお父さんがあまりに可哀想すぎる…(T^T)映像はこういう地域密着ドラマなので奇を衒うモノはないし、スタンダードなカメラワークが凄く観やすくてストーリーの邪魔にならないのがとてもいいですね。やたら回り込んだり、不思議な映像挟んだりすると注意が散漫になってちゃんとストーリーに入れないから苛つくんだよ。それにしても…なんか救われない話が多いよね、東野圭吾…(^_^;)
Jan 28, 2012
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思っていたのと違ったけど、こっちの方がいいなー。影武者が本人と同じように残虐非道なのかと思ったら理性と正義を失わずに影武者として生きる道を拒否して立ち向かう話だった。うん、こっちのほうがいい。『インシャ・アッラー』って考えは嫌いだけど、この言葉がかなり皮肉に、絶望的に使われていて、キリスト教徒の描くイスラムなんだなと、一寸苦笑いもしましたけどね。日本人にはこんなに固い頭の人々はよく解らないよ。画面は砂色。まあ…場所が場所だからしょうがないけど。変なCGとか使っていなくて見やすい画面だった。『地に足が付いた感のある映像』とでも言うのかしら。史実を元に作っているからか、この残酷さが本当だとしたらかなりやるせない画ですよね。それにしてもあのウダイの恋人の女はスゲー嫌な女だった。役者が巧いから嫌さが際立つね。そして一人二役のドミニク・クーパーは凄いな!!『今、どっちの顔か』ってのがちゃんと解る。まさに怪演。
Jan 26, 2012
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…いい…映画…なのか?確かに親には恵まれていないし、かなり不幸な部類だろう。でも『家賃払わなくても追い出されない一戸建て』で『商売やってるから取りあえず現金収入一寸あり』なせいか、若干甘ったれ感があるのは気のせいですか?『立派なオトナになるんだ』とかいいつつ、その為の努力はしないんだね?知ってるかい?立派なオトナってのは『普通』の大人達から『あなたは立派』って認められて初めてなれるんだよ。だから血反吐吐くほど努力が必要なんだよ?ま、中坊の考えることだからね。しょうがないっちゃしょうがないか。まあ、いいんですよ。物語はね。原作が今ひとつ思い出せないのはちゃんと全部読んでいないせいだと解った時点でお話に関しては何も言えないのでね(←言ってる)。兎に角、茶沢景子が大嫌いだ。笑顔で真っ正面から撲殺したいレベルで大っ嫌いだ。ああいう人間が本気で嫌いなので、住田くんのお人好しっぷりに心の底からイライラ…じゃない、感服。そして何より嫌いなのはこの監督の描く親子関係の表現の気持ち悪さだ。マジでこの監督、つくづく苦手だと思い知った。その不快な親子関係の表現以上に不快だったのは3.11の被災地映像をやたら使っていることだ。どんな芸術的作品だろうと、問題作だろうと、映画はエンターテイメントである。エンターテイメントで本当の命のやりとりをした場所を再現でなく現地そのものを映すというのは激しく嫌悪感を覚える。原作、ああいうのじゃなかったよね?ありましたっけ?あんな途轍もない天災の場面?『利用された』感が(例え穿ちすぎ、考えすぎと言われようと)感じられた時点でこみ上げる不快感を押さえようもない。そして必要以上の『頑張れ』。あああああっ!!!頑張ってねぇ人間なんて居ないんだよ!住田が頑張らないとどん底から這い上がれないんだとしたら今までサボっていただけなんだよ!頑張っている人間にガンバレって言う無神経さが余計に苛つく。いつから日本人はこんなに感性が愚鈍になったんですか!?こんな風に言われないと解らないんですか!?解ってんだよ、みんな!茶沢ごときストーカーに言われたくないっつーの。そして父親を殺してしまった住田が自首するってのはイイとして、住田のためとはいえ、強盗殺人・死体遺棄・更に共犯者の殺人まで犯したヨルノさんはそのまま何も感じずにホームレスとしてのほほんと生きていくんですか?そしてそんな薄汚い金で購われた住田の未来が明るいとでも?住田が自首する前にヨルノのおっさんが何らかの決着(自殺でも、自首でも)をつけて、その姿を住田に見せることこそ必要だったのでは?ヨルノさんは『立派なオトナ』じゃなくて『クズ』だからいいの?どこをどう切り取っても嫌いな作品だ。ただ、住田役の彼は、巧いよな…。それだけが見所だ。
Jan 18, 2012
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……板尾さんの感性、解らん!!!!所詮凡人には理解できんのか!?てか、あんまり理解もしたくないけどなぁ。画面から受ける印象がとっても横溝正史で犬神家の一族…っぽい。(;゚〇゚)!復員兵の顔が傷で解らないからって、なりすましてその人生乗っ取ろうとする話なだけ?犬神家の一族のパロディ?…そんなことないか…(^_^;)。あの程度の怪我で顔が解らないって事自体がかなり異常だしずっと満月ばかり続いている世界ってのも異常だし。何か凄く狭い範囲の『閉じた世界』感が不安をかき立てるんだよね。だからといって、横溝みたいな怨み節ではないし『犯人』が居る殺人事件も起きない。板尾さんの役の人(名前が最後までわからない)は実在の人間なのか?って思っちゃう位謎だらけ。で、売春婦らしきデブ女と一緒に地下に穴を掘っていたり、Dr.中松の『タイムスリッパー』は何とどういう関連があるのだ?噺家・森乃家うさぎ(浅野忠信)とその関係者は本当に生きている人々だったのか?何でうさぎと入れ替わろうと考えたのか?そもそも、観客である我々が板尾さんに見えていた人は本当は浅野忠信と同じ顔をしていたのではないか?どうして『笑い』にあれほど過剰に拘るのか?拘る割に『笑う人々』をマシンガンでぶっ放して殺したのは何でなのか?そもそも…あの人達は生きている人達だったのか?最後のあのしたり顔は何だったのか?そして何故『月光ノ仮面』と言うタイトルなのか…?板尾創路の顔が仮面なのか、浅野忠信の顔が仮面なのか、笑っていたすべての登場人物達が仮面なのか。……すべてが何一つ解らん!!!メッセージなんかあるのか?受け取れないメッセージに意味はないぞ。だとしたら何もないのか?これを理解できて、他人に解説できる人は果たしてこの世にいるのでしょうか?解説は野暮とか、受け手の想像するモノが答えで確定事項はないとか言うのはハッキリ言って逃げ口上だ。この感性を天才と称するのかもしれないが、やはりどうしても何も受け取れないモノを好きにはなれないし、いいとは言えないし、誰にもお勧めできない…。いろいろ、無理 でした。
Jan 17, 2012
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昔、少年キングで連載していたんですよね。多分ちらっと読んだことがあるけど、全然覚えていなくてねー(^_^;)タイトルロゴだけは鮮明に覚えているんだけどねー。えっと、お話的には重火器がド派手で凄いなーって感じでしたが人間ドラマとしてはゆるゆるで薄いので、特にストーリーにどうこう言う気はなく。キングの作品らしく、バイクはカッコイイっすね!うん、バイクでがんっと編隊くんで走るところはやっぱかっこいい。そして揃いのライダースーツ。それはある意味『制服』なわけで。当然のように『制服効果』としての集団心理もきっと働いているのでしょうね。そうじゃなかったら犯罪者が、個別にひとりで犯罪を犯していた彼等が過去の弱みがあるからと言って他人に命令されて、同じミッションに諾々と従うとは思えない。そこら辺をもう少しドラマティックにやるかと思ったけどそれは無かったなぁ。中井貴一さんの役が異常に格好良かったなぁ~この人以外はほぼ全員犯罪者なんだな(^_^;)みんな殺人に躊躇いなさ過ぎ。そしてここで語られている『正義』も私的に納得は全然出来ないので、ワイルド7が正義の味方と言うようには感じられないのだが、その辺語り出すと新興宗教みたいになって気持ち悪いので言いません(苦笑)。フカキョンと桔平さん、格好良かったなー。でも…桔平さん…(T-T)。
Jan 6, 2012
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思っていたより面白かったなぁ。少年マンガと青年マンガの間みたいでした。ただアメリカ人のお子という物は小さいときから権利を主張してオトナに護って貰って当然だと口に出して言うのだね。そこんとこ、かわいくないね。『アトム』と言われるとどうしても手塚アトムを思い出す。「プルートゥ」の浦沢アトムも。日本人だなぁ(笑)。日本を回ってきたって言うノイジーボーイというロボットが出るんだが、あのデザインの絶対に日本人じゃないね~使っていたの。日本にいる外人の好みっぽい外観だよ。見てて恥ずかしかったわ~(^_^;)。ボクシングシーンはロボットだからかそんなに痛みを感じなくてなんであれで興奮したり燃えたり出来るのかはやっぱり判らなかった…所詮格闘技には何も感銘を覚えない体質なんだな、オイラ。
Dec 29, 2011
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難しいこと考えずに観られるのがいいな~(笑)。ただもの凄く痛そうだなーとか大変だなぁ頑張ってるなぁお疲れ様ぁって言う感想だけなんですが(^_^;)。今回は政府からI.M.Fが見放されちゃってて全然フォローされないせいか、もの凄くちゃんと『人のため・平和のため』って感じに思えて見ていて嫌味がなかったよね。そしてどこの政府も絶対に本当の事なんて言わないんだよね、大事なことは特にって言うことがよく判ったかなーって事で。そしてタブレットやスマホがガンガンに使われてて未来感というより現代感がもの凄く強いですな。そーかぁ昔いろいろ夢見た未来のスパイ用具が既に日常なのかぁ…。ストーリーはまぁちゃんとミッション、成功するしね。ある程度のHAPPYENDが判っているからハラハラドキドキはしないよね。でもイーサン・ホークの奥さんのことはなかなかステキな伏線になってて救われた感じがありましたな。それにしても、長官すぐに死んじゃって(^_^;)。あ、でも今回は政府とのパイプはいらないからいいのか。
Dec 21, 2011
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えーと…まあ、予想通りの小学生向けですよね。ええ、楽しかったですよ。ちゃんと面白かったと思いますが、ちょっと幼子向けかなぁ(^_^;)。映像も派手だけどなんか…『カワイイ』って感じがちょっと残念。で、結局『我が儘合戦の勝者は誰だ?』って事でよろしいですかね(笑)。いろいろ小ネタはクスリと笑えるんですが、なんか…笑いがメインではないから弱いんですよね。まあ、それはいいさ。でももう少し映像で遊びが観たかったなぁ。いっそもっとインド映画風な、いきなり歌い出して群舞とかさ(笑)無理かwww
Nov 30, 2011
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これ…感動します?確かに金に飽かせていい選手を獲得してガツガツ勝ちに行きはしないけど、結局『アスレチックス』と言うチームが勝つなら選手のクビなんて平気で切るし、簡単にトレードするし。『このメンバーで勝とう!』じゃなく、『このチーム名の球団で勝とう』だから、選手は只の駒で誰でもいいって訳だよね。こう言うのって日本人受けしないでしょ。私も別に全然感慨を覚えなかった。日本的スポ根は基本選手が主役なせいか、GMが主役というのもしっくり来ないしね。ま、好きじゃない話って事ですよ。
