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2013年03月14日
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カテゴリ: マラソン大会記
名古屋ドームは去年の入場の不備を解消して

導線がしっかり作られ、スムーズに流れた。

更衣~荷物預け~ブロック整列、
近くには去年とは比較にならないくらいの簡易トイレ。

全てが順調に進み、ブロックに整列したとき
スタートにはまだ40分前だった。

この日のウェアは
上が、黒のランニングタイプのコンプレッションとランシャツ、アームカバー。
下が、グレーの一分丈パンツにチェックのランスカ。



走るまでの間は、ビニール袋の使い捨て合羽を着て冷えないようにしていた。


Aブロックの前のほうでは、ステージでスタート前のイベントが始まった。
15000人の女子によるストレッチ。ゲストランナーの紹介。
応援団長「スギちゃん」のワイルド?な応援トーク。

スタートが近づいて、列が前の方へ動き出した。

いよいよか。
走るからには、絶対ここに戻ってくる。

スタート地点が見える位置まで移動してきた。

去年はEブロックで、スタート地点を越えるのに4分掛かった。
今年はCブロック。そしてスタート地点は近い。

カウントダウンもなく、突然スタートの号砲が鳴った。
すぐにGPSを作動させた。

有名な名古屋市長もいた。その度にランナーの列は止まった。

タイムロスは1分40秒程度だったかな。
とにかくスタートを過ぎると、ゆるゆるとマラソンは始まった。

コースは名古屋市内中心部を行ったり来たりする。
折り返し3度もあって、応援も多い。

ちょっと寂しいが仕方がない。

めまいはないか?

時々自分の体に問いながら、体調を確認しながら走っていた。


しばらく走ると、前のほうに見慣れたランシャツのランナーがいた。
北海道のランニングチームだ。
後姿でおよそ見当が付いた。

追いついて声を掛けた。

「Dさんですよね?ワタシRTの姐さんです」
「あぁ、ハンサム姐さんですね?」
「はい。お互いに頑張りましょうね」
そう話して、彼女から離れた。

北海道の大会でも良く見かけるのだけど、直接の面識はなく
でも、こうして北海道から遠く離れた場所で走っていると
妙に親近感が湧いてくる。


3km、5kmと進むうちにやっぱり体がきつい、脚が重たいと感じた。
まだレースが始まったばかりなのに…と思ってがっくりしたが
脚の重さは10kmくらい走ると解消されるだろう。
今は我慢のとき。と考えることにした。

まもなく、コースの反対側を先頭集団がやってきた。
世界選手権へ向けての選考レースで、野口みづきらが走っていた。

10数名ひと塊になった先頭集団がやってきた。
そして、いつものようにあっという間に過ぎていった。
残念ながら、自分のレースが終わるまで
誰が勝ったのか?知るすべはない。

10km、時計に目をやるとしっかり6分切れている。
思ったよりも速いペースを刻んでる。

後半のスタミナを考えれば、もっと遅いペースでいかないとマズイな…
でも、とりあえずイケるところまで行こう。

最初の折り返しを過ぎると、反対側からハーフレースの男子ランナーが駆けてきた。
今年も、フルから30分遅れでスタートしたハーフの男子に追いつかれないように(笑)
結果としては、ハーフのゴールに入るランナーを見ずに過ぎたのは良かった。

ハーフのゴール地点を過ぎ、しばらく行くとまた折り返し地点。
折り返したら、急に向い風になった。
午後から気温も下がる予報だったけど、急に寒くなったような気がした。

両足はすでに筋肉痛が出ていたけど、寒さで