Nov 25, 2011
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これ、3Dで観ないと全然見所がないです。でも飛び出してくるのはスプラッタな肉片ばっかりっぽいですけどね。キャラクターに魅力がなさ過ぎるよ…折角のギリシャ神話が台無し感ハンパ無い。タダなるほどと思ったのはオープニングのナレーション、『戦い合って勝った方が神を名乗り天に住み、負けた方をタイタン族として地底に封じた。』…と、もの凄く『何かに配慮した』ような言い回し。キリスト教徒が作った別の物を神と呼ぶ物語だからこんな言葉を言わせたんですかね。まだ人類が幼い時代のことだから、ハイペリオン王が妻と子供の病死で神を恨んだとしてもまあ仕方ないけど、やっぱりなんてバカなんだろう…って思ってしまうよ。ま、私の神論なんてここで言っても仕方ないんで割愛しますが。この映画はお話やキャラクターを楽しむ物ではなく、映像だけを楽しむ物ですよ。それにしてもゼウスとかビジュアルに威厳なさ過ぎ。オリンポスの神々とタイタン族の戦いも3Dにすることに拘りすぎ。無駄な回り込みやら変なスローばっかりで観ていて食傷気味。こういう事やりたいってのも判るけど、もうそろそろ『3Dだからこういう映像にしましたよ』って画面、止めて欲しいよ。つまらん。大人数での戦闘シーンも舞台が狭い回廊じゃ迫力無いしね。
Nov 23, 2011
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ノイタミナで放映中の『UN-GO』のエピソード0です。2週間だけの特別上映だからか、やたら特別招待券が配られたからか満席でしたよ(^_^;)ちゃんとTVシリーズを少なくとも2~3話観てからこの映画観た方がいいと思う。因果と新十郎の出会いと関係、TVシリーズのオープニングの不思議な登場していない人物や物体の事も描かれていますから。お話は普通に面白かったけど、新十郎くんが『結城新十郎になる前』に競泳やっていたとは…うん、筋肉って落ちるよね、うん(^_^;)。
Nov 23, 2011
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B級感満々で観に行ったらC級というのも憚られる位で愕然(^_^;)。今、この映画を何故作りたいと思ったのだ?酷すぎだろ、いろいろ(苦笑)。もー主役が誰か解らない位視点めちゃくちゃ、どーしょーもない『宇宙人像』に溜息しか出ない。アメリカの作る宇宙人モノは全て詰まらないんだな…。うん。そうなんだな。凶暴を画に描いたようなステレオタイプの『エイリアン』がどうして人間を連れ去るのか、なんで殺す人間とそうじゃなくただ拉致だけしている人間がいるのかなんてことは一切説明無し。金(GOLD)採取が目的なんだけど、なんでわざわざ人間襲うのかとかも全然解らず。娯楽?だったらもっと楽しげに殺しを楽しむシーンが有ってしかるべきだがそう言う訳でもないし、実験って訳でもないみたいだし、調査捕獲って訳でもない。そしてGOLDもどうして必要なのか解らず。キラキラしてるから?wwwそんでもってそのエイリアン達に祖国の星を滅ぼされた異星人・エラ。エラが人間に擬態していると言うだけで信用する浅はかさも悪いエイリアン達の外見が爬虫類&ネバネバ系なのも余りにもバカバカしくて。で、そいつらにならず者で指名手配犯の主人公と元軍人でバカ息子に甘い親バカの傲慢な権力者の親父がインディアンや追いはぎ達と協力して立ち向かう訳だwww街の人間はほぼいないんだぜ?アメリカ人ってヒドイよな。もーご都合主義的で何が目的で作ったのか解らんよ、この作品。『カウボーイがエイリアンと戦ったら面白いんじゃね?』位?『エイリアンが掘ったから金鉱脈が発見されてアメリカのGOLDラッシュが始まりました~♪』って言うオチ?『大きな敵に立ち向かうには全ての遺恨を越えて力を合わせなくては』って言う説教だとしたら、大失敗だよね。だって『敵』がいないと協力できない人達って、その敵がいなくなったらまた必ず相手を攻撃するんだもん。『敵』に立ち向かうためじゃなく『敵』さえも救う為に協力するなら、そういう地球愛的なテーマも有りだけどね。全然そんなんじゃなかったもん。始まって10分で帰りたくなってその気分が持ち直すどころかどんどん帰る気満々になった映画もなかなか無いよ(^_^;)。久々だな、エンドロール観もせずに席を立った映画って。ホント、果てしなく詰まらなかったわー。これ、悪い宇宙人が人間に擬態できて、よい宇宙人・エラが爬虫類っぽかったらまだ面白かったかもね?そうなったらこのカウボーイ達、絶対に全滅するだろうけどww
Nov 2, 2011
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B級だろうなーと思っていたら案の定。『映画通ほど騙される』が売りだったようですが、思いっきり予想の範疇だったので私は映画通ではないようです。当たり前か。基本、ネタバレです。楽しみにしたい方はこっから先はさようなら。そして悪口三昧です。この映画、嫌いだから。死ぬ8分前の記憶の中に行かれるというどー言う量子力学は不明のプログラムで『ミッション』に強制的に参加させられているスティーブンス大尉…は、実は脳の一部だけが生かされている状態で、テロ攻撃にあった列車の乗客の一人であるショーンにリンクしてショーンの人格を乗っ取りスティーブンストしてテロ犯の捜査をする。…のだが、当初大尉は全然そのミッションが解っていないし、自分が死んだことも知らないし、ただ理不尽に繰り返される列車爆発のテロに巻き込まれて何度も『ショーンとして死んで』行く。ま、だんだんミッションを理解してなんとか乗客を助けようとしたりするんだけど、『過去の死んだ人間の記憶なんだから現実は変わらない』とちょっと矛盾する理由でミッションに集中するように言われる訳だ。だってさ、『ただの死んだ人間の記憶』なら、大尉がリンクしたってその元々のショーンが見たり体験した事じゃなければ情報なんて得られないでしょ?『ショーンの記憶』には『爆弾テロの情報』なんてゼロなんだから。ショーンがテロリストで、動機を調べるとか言うならまだしも。なのに毎回…『ショーンが死ぬ8分前に飛ばされる』度に状況が変わり何度も同じ所をリプレイするRPGみたいに情報が増えていくのよ。ついには犯人もわかっちゃうのよ。この時点で『記憶』じゃなく、『パラレルワールド』を思い浮かべるのは当然のこと。だから、その中で『ショーンとして存在する大尉が8分経っても死なない』時点でそのパラレルワールドが成立すると考えるのも想定内でしょ?そのとおりでさ。ただね『テロが未遂に終わり、乗客が死なないもう一つの現実を作りたい』と願うのはいいさ。大尉がその為に努力するのも構わないし、助けたいと思うのは当然だから。だけどさ、その為に自分以外の人間に犠牲を強いることとか、犠牲になった人を思いやらないってのはハッキリ言って不愉快の極みだったね。オペレーターのグッドウィル女史に脳だけが生きている自分を最後に完全に殺せと依頼したりするのが理解不能だ。彼女は生前の大尉とは特になんの関係もないし、特別な感情があった訳でもない。その人に『殺せ』と依頼するのは『軍に、上司に逆らえ』と平然と言っている。その大事な検体でありモルモットである『脳だけが稼働している大尉』を抹殺した後にグッドウィルがどうなるかは考えないんだよね。自分が楽になったり、自分の望みを叶えてくれと強請るばかりのスティーブンス大尉は、彼女が自分を殺した後に軍から強制除籍されたり、年金も貰えないばかりか犯罪者として余生を過ごさなくてはならなくなる可能性がかなり高いと言うことはどーでもいいんだよね。そしてパラレルワールドの『テロ未遂のもう一つの世界』でショーンの意識を完全に殺して自分が存在していることにも全く無頓着で、『8分1秒』以降にもショーンでなく自分が存在していると言うことは『歴史教師であったショーンを殺して自分が生き延びた』って事だと言うことも無視。今までの現実で一番力になってくれたグッドウィルともう一つの現実で幸せになるはずだったショーンを当然の犠牲として思いやることも悼むこともないその図々しい態度にものごっつムカツク。そんでもってあのテロリスト、単独犯かよ…。いろいろ浅いんだよ。爆発シーンは派手だったけどね。CGだろうから別に感慨もなく。
Nov 2, 2011
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……三谷作品ってこんなにインパクト無かったっけ?役者さんに助けられているだけで脚本、詰まらなすぎ。所々…いや、結構笑えるポイントはあるんだけど、会話の軽妙さとか、やりとりで笑えるんじゃなく、役者さん達の持ち味やキャラ設定が笑えるだけなので気分があまりよくならない。幽霊を証人にするという発想とかそう言う突飛なモノは別に構わない。その幽霊の存在を認めさせることがこのお話のキモなのかと思ったらそうでもない。検察官も『見える』ひとだったから。まあね、百歩譲ってそれはいいよ。ある程度の人が視認できないと話にならないしさ。ただ、『幽霊が霊界と簡単に行き来して他の幽霊を連れてこられる』時点で、『殺された被害者連れてくりゃいっぱつで終わりじゃん?』と言う疑問がずっとあった。でもそれは絶対にやらないと決めてのこの展開なのかと思ったらあっさり最後のオチはそれで。実は『犯人じゃないというならアリバイを幽霊に証明させるより真犯人を捜す方が順当だろ?』とも思っていた。でもそれが目的ではなくて、アリバイの立証だけがこの裁判の目的でその為の幽霊証人喚問だと思っていたら。結局最後は真犯人を弁護士がかなり簡単に暴くんだよね。だったらこの展開はあまりにバカでしょう?このお話ではあくまで『アリバイ立証』だけに拘って、『幽霊の証言が認められてアリバイが立証された』と言う裁判記録がちゃんと記されてその後真犯人が警察の手で発見・逮捕された…じゃないと、なんかスッキリしない。だって、幽霊の話すアリバイを認めさせるより、真犯人を突き止める方がよっぽど現実的でドラマチックだもん。『幽霊の証人喚問ってのをやりたいから無理矢理』感を感じてしまって白けてしまう。そして深津さん演じる主人公の性格や行動が嫌いだ。自分本位で自分の気持ちばかり主張して、幽霊には多少気遣うけど同居(同棲?)している恋人(?)には思いやりを見せる節がない。深津絵里が演じてなかったら絶対にもっとムカついていたに違いない。深津さん、美味いし可愛いから。兎に角、役者さん達は凄くいい。今までのモノみたいな人間模様の交錯も今ひとつだし、薄っぺらさだけが目立つインパクトの薄いモノで正直、結構期待していただけにもの凄く残念…。
Nov 1, 2011
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なんかね~…微妙でしたよ?いや、派手な画面と、スーパースローを効果的に使った殺陣とかはもの凄くカッコイイし、ワクワクする映像なんですが、如何せんストーリーの陳腐さをどーにかしてくれっていう残念感をカバーするまでには到らなかった…。だってさーこの話、銃士である必要、有る?全然関係ないんだよなぁ『銃士隊』と。三銃士が大儀にも国にも愛想尽かしてて、だけど、ダルタニアンの出現でみんなをまとめて強大な敵に立ち向かう…訳ではなく。なんかちっちゃいんだよな。爽快さが無いというか。おかしいなーホントに画面は凄いんですよ。バコンバコン爆発するし、飛行船とかドババババーン!!だし。ミラ・ジョボビッチは凄く格好良かったよ!!オーランド・ブルーム…もっと活躍して欲しかった…。あ、嫌いなところは市街地に飛行船が落ちようとしているのに全然銃士達がそのことを懸念して回避しようとしたり、市民のことを全く考えていないことが兎に角嫌だったな。派手な画面にするためにあんな墜落の仕方をしたとしか思えなくて、国を思う気持ちは欠片もないんだなって感じ。そう言えば、音楽聞いてて『パイレーツオブカリビアンみたいだな』と思ってしまった。うん、ダルタニアンの立ち位置がジャック・スパロウでさ。それでもこのストーリーだとなんか成立しちゃいそうな気がするって事は三銃士である意味がないって事ですよ(^_^;)。残念にも程がある。ダ・ヴィンチの設計図を元に作った飛行船や武器は面白かったな。凄く安定した飛行船だよなー(笑)。なんで空中であんなに簡単に制止して、2艇が橋で連結できたりするんだ?しかも平行飛行じゃなく、対面なんだぜ?どういう技術なのだろう~すごいなーダ・ヴィンチだからかな~。…ほんと、三銃士…なんで三銃士にしたんだろう…。むしろ最後に総攻撃に出た英国軍との戦いの方が観たかったよ。あ、もしかして次回作作る気満々ですか?あの大軍とどう戦うんだろうなぁ三銃士!本当にそっちの方がきっと面白いよ!しかし、次、やったとして私は見に行くかしら…?(^_^;)行かないかもな~(苦笑)
Oct 28, 2011
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いやぁ~久々の笑えねーB級だなー全然知らないモノで、時間があったから観たんですけどなんかもー安いっつーか薄いっつーか。両方って言うか。見始めたときは『少年漫画か?』と思ったんだが10分もしないうちに『ラノベベースでBL風味?』と訝しんでしまい、当たらずとも遠からずの少女漫画というオチ。うわー(^□^;)最近の少女漫画ってこうなんだー駄目だわーないわーwwwテロとか組織とか公安とかグローバルを装う学園規模(苦笑)。これ、社会人が『面白い!最高にカッコイイ!超萌える!』なんて言ってたら激・引くぜ。ティーンならしょうがない。っていうかホントにティーンならこれでいいと思う。男二人でいるとすぐにゲイ疑惑が起こったり、やたら簡単にBL風味を巻き散らかされるとすげー浅さが目立つんだよ。事件の発端が大きすぎて解決があそこまでちゃちいとワラウしかないところもお子様向けだよね。これで変身してくれたり、ロボが出てきたりすれば完璧に幼児向けですよ。ご都合主義の帳尻あわせの最たるモノが『記憶をなくす薬』。そんないいもん有るなら公安の課長が先にそいつに飲ませてしまえば全然問題ないじゃんかよ。わざわざチューして口移しでそんな明らかに違法の薬物を『友達だ』って言ってくれた人に飲ませるなんて嫌だわー(^_^;)後遺症でても責任取れないんでしょ?そう言うのは上の人がやって『俺の友達になんて事を!』『これが彼のためなんだ!』みたいなやり方でチューするならちゃんと惚れた腫れたでやりなさいよ。でもね、そういうのって『ほらほら、こういうの萌えるでしょ?』的にちりばめられるとハッキリ言って答えが次のページ位に書いてある安い参考書(『教科書』ではない。所詮参考書止まり)みたいで正直かなり萎える。なんにもないところに『腐』を見い出し、普通の言葉の裏をかってに読み、どうと言うことのないところを膨らませて妄想の中で物語を作ることこそまさに『腐』だからさ。想像力を無くしたゆとり脳みそ仕様のものってすっげ詰まらないのよね。ええ。わたくし、ちゃんと『腐』ですからね(笑)。ま、いいや。こう言うのが好きな人もいるんでしょうから。お友達には慣れないけど、存在は否定しない。あらあら、とても上から目線ね(^_^;)すんませんねー。ほほほほほ。そしてこの『サクラ』(このネーミングもなー…)の衣装、D-グレみたいだったなー。こっちの方が安いけど。公安って何でもありみたいに描かれがちだけど本当に公安がどういう仕事しているか知ってて描いてるのかな。きっとイメージなんだろうな。このお話、全てが『イメージ』のみで構成されているんでしょうね…だから、裏付けの事実やリアル味の薄い他人のイメージを見せつけられるだけだから詰まらないって感じるんだろうなぁ。ああ…この展開やストーリーは20年位前の上っ面社会派気取りソフトホモ同人誌みたいなんだな。苦手な訳だ。
Oct 19, 2011
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観るつもりは全然無かったんですよ。だって、こういうの好きじゃないんだもん。映画やTVに求めるのは上質のエンターティメントやフィクションであって、日常のドキュメンタリーっていっちばん食指が動かないジャンル。でも、堺雅人さんだしさー宮崎あおいちゃんも好きだしさーで、観てきたんですが、なかなか。面白い…とは言わないけど、いい映画でした。「ほっこり」したい人向け。人間というモノを信じたいと思っている人もいいかも。暖かい映画ですね。ただ…如何せんヲタってさ…基本鬱っぽい人…多いよね(^_^;)。で、その鬱っぽくなったときに出会ったモノにがっつり嵌って元気になった経験があったりするから、次に鬱の波が来ても対処法がなんとなく身についていて酷くならないんじゃないかと思うの。「いい加減でいいんだ」とか「完璧じゃなくても生きてていいんだ」って気付くのが結構大変な人がヲタには多いんですよね。で、気付くとすっげー面白いはっちゃけたモノが描けたりする。そんで思うんですよ。「いいんだ。この生き方でも」って。あ、でも全てが良い訳じゃないって事も鬱っぽくなることのある人は知っている訳ですよ。だから躁と鬱を繰り返すんだけど、振り子の幅を小さくできたり途中でベクトル変える方法をちょっとだけ知ってるから台座が倒れるまで振動させて壊れたりはしない。…と、思う。私はそー言う感じだから。「好きなことを好きなだけ」っての、必要ですよね。でもね、鬱になっちゃう人って好きなことだけやってても「好きなことしかしないで大丈夫なのかな、ダメ人間じゃないのかな…」で落ちるんですけど、私は「好きなことも出来ないダメ人間」まで行かないでよかったと思うことにしています。…駄目なことは駄目なんだが、その駄目さは自分で採点している自分のことだから、自分が採点基準を変えれば良いだけなんですよね。そして『他人は自分が思っているほど私のことを気にしてなどいない』と言うことをちゃんと認めること。自分は特別ではないと言うことを知ること。特別でありたいと思わないこと。社会の歯車?上等じゃないですか。歯車がちゃんとかみ合わないと何も動かないんだよ。私が死んでも世界は変わらない?どんな偉人が死んでも世界は続いていくモノですから。頑張らなくて良いって事を知ってれば本当に頑張りたいときに力が出ますよ。私はそうだと思っています。この映画は軽鬱になっていたときのこととか、好きなことが他人と違う自分を不思議に思っていたときのこととか神経性の胃潰瘍で会社を止めて一年ぷらぷらしていたときのこととか(^_^;)いろいろ思い出しました。うん。良い映画だと思います。堺さん、どんどん痩せていって凄いなーと思いましたよ。ムカツク位卑屈に見える言動でも堺さんのキャラのせいか嫌な感じも変な同情心もなく素直に辛そうだなと観ていられました。ただ…はるさんが演じていて喋った後に漫画のキャラに映像がスイッチしてもう一度同じ台詞を言うのがなんだかウザかった…。あの漫画画像でのしゃべり、要らない。
Oct 14, 2011
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「薬物依存は駄目だよ」って言う映画だと思っていたら、「使いようによっては上手くいくかもよ?ww」って言う人としてダメな感じの映画でした。主人公のエディが小説が全然かけないからってうっかり手を出した薬で脳細胞が覚醒し、「成功者」になることだけを目指し、叶えていく…んですが、違法な覚醒剤に手を出したツケがラストにあるのかと思いきや、なんか…薬を止められたのかまだ続けているのか解らない状態で終わるんだよな…。しかもちゃっかり議員になったりして成功してやがるし。このエディって奴、良くも悪くも小市民というか、自分が成功することだけしか考えていない。そう、『この世から悪を一掃しよう』とか『この世界の神になる』なんて言う夜神月みたいな大望を抱かないので、あんまり大事にならないんです。薬の謎を解くとか、妖しい組織と対決するなんてこともなく、金融界でガンガン稼いで、ただ自分が成功者になることだけの為に薬を飲み続けている。この薬、飲むのを止めると死んだり病気になったりするらしいのだが、『適量で、ちゃんと食事を取って酒を飲まない』と、全然ノープロ…(-"-#)どうよ?どうなのよ、この薬物依存オッケー感?!駄目でしょう!?『上手く立ち回った者勝ち』なのももの凄く嫌だ。エディはオーバードーズの時にモデル女を殺している(らしい)し、薬のことを知られたヤクザ者3人も殺して、しかも暴力団同士の抗争に見えるように偽装まで考えているんだぜ!?最悪なこんな奴が政治家になって終わるとんでもないこのストーリーを観て、アメリカ人は「これぞアメリカンドリーム」などと思うのだとしたら、アメ公撲滅な気分になるよ。誠実さの欠片もない。ただ自らが成功すれば、弱者を助けようなどとも考えない。政治家になるのもエディの描いた『成功者』のイメージが政治家や大統領だからであって、『この国のためにこの頭脳を使おう』などと思った訳じゃない。ただの薬中・人殺しが自らの罪を隠し逃れて金と権力を手にする話だ。人を殺しておいて『ヘマをした』としか思わない人非人。これを思いっきりコメディでやってくれるとか、ラストで俗世の何もかもを放棄して仙人のように生きる道を選んだりいっそ怪盗にでもなって悪名を轟かせる位ならまだよかったと思うが、国家を動かす政治家になるんだぜ…。アメリカ自体が病んでるとしか思えねぇっつー映画でしたよ。
Oct 12, 2011
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竹内結子がウザイのでは無かろうかと不安もありましたが、全然そんなこと無かったよ。スゲーいい映像が多くて、思わずパンフレット買っちゃった位(笑)。ドキュメンタリーで見たモノほどの感動はないですが…いや、無いわけじゃないんだ。感動の質が違うんだと思う。『事実』だけで繋いだ映像じゃなく、『エンターテイメント』として成り立っている映像が事実に基づいていると言うことなので、ぐっと来るポイントが違うのだ。勿論、フィクションの部分もある。はやぶさがたどり着いた偉業を、世界中が知っている事実を過度な脚色なく、だからといって事実をつなげただけでなくきちんとドラマティックに仕上げてくれている。詳しい人は管制室で喋っている専門用語にしたり顔が出来、ちんぷんかんぷんな宇宙音痴の人は単語説明の字幕に「ほほぅ」と思える親切画面。そしてうまーく挟まるVFX!「ここ、きっとこうだよな…映像で見たいよな」と思っていたところをちゃんと提供してくれるのに、やり過ぎない匙加減!くそぅ!やっぱ堤監督ってこういうの巧い!!!ヲタ好みのアングルが解ってらっしゃる!そーだよ、ロケット飛ぶところとか、はやぶさが帰ってくるところとか、こんなふーなアングルが見たかったんですよってのを素敵に作って下さいましたよ!キャラクターは実在の人物がモデルの人達はそのイメージが壊れることはなかったし、架空の人物も浮いてはいなかったので破綻無く気分もそがれずに見ることが出来ました。生瀬さんの役、美味しすぎwww出番少ないのに印象に残る『小ネタキャラ』。そう、合間合間の気の抜き方が絶妙ですよねぇ堤監督は。今回位のふざけすぎない感じがいいですね。ちょっとドキュメンタリーとは違うから泣かないだろーなーと思っていたんですが、はやぶさの最後の地球のショットでやっぱり泣いた(T^T)。大気圏突入でまたぐぐぐっと。館内、すすり泣く音やらむせび泣く音やらが。そうだよな、あそこはクルよな。うん。(T^T)今回、土曜日で初日で映画の日ということで最悪の観客マナーの奴らが来るのではと覚悟していましたが、今日のお客さん達は凄く素晴らしいマナーの人々だったよ!そうよ、日本の偉業を映画化したモノなんですからお行儀よく見なくてはね!そしてエンドロールの時にペンシルロケットからずっと歴代の打ち上げられたロケットや探査機・衛星などの機体写真・イラストが出るんですが、「あかつき」の時に思わず『次はおまえだ、頑張れよ…!』とぐっと拳を握ってしまった。そして帰りのエレベーターでのとあるカップルの会話。彼氏「でもさーなんで宇宙の話するのに『理学博士』なんだ?」彼女「あんた、『理学』の意味も知らないではやぶさ好きとか言ってんの!? 宇宙、なめてんの!?」…彼女、強ぇ(^□^;)
Oct 1, 2011
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アンフェアはやっぱりどう転んでもアンフェアでした(^_^;)。でも、TVシリーズのようなじれったい感はなく、SPで感じたようなつぎはぎ感もなく、映画で完結って程の落ちでもなかったけど、なんか溜飲の下がる作りなので嫌いじゃないです(苦笑)。前作のラストに手渡されたUSBの正体と、それを巡る攻防なんですが巧みに隠されて怒る猟奇的な連続殺人がかなり被害者無視で雪平のみに焦点が当たって進んでいくので、『刑事物』を見ている感覚はないです。犯人を捜すために被害者を洗うのでなく、雪平が自らを餌にして犯人をつり上げる感じなので、遠洋漁業の鮪一本釣りの漁船上で腕組みしているかのような雪平夏見の幻影が見えたりもする男前な作り(笑)。見やすかった原因は娘が出てこないからだと思う。やたら「みお」「みお」って五月蠅い雪平が嫌いだったから。でも相変わらず勿体ぶったしゃべりは本気で嫌いなんだけどな。質問に全く違うことを言う人間ってムカツク。そんでもって潜入するときに足音が出る靴はいていたり、潜入先に髪の毛などが落ちる危険があるのに髪を束ねても無いし固定してもしていないとか、マスクすら用意していないって言うのがものごっつ嫌い。『本気度』が感じられない。女優の顔見せのためなら、余計に腹が立つね。そしてストーリーは相変わらず警察関係者がほぼ全員、敵。味方だとずーーーーっと思っていたあの人や、新しく出てきたあの人もあの人もみんなみんな嘘つきばっかりだ。アンフェアなのでね。そー言うところでどかんどかん傷つく雪平に「馬鹿じゃねーの?」ってイライラもするんですが、最後の最後に全部終わったときに砂煙が晴れたときにビーチフラッグを持っていたのが雪平なのでもの凄く『勝った…!』って気になる。対して勝ってないんだけど。むしろ唯一のにして、最大の味方は殺されちゃってるし。誰も信じていないのか信じて裏切られたから報復で騙すのか。どっちにしても全員、嘘つきだ。特効はやたらめったら派手ではなく、使い所でどかんと。なかなか視覚効果の高い使い方で結構好きです。そしてちゃんと『ANSWER』も提供されている。だから、本編途中では顔が写っていない人が実はここにこの人がいたよとか、この電話の前後にこういうやりとり有ったよとか、あの事件はこうしてこのタイミングで行われていたよとか、全部、最後の最後に「答え合わせ」してくれます。女性に親切な作りだなと思ったら、脚本、女性だった。女性の方が男性より理由と答えを求める気がするので、これをちゃんと提供してくれると落ち着く。ラスト、雪平のひとり勝ちだし(笑)。でも、まだまだ続編が作れそうなんだよなー(^_^;)別に要らないけどなー。
Sep 28, 2011
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…これ、原作、かなり詰まらないんじゃね?私が今読んでるのは映画の方の原作『バーにかかってきた電話』じゃなくてその前の『探偵はBARにいる』の方なんですが、読んでて眠くなるし!!後からアクションシーンがかなり現場で足されたって言ってたと思うんですが、逆にあれだけのアクションシーンがなかったら全然キャラクターの特性が説明不足になってしまったと思うのですが、脚本は原作に忠実なんですかね?忠実だったとして、現場ので監督がばんばんシーンを足したりアドリブを生かしていったと言うのなら監督、素晴らしいですよ。脚本であそこまで持ってきたのだとしたら原作はどんだけスカスカなんだよって感じです。あーでも、すかすかの原作の方が監督や脚本の力量次第で出来不出来がハッキリするか…。シリーズ化したら脚本や出演者でもの凄く出来が左右されそうだな。とにかくね、役者さん達の演技力にかなり助けられている印象のストーリーです。小気味いい会話の応酬やアクションとの間合いもとても好きです。でも、探偵のモノローグが挟まるとテンションが下がる上に流れが悪くなる。こんな所、原作通りにしなくていいのに。原作のやたら酒の杯数を数えていたり、酒の上げ下ろしで場面買えたりするのも好きじゃなかったけど、とにかくやたらとクレバーを装う余り頭のよくないモノローグが好きじゃなかったんだよ。謎解きがメインじゃないし、どちらかと言えば『人情モノ』の風情が強いのは舞台が地方都市だからなのでしょうかね。そして『探偵』のキャラ設定…。私、この設定の探偵は嫌いです。私の好みとしてはやたらめったらムカツク位クレバーで穏やかでいてバイオレンスもお手の物ってのが理想です(笑)。そして、基本は正義の人であって欲しい。なかなかいないけどね。この探偵は尋問の仕方が馬鹿すぎる。原作のせいか脚本のせいかは知らないけど、ストレートに真っ向勝負をかけ過ぎる。ヤクザやら裏社会との繋がりがベースの探偵だから、ダーク寄りなのは仕方ないにしても、少し感情的で暴力的な面ばかりが目立ちすぎる。どんなに自分がふがいなくても、力不足を悔やむときでも、相手に対して怒髪天をつくようなときでも、モノに当たり散らすような人間が大嫌いなので、このキャラクターが好きになれない。原作もこんなだしね。行動は短絡で衝動的で感情的。探偵が自分に為に『報復』を考えたっていう台詞に特にげんなりした。大泉洋の力量とイメージでかろうじて悪印象にならないけど、他の人だったらかなりやな感じの男だったと思う。高田くんも原作より映画の方がいい。それにしても、電話の近藤京子は全然ボコーダーとか使ってないのになんで直接電話で話してて声で判らないんでしょうかね?確信持てなくても当たりは付くんじゃないですかね?てか、この話…映画よりはTV向きじゃね?あ、でもTVだとここまでブラッディキラーは出来なかったか。…殺して終わりってのも、なんだかなーって感じですよね。探偵が振り回される話じゃなくて、探偵が解決する話が観たいですね。
Sep 16, 2011
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ドキュメンタリーですから、映像のどの部分が好きとか嫌いとかそう言うのはありますが、基本的に『すごいなー』ですよね。後は編集とナレーション次第。編集は、まあ…細切れ感はこれだけ沢山の生き物を扱っていたら仕方ないんですけど、もう少しみたいなーとかもう一度観たいなーと思える画像は残念ながら無かったな。ナレーション…松たか子より宮沢りえの方が好きだったな。出来れば全部ひとりの人にやって欲しかった。そして動物の感情を擬人化したように表現して欲しくないな!擬人化、大嫌いだから!まあ、この映画、昔のアナログ時代だったら映画館で観るべきかと思うが、デジタルハイビジョンがお茶の間に居座っている今なら別にわざわざ劇場じゃなくてもいいんじゃないかな。
Sep 16, 2011
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いやいや、普通に面白かったです。ええ。あ、漫画の方はちゃんと読んだことないので、原作と比べてどーとかは判りませんが、映画としてちゃんと面白かった。下町人情ヒーロー物…ですかね?私、寅さんは吐くほど嫌いなんです。『フーテン』って職業じゃないよね?社会的にちゃんと自立していなくて迷惑かけている奴がどうこう言うのは本当に嫌いなんですが、両さんはちゃんと公務員試験受けて警官やってんですよ。そう言う社会人としてのベースがしっかりしているから破天荒でも許せる。許容範囲が大きく広くなるのですよ。個人的に。でも、さほど周りに迷惑をかけるような、はちゃめちゃ感はなかったのでもしかしたら抑えてあるのかもしれないけどこれくらいでちょうどいいな。前半は両さんと桃子の幼い頃とか惚れっぽい感じを出すためのエピソードとか、お子様達のシーンとかでほのぼの下町シーンがメインなんですが、誘拐事件が起きてからの警察署が舞台のメインになるともの凄くスピード感が変わる。その感じがいいなーと。緊迫している捜索シーンなのに緩めの音楽だったりするのが気になったりもしますが(笑)。たださー…香里奈…すげー人相悪く見えるのは何故?もこみち、ウザイ…香取…しゃべり方はあれじゃないと両さんじゃないの?もう少ししゃべり方を何とかして欲しかったなぁ…。小学生が全然いじめとかして無くて、もの凄く久しぶりにほっこりする感じ。キャラクター全員が「いい人」でも嫌みじゃないのは作品のカラーがそれでいいからなんでしょうね。裏を感じない人ばっかりで、御伽噺みたいだけど。ちょっとぐっと来るシーンもあるしね。涙でそうになる所があったのもビックリだ。なんつーか、この映画はいろいろとバランスがいい…のかな。うん。特効も凄かったな~。爆破シーンはまるで緊迫感が売りのミステリー大作並みでしたよ。勝鬨橋って今は跳ね上がらないよね?てことは、VFX?地味に格好良かったよ。連チャン3日間で観た映画の中で一番面白かったですよ。一番期待していなかったのに(苦笑)。
Sep 2, 2011
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ホラーですよね?ホラー…だと思います。いろいろ怖いアイテム出てくるし。市松人形とか、夜中の学校とか、自殺者が多い森とか。でもなんかずっと中途半端で「もっとこれからきつくなるのかな~www」と思ってドキドキしていたんだけど……思っていたのと違う怖さのお話だった(^_^;)。時系列がバラバラで次々と全く違うエピソードが飛び込んでくるから、初めは全然繋がりも収束点も判らなかったんだけど。復讐劇なんですね。ご両親の。で、でもあのお父さんとお母さん…死んでる?ドキドキ…。練炭とかミイラ化した遺体とか…有ったよね?(^□^;)あのバール振り回すお父さんが激烈に怖かったね!最後も…全然最後までブレる事無く妥協することなくキッチリかっちり残酷に絶望的に♪怖すぎ!でも違うの!この怖さじゃなかったのよ、求めていたのは~!!あ、でも死んでるなら…予定通り怖いのか。一番は怖かったのは市松人形だね~。そして、子供。残酷で、怖いよね。しかし、どうしてもイライラするのはどうしてこんなに追尾していて車のナンバー覚えていない?とか明らかにヤバイ人間が乗ってるって判っているのに丸腰で無防備に近づくんだよ?とか先ず縛られている子の縄をほどけ!とかどうしてこんなに切迫している場面でグスグズしてんだ!!!(-"-#)とか。行動が短絡で考えが浅はかな奴が多すぎてムカツクのはホラーにおける私のデフォルトらしい。じゃ、観るなよ(苦笑)。
Sep 1, 2011
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可愛いね!芦田愛菜ちゃん、ホントに可愛いよね!…それだけだね。それ以外何があるのかと言われても何もないね。登場人物がほぼ全員いい人で、悪人とか悪意のある人が一人もいない幸せな環境で、野心も野望もさしたる希望もないそこそこ認められているサラリーマンが自分の子供でもない子のために降格人事を希望しちゃったりするようなあり得ないほど優しい心の草食系にも程がある男に引き取られるなんて夢のまた夢過ぎて突っ込み所もないっつーの。いや、嫌いじゃないですよ。全く印象に残らないし、記憶にも残らないですが。こんな僥倖に巡り会えた子のドラマって「よかったね~」以外何があるというの?(^_^;)ストーリーも特に…。もともと「可愛い愛菜ちゃんを観に行こう」と言う目的だったのでその辺はどーでもいいんですけどね。『子供って以外といろいろ考えていて、大人も実はそんなに強くなんか無いんだから、みんなで少しずつ成長していこうね』的に進むストーリーだと思っていたら本当にそれくらいのモノだったから残念感もない。UPも無いけど。いや、本当に愛菜ちゃんは可愛かったんですが、どうも…それ以外何も…感じられなかった…うん。すまん、おおざっぱで(^_^;)
Aug 31, 2011
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私はキリスト教の考え方が基本的に大嫌いなので、申し訳ございませんがこの映画、激烈に嫌いです。とにかく心情表現なのか、代替表現なのか比喩なのか、やたらとイメージ映像が多すぎ。ジョージ(ショーン・ペン)の家族に対する想いの表現にしても、受胎・妊娠経過・出産のイメージを星やら星雲やらはたまた海の中やら海底火山とか血液の流れとかミクロからマクロまでの『美しいと感じる映像』を駆使して薄ぼんやりと表現しているのがとにかくウザイ。全くストーリーに入らない上に基本が独白と回想だけなので『会話』シーンがめちゃくちゃ少ない。状況説明も判りづらい上に、やたら神にばかり頼る風な祈りと言うより懇願が挟まってこれまたムカツク。結局19歳で死んだ弟と和解した家族が彼岸で幸福そうな笑顔で出会っていて、その場に年を取ったジョージもいるって事はジョージは死んだのかと思いきや全然そんなことなさそうで、「なんだよ、ただの贖罪的な妄想か?」とも思えてしまう甘ったれな構成にこれまたイラッと。映像は確かに美しいが半分以上の時間がイメージ映像というか、環境ビデオでこの話に一体誰が感動するというのだと思ったが、敬虔なキリスト教信者なら神の所業として受け入れれば感動の対象になるのかも。ああ~ポロくそですね(^_^;)。でも本当に詰まらなかったんだもん。3回位は寝そうになったよ。実際寝たかも。キャラクターも誰ひとり魅力的じゃないからショーン・ペンやプラピを使う意味が判らんよ。全員が割と嫌なタイプの人間だし。とにかく脚本が薄いような気がする。ストーリーとして全然魅力を感じない。こういうの持ってきても、日本じゃ無理だろ?八百万の神々に感謝することが基本の国で一神教の固い宗教がベースのモノは。エンターテイメント性は全く無く、説教臭くて鬱陶しいとしか感じませんでした。だからさ、嫌いなんだよ。『人間が大自然の管理者として神に作られた』なんて言う傲慢な宗教は!!!
Aug 24, 2011
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比べる対象がゲド戦記なので(^_^;)、かなりよかったという印象です。やっぱりこの監督はファンタジーやアクションは向かない人だと思う。『普通』なんですよね。表情も表現も動きも全然サービス精神がないというか、余白がないって言うか。だから、実際にある土地のかつてこんな人達がいたのではないかと思えるキャラクターを使っての地に足の付いた感の強い話の方がいい。なんかちょっと「NHKテレビ小説のダイジェスト」みたいだったけどね。でも、うみが母親にすがって泣くところは「違う」って思ったな…。がっつり泣きたいときは人は上を向かない。涙が溢れて止まらなくて、人にすがりつくときの顔を観客に見せてしまっては折角のぐっと来た気分が引いちゃうよ。敢えて表情を見せない『泣き』の方が痛みも切なさも…安堵も伝わると思うんだけどな。まあ好みなんでしょうけどね。声…は…ね(^_^;)。岡田は岡田だったし、長澤まさみもまんまだった。好きか嫌いかと言われるとこの二人のしゃべりは好きじゃない。でもこのお話の淡々とした感じには合っていたと言えば合っていたのかも。横浜が舞台なんですよね。オイラの生まれ育った街ですよ。時代は東京オリンピック前だからまだ生まれていないけどね。元山下とか、山下公園とか、桜木町とかふつーに幼い頃から買い物に行ったり、休みの度におばあちゃんと遊びに行ったりしていたよ。路面電車も乗ったね。5歳位までで無くなっちゃったけどね。どーしても納得できないのが本山下辺りにあの時代にバス路線があっただろうか?と言うところ。なんかさーオイラのお子様時代にすら路面電車降りた後なんもなくてとにかく歩いていた記憶があるんだよなー。路面電車を全部バスに変えている途中の時代だったから、バスは増えることはあっても路線が無くなった事なんて無いはずなんだけどなー。んーんーんー(-"-)お子様時代過ぎて思い出せんー。氷川丸があるって事は1960年以降だもんなー。いかんいかん、余りに昔を思い出そうとして別の色々な記憶が(^_^;)。路面電車に座るときに母親がオイラが座る前に椅子をホウ酸綿で拭いていたなーなんて事とか思い出したよ。「上の電車(国鉄…今のJRね。根岸線・京浜東北線のこと)に乗りたい!!」とだだをこねて路面電車を飛び降りようとした事とか、な!迷惑なガキだったな!!(苦笑)なんて昔を思い出しつつも昭和に特に魅力を感じていないので地元じゃなかったらスルーだったろうというポイントばかり。さて、舞台のメインと言えるのは高校のクラブハウス『Quarter Latin』なんですが、このガチャガチャ感はちょっと好きでした。作画で好きだったのはここだけだなぁ。そしてエンドロールの短いこと短いこと(笑)。物語終わって余韻に浸るまもなくどんっ!てくらいの早さで。で、エンドロール内に後輩やら知り合いやらの名前を見つけてちょっと微妙な気分になりつつ帰ってきましたよ。
Aug 19, 2011
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期待したようなホラーじゃくて、期待したような切ない恋じゃなくて、期待したような哀しい話でもなかった…。いや、悪くはないと思うんだけどね。バンパイア物の最高峰って何に拘るかで違うけど、やっぱりこのお話ではないなぁ…と。バンパイアの12歳の女の子が血を吸う…というか、首もとに喰らい付くときに獣人のようになるって美しくないよ…(T-T)いや、切なさや哀しさを出すならグロテスクさはこういう形じゃない方がいいと思うんですよ、私は。てか、このバンパイアのアビー、バンパイアであることを全然儚んでもいないし、悲しんでもいないみたい。自分が生きるために人を殺すことも、他人に人を殺させることも全然何とも思っていないんじゃ?ってくらいサクサクお食事なさってますよ(^_^;)。あ~オーウェンの恋心と恐怖の間で揺らめく感情が見所なのかなぁ…でもそれもなぁ。すみません…多分私のおおざっぱな性格じゃ判らない位センシティブな物語なんでしょうねぇ(苦笑)。だってさー父親だと思っていた人も「数十年前は同い年」のボーイフレンドなんでしょ?(^_^;)こわっ。最後なんて「アビーちゃん、非常食確保☆イェイ☆」としか(^□^;)。オーウェンくんは悪魔の道をまっしぐら。でも本人が幸せならいいのか?んー判らん…。なんで彼女がバンパイアになっちゃったかも明かされなかったから、彼女はオリジンなのかしら?噛まれて生き残った人もバンパイアになったしね。なんにしてもアビーちゃんは美人でしたからオーウェンくんとさよならしてもすぐに非常食…いや、ボーイフレンドが見つかるよね。…ホラーと言うよりスーパーナチュラルでスプラッタ…ってのもなんか好きになれない理由かもしれない…。
Aug 17, 2011
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もうこれはお話がどうとかそう言うことではないシリーズなので、本からのイメージをどうビジュアル化してくれるかにかかっていると思うのですが、如何せん原作を読んでいないので(^_^;)、その辺は好きか嫌いかだけの私。好きでした。結構迫力があって、魔法のシーンもさることながら、ホグワーツ内の白兵戦での死体の転がり方とか、結構…いい配置でわざとらしさややっつけ感もないし。なんと言っても「目で見える痛々しい戦い」にちゃんとなっている。キャラクター達のやはり大変落ち着きがいいですね。みんながそれぞれいい味ですよね。一番好きだったスネイプ先生が誰より深い『愛の人』で(T_T)…ある意味予想通りですがあの死に様がちょっと切ないですけどね。ハリーの子供に名前付けて貰えてよかった…のかな…?うん、よかったんだよね、きっと。うん。そしてマルフォイ親子のマイペースでドライなこと(笑)凄いよ、ホント。でも、終わってみて一番思ったのは『…主役はハリーだけど、ヒーローはネビルじゃね?』でした(笑)。だってさ、シリーズの初めの方は全然駄目な子で、弱虫だし、勉強も魔法もなんかイマイチなのに、いつの間にか魔法植物のスペシャリストっぽくなっていたり、いつもいつもキーパーソンとしていい位置にいる訳で、ネビルがいないと解決しないことばかりなんですよ。で、今回に至っては『グリフィンドールの剣』がネビルの手の中に現れるんですよ!!??こりゃ、もー『紛う事なきヒーロー』でしょ!?しかもヴォルデモード・悪の親玉にしっかり名乗った上に全体を代弁する口上を堂々と述べて悪への反意を誰よりもハッキリと示すんですよ!ロンでもハーマイオニーでも無く、ネビルが!そんでもってちゃんと好きな女の子にも告白に行ったりするんですよ。裏主役と言ってもいいほどの大活躍じゃないですか!ネビル主役でスピンオフ作ってもいい感じの英雄?になると思うのは私だけですかね(笑)。しかし、何故『19年後』なんだろう?20年じゃいけなかったのはどうして?そんでなんでみんな同い年の子供つくってんの(笑)ドラコまでwwww魔法使いには『発情期』があるのか?
Aug 10, 2011
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隣に来た女二人がやたら納豆臭いDBで鑑賞環境劣悪。それにも増してなんだこの映画のつまらなさは!B級の超能力モノなのかと思っていたらなんと異星人モノでしたよ。よくある「知らなかったけど実は異星人でした」じゃなく、元々の出身星も判っていて、敵の別の宇宙人に追われいてるから逃げ回っているって言うんですが……地球にこっそり来られるほどの科学力があるのに、ただ車で逃げ回ったりするだけってどーよ?相手の異星人がどこをどのくらいの規模で探しているか判らないのに何を基準にして移動しているの?NO.1~9までの九人とそれぞれに守護者と呼ばれる人が少なくとも一人付いているらしいですが、どうして互いに情報交換とかしていないの?戦う力を持っているのが4と9だけらしいが、話として出てきただけで実際は4と6しか出てこない上に追いかけてきた敵星人の目的も、自分たちのことも持っている『遺産』もほぼ何一つ解明されない。…続編作るつもりですか?こんな駄作で?CGすごいね…って言ってもどこかで見たよレベル。死んだ宇宙人達はみんな砂となって霧散するので死体も血も残らず残酷感が感じられない作りなのはフィルム提供がウォ◯ト・ディ◯ニーだからですか?子供騙しにも程があるレベルの低いストーリーに愕然ですよ。それでも寝ないで全部見られたのは時々びくってするデカイ音とビックリ映像があるからです。だからといって効果的とは言い難い。眠っちゃいそうな人を起こす程度の効果です。敵から逃げ回るのは超常的な力の成長を待っているからなんですが、その力がなんなのか、どうなるべきなのかなどは全く解明されない。逃げ回ったり戦ったりするのは決して地球や地球人のためではない。自分たちの星が滅亡させられた復讐を考えている訳でもないし、再興しようとも思っていないし、地球人が殺されても別に心を痛めたりもしない。彼等はヒーローではないのですよ。死にたくないだけなんです。で、このナンバーズ達は自分たちが生き延びるために「存在を消す」作業に追われているようなんですが…ネット映像とかをもの凄くこまめに消す作業ばかり。…敵異星人はグーグルのアカウントでも持っているんですかねぇ?(^_^;)写真流れてあたふたネットのを消し回るくらいなら整形手術でもして顔を変えちゃえばいいじゃん?敵星人は嗅覚がとても発達していて洋服の切れ端から居場所が近い…とか言ってるから、ネットの写真じゃ全然平気じゃね?それにしてもなんでナンバー順にしか殺さないんだろうな…。その辺も全く理由は解らなかったな。つまり、なーーーーーんにも判らない安いTVドラマの第一話拡大版みたいだったと言うことですかね。でも、この一話じゃ、二話は絶対に見ないな。
Jul 13, 2011
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何が嫌って、頼みもしないのにメイキングを見せつけられることですよ。上映時間の半分以上がメイキング。裏側とか苦労話なんて見たくねぇよ!!最初の1時間以上、マジ、いらねぇ!!!!!!しかも、本編上映の前に、なんで裏側から見せるの?凄く凄くテンション下がるし、本編の楽しみが90%減ですよ!!!だから、草刈民代さんとルイジのダンスは素晴らしかったし、本編はチャップリンの甘い切なさともの悲しさがとてもよかったのですが、映画としては最低の作りだと思うので超減点です。本編を見た後なら、こんな風にあの場面は作っていたんだとか、こういう気持ちのダンスだったんだとか、色々反芻しながら楽しめることもあるでしょう。でも、私はそれもよほどみたいと思えない限り見せて欲しくないですね。プロが観客に制作の苦労話を金取ってするなんて頼まれても嫌だね(-"-#)演者が好きで、裏側が見たいと思っている観客ばかりじゃないんですよ?エンターテイメントは現実を忘れるためや別世界を楽しむために金を払う観客が多いんですよ。しかも本編を上映する前からって!本気でげんなり。マジで途中で帰ろうかと思った。でも本編見ずに帰るのが癪だったので最後まで見ましたけどね。ああ~本当に腹が立つわ!本編のダンスは本当に素敵だったんですよ。ただ監督が懸念していたように「舞台の中継になってしまわないか」ってのは…中継っぽいな(^_^;)と思っちゃったので、残念でしたね。振り付け師のジーさんに反対されても作った警官達のダンスの場面での公園ロケ、なんであんな自然公園に?もっと人工的な、煉瓦とか噴水とかある公園の方があのダンスはよかったんじゃないかと素人ながらに違和感を禁じ得ませんでした。舞台では絶対に見られないアングルを見せてくれているときは映画だなって思えるんだけど、正面から引きで映しているとバックがただ真っ黒で、ライティングとかの小細工がないせいか本当に舞台みたいでした。…映画としては駄目って事か?(^_^;)素材と演者がいいのに構成が最悪という、もっとも嫌な気分で終わってしまいましたよ。ま、どっちにしたって好みの問題なんでしょうけどね。私は、大ッ嫌いだって事ですよ。
Jul 6, 2011
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ふらりと行ったんですが、すぐに入れるってんでしかも、映画館のカードポイントで無料で観てきました。11.5巻ももらってきました。そこそこ期待していたんだけど……ごめん。この脚本、好きじゃないわ。エルリック兄弟がただのアドバイザー。核心に関わっているようで全然関わっていなくて、クレタとアメストリスとミロスの関係をもう少しちゃんと説明っぽくなってもいいからやろうよ。こんなにさらっと台詞で言われただけだと憎しみや長年の嘆きや切羽詰まった感じが伝わりにくいよ。特にクレタサイドが全然解らないから突然にラストであんな風に出てこられてもなんじゃそりゃって感じよ。ジュリアも弱い~。大佐…いいんですか?一国の大佐がほぼ単独行動で部下ひとりと民間人連れて国境紛争地域に行くってかなり不自然でしょ?大佐なんですから、エルリック兄弟がトラブルを起こさない訳はないと確信してエド達をちょっと利用する形で中隊位こっそり引き連れて布陣してクライマックス後には混乱に乗じてしれっとクレタの部隊を制圧しちゃったりする位の先見と行動力を見せてくれたら面白かったのに~。そしてなんかTVシリーズの方が綺麗なんじゃ?くらいの作画が嫌だ…髪の毛がビニールみたいに動く~アルがなんかつるっとしててヤダ~(T^T)動きはいいと思うんですよ。場面も派手だしね~。アングルとか、回り込み方とか凄くスピーディで小気味いいんだけど、もう少し作画が丁寧だったらな~(>_
Jul 2, 2011
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グリム童話の「赤ずきん」も幼い頃から「なんて残酷で怖い話なんだ…」とホラーのように怯えていたのですが、怖いのは狼じゃなくていつでも人間なんですよね、童話って。ヴァレリーは木こりのピーターと相思相愛なのだが、金持ちのヘンリーとの婚約を母親に決められてしまう。村を出ようとした矢先に姉のルーシーが狼(本当は『人狼』なんだがここでは『狼』だとみんなは思っている)に殺されてしまう訳だ。なかなか『赤ずきん』のキーアイテムが出てきませんからエッセンスだけで全然違う方向性なのかと思いきや、ちゃんと童話の気持ち悪さも、じめっとしたげんなり感も身勝手な人間達の神の名を勝手に使用した傲慢さも「狼」「赤いずきん」「おばあさん」と言うキーに彩られて原作には無い『恋愛』『父親』が新たにキーに加わって私的には凄く良くできた大人の童話だと思いましたよ。残酷でね。その残酷さは決して『狼』のものでなく、原因も何もかも『人間』のそれであるという所が。グリム童話では最後にさ、狼のお腹に石を積めて水に沈めるでしょ?どーやるのかなーとか、やらないってか出来ないんじゃ?って思っていたら、いやはや。やってくれてビックリですわ(^_^;)。人間って怖いねぇ。基本的に主人公のヴァレリーがほぼ意志を曲げず、スタンスがぶれないで話が進行していくので、視点がキッチリしていて登場人物全てキャラが解り安い。感情移入できる人はいないけど、理解は出来る範囲。閉ざされた場所でのパニックMOVIEと言うことでもなく、もの凄く簡潔に説明されているけど、人間ドラマが中心なのだと思う。多分にキリスト教的であるのは仕方ないのですが、ドイツだからか、さほどねちっこさを感じない。ちょっと意外だったな、人狼の正体。人狼が殺した理由も全部解りやすいのは『野生の本能』が理由じゃないからでしょうね。ラストもなかなか納得でした。ああ、総じて『ロマンティック』かもね。…腹に石は詰めるけど(^_^;)。ファンタジーではない。童話である。因果応報的要素もあるけど、押しつけがましい教育指導はないので斜に構えてしまうほどではなく「うんうん、そうだね」って素直に言えるかも。でもエンドロール後のあれは…別になくてもいいんじゃないかなぁ(^_^;)。それとも…実は…ヴァレリーは狼に………?きゃーーーーっ!ダークエンドだったらそれはそれで凄いな(苦笑)愛は全てを越えるのだろうか?
Jul 1, 2011
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…ごめん。全然感銘を受けませんでした!よくよく考えたら『E.T.』も『未知との遭遇』もどーでも良かった人間でした。こんなに巨匠達が頑張った映画なのに、ぜーんぜんなにひとつ心に引っかかりませんでした。映像は確かに圧巻ですが、派手な事件が狭い範囲でこっそり起きているので、お子様達の冒険モノとしてはよいと思うのですが、宇宙や未知の生命体との接触が局地的にピンポイントで行われただけなので壮大感ゼロでした。なんか、事件の起こり方や見せ方がホラーっぽい…この辺が80年代風?なのかな?映画の中の時代設定がスリーマイル島事件辺りだから、画面の雰囲気がその時代なので余計にそうなんだろうが、全然その時代への懐古趣味が無く、そもそも好きじゃないので楽しくもない……って、この映画見るべきじゃなかったって事かい?(^_^;)でもね、お子様達の目線中心でブレ無いのは流石の描写力で凄く引き込まれはするんですよ。キャラとしても『可も無し不可無しの主人公が勇気を出す』『淡い恋心を抱く可愛い一寸訳ありの女の子』『臆病者のヒョロ眼鏡』『威張りんぼうだけど主人公の親友のデブ』『口元に特徴のある不思議ちゃん系のチョロチョロするちび』というのはなんか解り安いキャラ設定だ。でもこういうキャラだったら「忍たま乱太郎」の方が面白いんじゃなかろうか…なんて思ってしまいますよ。ストーリーも退屈はしないんですが、ラストがねぇ…お約束ってかなんてーか、すっげつまんねー。特に宇宙生命体との心の交流もなく、次にそいつが地球に来たとしてもお互い『enemy』のままなんでしょ?「宇宙生命体、スゲー」ってだけでいい訳じゃないよね?『人間と同じ形をしていないモノをさげすんだり、知能が低いと決めつけるのは愚か者である』と言うことだけのメッセージなんですか?だとしたらなんで今更そんな当たり前のことを?神様が人間と同じ姿をしているなんて傲慢で図々しいことを考えている人々には有効なんでしょうが、万物に神聖な畏怖を感じたり、八百万の神様のあらゆる姿を尊ぶ日本国民には今更感しかないんですけどね…。すんませんね、感性が鈍いのかなかなか繊細なメッセージは受け取れなくて。でもスピルバーグ信者の方々は往年の名作を思い出して好いのかもしれないし、初めてこういうのを見るお子様達にはいいのかな。
Jun 29, 2011
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実は他のをちゃんと観たことがない…見たモノのあるけども今ひとつ覚えていない…何でかというとプロフェッサーXが胡散臭くてなんか好きじゃなかったから(^_^;)。今回でそのなんとなく感じていた嫌さがちょっとわかったよーな(笑)。どっかしらミュータントに対しても人類に対しても上から目線なんだよなー。と言う訳で、元々マグニートー寄りであった私の好みが今回のファーストジェネレーションでがっつりマグニートー様に偏りましたよ(笑)。ええ、私は滅ぼされる方の旧人類ですけどね。弱いモノが淘汰されるのは当たり前なのでそこんとこはどーでもいい。キャラクターに感情移入が出来るって事は残念ながら無いのですが人として同感は出来ると思える行動を取ってくれているので、『ミュータント』が『普通』になりたい気持ちはもの悲しささえ感じました。…だからチャールズのガキの頃から受け入れてる出来すぎ感が可愛げ無くて嫌いなんだよな、きっと。超能力モノってそれだけで派手だから、CG映像・VFXがど派手で、それだけしか見るところ無かったらガッカリだな~と思っていたんですが、そんなこと無かったです。チャールズとエリックの感情のやりとりも勿論いい場面が沢山あったけどレイブンがもの凄く可愛く見えたな。人は言葉で救われるんだな。ラストもいちいちエリックの言うことは納得できる。あああ~済みません、私もかなり曲がった性根の持ち主なのでね。今までこのシリーズ見ていなかったのちょっと悔やまれました。でも、これから見ようかなーと。こういうペースを判ってから観るときっと印象が違っただろうから、こ今回の映画観る前に見ておけば良かったなー。
Jun 19, 2011
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極限状態での混乱を表す方法とかなんか『ブラック・スワン』っぽい?幻覚とかのはさ見込み方とか。でも、こっちの方が生死に直結しているから怖いと言うより痛々しいって言うか、哀しい感じもありましたわ。『岳』っぽかったら嫌だなーっておもっていたけど、一人で戦うお話だし、やたらと感情的にならなくてもの凄く見やすかった。どうして一人であんな荒野に行くんだろうと思っていたがそれに関してもちゃんと感情的に納得できる説明が表現されていたしね。まあ…実話だしね(^_^;)。この撮影、大変だったろうなぁ。腕挟まれててあれだけやらなくちゃいけないんだよ?ホント、凄いよ~ただ余りに一人きりの戦いで大変なことなんだけど観ている方は退屈になっちゃうポイントがあるんですよ(^_^;)。でもちょうど良く雷なって起こされたり、叫び声で起こされたりするのよ(笑)。そんで、思っていたより腕を切り落とすところがスプラッタで怖い(>_
Jun 18, 2011
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これは…笑いが目的なのか、感動が目的なのか?着地点が今ひとつ判らない…。いや、悪くないんですよ。好きです。どっちかってーと。でも、30日の行の一発ギャグの仕掛けが大がかりになればなるほど『笑い』が起きない。劇場内も最初の方のくだらない稚拙なギャグに懸命な方が笑いが漏れていた。HARD(仕掛け)で笑わせるのは前後の流れがないと無理だろ。でも下らない一発ギャグも大がかりな仕掛けも結局若君を笑わせないのと言うことは、まっちゃんは『お笑いの限界』をわざわざ描いているのか?本当に暗闇に沈んだ心を前向きにさせたのは『ギャグ』を繰り出すさや侍じゃなく、その娘の献身だったし。それとも『感動』を素直に描くのにテレがあったからあんな作りなのか?だとしたら幻滅なので、そうでないとは思うが。どうして最後の『泣きの1回』で笑いを取らなかったんだろうね。ここで『武士』として死にたかったの?笑いを全うできず、ハンパに武士に戻って良かったの?だったら辞世の句を全然面白味無く、涙と哀れを誘うほどの娘に向けた美しい句を詠むとかしてくれたら、感動がメインになったのに。あれじゃただの逃げとしか思えないよ。そんで映像の随所に「このカットをここで入れられると正直萎える」ってのがラストに多すぎた。虚無僧が手紙を読んでいるところ、少しずつ『歌』になっていく演出は嫌いじゃないし、心惹かれる感じではあったんだけど歌い出してから歌っている虚無僧のカットが入る度、盛り上がる感情が冷める。あそこは娘の心の機微を、表情を追いかけて娘だけで見せて欲しかった。他にも何カ所か、すっと冷めちゃうポイントがあって、感動を目的にしているならもっとベタにやって欲しかったよ。ビートたけしと比べちゃ可哀想だが、こういう『感動』系は全然たけしの方が好きだなぁ。残念だわ。…嫌いじゃないんだけどなぁ。この映画。
Jun 14, 2011
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なんか…なんの感情も揺さぶられない話だった…。見ている途中で『なんでこういう表現にしたんだろう』とか『この状況、おかしいだろ?』なんて考えちゃうのはストーリーが詰まらないからだと思うんですよ。考えっぱなしでした。予想通り豊臣家の生き残りの血筋を引くプリンセスがいるのはいいとして、その子が関わっているようで全然関わっていなくて、でも火種にだけはなるというなんかよく理解できないポジション。私が父親でもなくて、息子でもないから理解できないのかもしれませんが、正直、全く納得できない。法的にも感情的にも心理的にも一切合切納得いかん!映像もお話も『こういう画面作りたいからこういう展開にしてみた』みたいな作りで、『これ、撮影大変だったろうな~』って思うことは思うけどそれだけ。必然性も無いし、こんな事は絶対にないと思える程度の説明しか物語の中でされていない。フィクションだろうとどんな大言壮語だろうと物語の中に観客を引きずり込む位の圧倒的な説得力がないなら、もっと狭い範囲のこぢんまりした話にとどめておくべきだ。あの日、大阪には他府県から来ている人がただの一人もいなかったんですかね?観光客、ゼロだったとでも?だーれもいない大阪を演出するより、大阪国の人間だけがいなくなって混乱する大阪の方がよっぽど納得がいった。でも、そうなったとしたらこの話では収められなかっただろうからやらなかった、そこんとこはスルーしたとしか思えない。こんな事を観ている方に感じさせる時点で落第点でしょ。まあね、途中はいいですよ。物語の経過は。でも、あのLastは何?大風呂敷広げて畳めなくなっちゃったからポイしちゃいました的な会計審査員副長のもの凄く個人的判断での税金垂れ流しの見逃しって…。ストーリーがこんなに短絡で独りよがりな感情論だけだと思わなかった。余り出来のよくないライトノベルを読んだ時みたいだ。御伽噺にすらなっていないぞ、これは。原作もこんななの?キャラクターは確かに魅力的ではあるが、やっぱり浅いというか…上っ面の設定だけで、ゲーンズブールくんは結局どういう思惑で大阪国にあんな事を企んだのか、結局何をどうしたかったのか、全く判らず、ミラクル鳥居のミラクルさはただ単にバタバタしているうちに事件の根幹を無意識に刺激して混乱させているだけだった。副長のアイス好きという設定もただの飾りで終わっちゃったので無意味だったし。役者さんも撮影技術ももの凄く良いのにね…。岡田くんはやっぱり喋ると魅力半減なのは置いとくとして。もう少し納得させてくれるLastを期待していたのにな…。
Jun 8, 2011
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知らなかったんですよ。このアニメ、見たことが無くて。ついこの間偶然TVで見ちゃいましてね。もーーー笑った笑った!!!!!凄いですよね、この設定!あの装具!ロボまでいますよ!!と言うことで、うっかり勢いで観に行っちゃいました。劇場版。何も見たことない方でも大丈夫。始めに今までの史実じゃない展開のダイジェストがあります。マナーアニメはオイラが見たのは真田Verでした。もーいろんな意味でメチャメチャ面白かったですよ!!笑った笑った!声出さずに笑うのって超腹筋使う!笑いの涙をこらえるのなんてすっごく久しぶり!なんなんだ、あの身体能力と科学力。ここまで吹っ切れると素晴らしいですね。N◯Kの大河もここまで来たら凄いのに(無理です)。史実なんてどーでもいい!Let's Party Night!イヤ、実はもう少し史実に基づいているかと思っていたんですけど、ここまで全然違うと面白くて面白くて。奥州筆頭がズババババーン!で真田がドッカンドッカンで武田信玄もブオンブオンしてて信長もズモモモモーン!!凄い。本当に想定の範囲外のまさにこのアニメの真骨頂。でも多分、この作品を観る前に歴史ちゃんと勉強して、司馬遼太郎とか和田竜とか読んでからだともっと面白いと思う。キャラクターの鎧見るともー笑いのるつぼ。徳川家康が特に私のツボだった。腹出しでパーカーですよ!?そんなVERBALさんもビックリの出で立ちで戦場にロボに乗って現れるんですよ!?激笑でしょ!!!そしてオイラの家系はリアルに伊達家の家臣だったので、もの凄く奥州筆頭と伊達軍に…爆笑!素晴らしい!オイラのご先祖もCOOLだったのかしら!?もう、どう評していいか判らない武将達が沢山でたまらんですなぁ(^_^;)。これ、DVD欲しいなぁ。うちで見て指さしてデカイ声で笑いながら見たい!そんでもってちょっと思ったんですが、これ、外国の方から見たらどうなんだろう?外国の皆様って自国の歴史をもの凄く大切にしているというか、誇りを持っているというか(勿論日本もそうなんだけど)、そう言う人々から見て、自分の国の歴史をここまでエンターテイメントにしてしまう日本という国をどう見るのだろうと気になったり(^_^;)。そして翌朝になっても思い出して笑えるって事は私、この映画、相当好きなんじゃ無かろうか(笑)。
Jun 4, 2011
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すみません。舐めてましたよ、2500年前からの絶対アイドルブッダ様を。かなり混んでいましたよ、平日の昼間から。客層は『禅』や『山桜』の時みたいでしたけどね。お子様もいました。アニメですからね。人死には山ほど出ますが、P12でもR18でもないですから。ええ、結構思いっきり残虐シーン、ありますよ。戦争ですからしょうがないです。その痛ましさや愚かさ、残酷さが描かれないとシッダールタが城を出て行く理由がぼやけてしまいますからね。でも、チャプラが半分以上の尺使って主役なので(^_^;)、シッダールタの苦悩なんて「上流階級の欺瞞」的な風もなきにしもあらず…まあ、それも仕方ないことでよね。立場と身分が余りにも上すぎて庶民丸出しのオイラには甘ったれ感がハンパなく思えるんですよね。しかし、シッダールタは悩んだり、悼んだりしているだけじゃないから偉人なのですが、凡人は近視眼的なので前半はスゲーじれったい。…てか、このまま行くと旅立って終わりか?って思ったら本当に旅立つまでだった(^_^;)。おいおい、『ブッダ』じゃないじゃん、これじゃ。『シッダールタ』か『チャプラ』だって。しかも副題の『赤い砂漠よ、美しく!』って…どこが?どこですか、砂漠!あの血まみれの戦場ですか?だとしたら美しくなんて無いでしょう?脚本とタイトルが酷いよ!原作をある程度忠実にやってるんだろうけど、チャプラのエピソードはもう少し割愛してよくね?タッタのことも説明不足すぎるし、あれじゃ『シッダールタの時代のインドはこんな感じだったよ』っていう背景説明だけで終わったも同然じゃん。もう少し、ブッダ様のこと、教義のことを入れて欲しかったよ。彩色も余りに極彩色過ぎて蛍光色多すぎ。…これは…手塚作品にありがちだから何とも言えんか…。作画レベルも途中、ちらほらとばらつきがあり、凄く引っかかる。そして声!スッドーダナ王の素人臭さ満載な感じが凄くイヤだ!!歌舞伎の方…なのかな?声を当ててるのが。堺雅人も吉永小百合も含めてだが、どーも最近の劇場版は主役クラスに本物の声優さんを使わないのがムカツク。声優さんの方が感情がちゃんと乗るから、作画のデフォルメに負けない台詞回しが出来るんだよ!役者さんは身体と声を切り分けて演技させると素人同然な人が大半だから聞き苦しい上に感情の細かい機微が判りづらいんだよ。お願いだからちゃんと、ベテランの声優さんで作って下さい。…もしかして続編作るつもりですか?だとしたら、製作段階で色と声を絶対に見直して下さい。申し訳ないがあの極彩色は悟った後の涅槃の風景だけにして!!鮮やかすぎて凄くイヤ!そして本編となんにも関係ないが、予告で流れていた『神様のカルテ』の翔くんのパーマ頭が余りに酷くて、泣きそうな位似合っていなくて衝撃だったとか、『忍たま乱太郎』実写版の映像が思っていた以上にスゲーよくて忍者という人種は大嫌いなんだがそこに目を瞑って観に行きたくなっているとか『探偵はBARにいる』がスゲー面白そうとか、関係ないことの方が心に残っている煩悩丸出しのオイラ。
Jun 2, 2011
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なんかねー最近期待している内容と違うモノばっかりだわー(^_^;)。私の読みが甘いだけなんだけどさー…もっと『過激派』とか『学生運動』の事をちゃんと報道するジャーナリストと本物の革命家を目指した学生の話かと思ったの。出来としては『クライマーズ・ハイ』を期待していたのに。残念。甘っちょろくて客観的に事象をとらえられず、冷静さと正義の欠けた若さで暴走している上に『ジャーナリズム』をどこか勘違いしているんではないかと疑わしい雑誌記者が、学生運動をTVで観ていて勝手に自分にもっと凄いことが出来ると思い込んだ、嘘つきで全く実力も理想も目標も持たない、ただ人を使って自らは手を汚さず立場が悪くなると平気で仲間を売る最低な口が上手いだけのエセ革命家学生に振り回されたあげくに人生を棒に振る勢いで挫折しちゃう話です。…済みません、形容詞が多くて。でも本当にそうなんだもん。観ていてなんでこんなに冷静じゃないんだろうと澤田(妻夫木)にイライラしていたよ。ベテランジャーナリストに『ジャーナリストである前に人間だ』と言われるのは納得するし、そうであって欲しい。だから澤田の言い分がどうにも好きになれない。そうそう、好きなシーンは澤田が社会部にスクープを横取りされた上に取材していた自衛官を殺した過激派(実は嘘つきの偽物だったんだけど)を思想犯として記事にするのではなく、殺人犯として記事にし、警察に情報を渡したときに社会部の部長・白石(三浦友和)に「新聞がそんなに偉いんですか!?」とくってかかった。だが白石は表情を変えずに「そうだよ、偉いんだ」と言い放った白石さんが激烈に格好良かった(笑)。そして、例え思想犯であろうと、人の命を奪った人間は殺人犯として捕らえられ、裁かれるべきだ。社会部に見解は正しいし、こういう報道であって欲しいと思う。人殺しには正義はない。例え他の誰が人を殺しても、正義を、理想を、未来を語るなら、絶対に人の命や幸福を奪ってはいけない。改革や変革に犠牲がつきものだと言っているのは決して自らが犠牲になろうとしない、痛みを他人に押しつけている奴らだけだ。そう言う奴らに正義はない。でも「では正義とはなんだ」と言われると明確に答えられないのだが、『違う』モノは判る。演技と言えば…誰も彼ももの凄く表現力が豊かな方ばかりなので不安も不満もない。一番最初に澤田が身分を偽って潜入取材した都会の吹きだまり的なところに生きていた若者が、最後のシーンでは自分の店を持ち、妻と子に恵まれてしっかりした人生を歩んでいる店で思わず涙をこらえきれずになくシーンが有る。そこの澤田の何とも言えない感情の動きがもの凄く伝わってきて、初めて『妻夫木、上手いなぁ』って思っちゃった。画面もセンセーショナルな画像は殆ど無くて、ねじれた日常をじっくり映している感じ。スピード感とか切迫感はないけど、例えようもない不安感があって不思議な印象だった。結構好きです。ただ…もう少し…共感できる登場人物がいてくれたらよかったのになぁ…まあ、しょうがないですけどね。現実なんてこんなモノだろうし。でも、こういう『ただバカに振り回される話』を映画で観たくはないよなぁ(^_^;)。今度はガチでエンターテイメントに徹したモノかストーリー知ってるモノにしよう…。
Jun 1, 2011
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どーしよーどーしよーどーしよーつまんなかったーーーこんなにつまらないと思わなかったーーー!うっすいファンタジー風味の恋愛映画だった~。政治家目指す男が女にトチ狂って、「彼女と結ばれない運命なんか変えてやらーーっ」ってだけだった~。映像もストーリーも新しさがないし、日本だったら高校生か大学生位のカップルで、しかもアニメでやるような内容だぜ。ガキっぽいんだよなぁ。で、結局結ばれるんですけどね。その後の運命が結ばれなかったときと変わったのかどうかは判らないんですよ。彼も彼女も結ばれなかったときは大統領と世界的ダンサーという輝かしい成功の青写真が決定していたのに、結ばれてそれが変わったのか変わらなかったのか。調整員(アジャストメント)とか議長(Chairman)という干渉できない人外のモノとディビット(マット・デイモン)とだけの物語だから、物語が単調すぎて凄く退屈…。扉を特殊な方法で開けると別の場所に続く『回路』は元々調整員達しか通れないはずなのに、人間でも彼等の被る帽子を被れば簡単に扉を利用できるってのもご都合主義過ぎてつまらない。ホントに子供番組程度なんだよな…。映像も予告で流れた部分以外で注目するような箇所もなかったしなぁ。あああああどーうしようもの凄く褒めるところがない…キャラも好きになれないし~ファンタジー要素の強い恋愛映画(…でいいのかな)好きじゃない。
May 27, 2011
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初日に行くという暴挙…初日って絶対に客層が悪いんだもん。案の定、ムカツク奴らは多かったけど、映画自体はもの凄く楽しめました。2D/字幕版で観たから、思ったほど混んでなかったしね。このシリーズは全部そうだと思うけど、基本『悪人』の話なんで、いろいろと酷いことも普通に起きる訳です。ジャックだって決して善人ではないしね。今までのモノと繋がっていないようで、ちょっと繋がっているので、ジャックとバルボッサとブラック・パール号の関わりが判らないと面白味半減かも。そして今までただ嫌な奴という印象しかなかったバルボッサがなんだかもの凄く海賊らしい海賊で(つまり遠慮無く悪人と言うこと)、むしろちょっとイカした感じになっていた。最初の方は相変わらずムカつくけどねー(笑)。後半、聖杯を手に入れた辺りから好きかな。ジャックは相変わらずもの凄く逃げ回ってて(笑)、その逃げっ振りはディズニーお得意のどたばた劇で凄く沢山の人間が入り乱れていて面白かったわ~。ロンドンの馬車の上とかはノースタントだから、ジョニデの表情や細かい仕草も楽しめるぞ。そんでもって人魚、怖えーーーっ!!!Lastの…フィリップ牧師とのあれは…永遠を手に入れたのかしらね。ある意味。でも続編でちゃっかり牧師、出て来たら面白いけど。バルボッサも黒髭もイギリス国王も行動の起点の感情がとても解り安いんだけど、スペインのあの態度はよく判らんわ。固い宗教に囚われている人って愚かで近視眼的だなぁって事だけしか伝わって来なくて、自分の意に反するモノは破壊するという短絡さにもの凄くイラッとしてしまった。誰も彼も自分勝手な悪人達ばかりでいっそ清々しい位ですが(笑)。ブラック・パールの行方も色々なこともハッキリして終わるのでとても落ち着きがいいですね。VFXも相変わらず見事で言うこと無いし。船のロープが蛇みたいに動くところは気持ち悪くていいぞ。そしてこれ、オイラ的には3Dじゃなくて正解です。3Dだったらもっと怖い画面にびくってしっぱなしになったと思う。…人魚、マジ怖ぇーーーーっ!!!あ、例のごとくエンドロールがくそ長いのですが、最後に次回へ繋がりそうな映像があるので、絶対に客電点くまで席を立ってはいけません。次回なんか観ねーよって人はいいけど。
May 20, 2011
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…これ、多分、映画としてはいい出来なんだと思います。でも、このジャンル自体が大嫌いでした。観るまでこんなに不快なカテゴリーだとは思ってもいませんでした。私は、山に登る人間が大嫌いです。山は人が立ち入っていい場所じゃないと思っているからです。だから、山を愛していると言いつつ自分の欲望のために、何をするでもなく『制覇』とか『達成感』とか『大自然を感じる』なんて言う自分勝手な理由のために山に登る人間が嫌いなんです。自然というものは、たかが人間ごときがどうこうできるものじゃないし、出来ると思っていいものじゃない。山や海に入って生きて帰ってこれると思う想像力の欠落した人間が不快です。山や海は生きて戻ってこれなくて当たり前だと考えているので、山に足を踏み入れて死んだとしても当然だとしか思えない。だから、山や海で人が死んでもその人がそこに入り込んだ結果としてごく当たり前だからそんなことで泣くのは…図々しいとさえ感じてしまうんです。これはかなり偏った意見だと思いますが、私にとって山・海・空というのはそう言う畏怖すべき偉大な対象であって、人間ごときちっぽけな地上に仮住まいさせてもらっているものが勝手に入り込んではいけないと小さい頃からずっと思っていたことでした。だから、山で死んでも全然同情できないし、それを助けに行く方も…特に感動しないのです…。残念ながら。まあ、そう言う私的感情の大前提があるので全然感情移入が出来ない上に頑張れとも思えず(^_^;)。映像としては冬山の厳しさや夏山の美しさは伝わってきた。でも、いままで観たことのある範囲でしかないので『おおっ』って感じでもない。初めの方で三歩が絶壁にブランコ作ってビバークしてるバックに月が丸く浮かんでいた場面は綺麗だったな。ちょっと怖かったけど。キャラも三歩のように組織に入らず、ボランティアとして活動する人がひとりで勝手な行動とるのは別に個人の責任でやっていることだし、自分の実力を過大評価もしていないからいい。でも、椎名久美(長澤まさみ)が人として、社会人として大嫌いだ。実力もないくせに自分の満足のために我を通す。しかも、山で。我を通したいなら組織に与してはいけない。その我が儘で自分以外の人間の人生が狂うのが、自然の中では必ず起こるのだから、社会人として絶対にひとりで行動してはならない。なのに我を通したあげく、期待通りに行かないと泣く、喚く。自分のことは棚の上で人を非難する。人の死に鈍感になる者などいないというのにその心情を思いやることも慮ることも出来ず、見えるモノ・言葉で聞いたモノしか理解せず想像力が全く無い。そして、『ありがとう』と言わない。イライラし通しだった。女だからまだ我慢できたが、男だったら絶対許さなかったかも。三歩のキャラは嫌いと迄は言わないが、正直ウザイ。脚本も山を舐めてるような気がして溜まらない。あの天気でヘリを出してはいけないし、雪崩があの程度のはずもない。…ま、物語だからね。ええ、そうなんですよ、フィクションなんでね。うん、しょうがないんだよね。って思えるって事はつまらなかったって事よ。ごめんなさい、本当に嫌いみたいです。この映画(^_^;)。結論人間は山に立ち入ってはいけない。
May 18, 2011
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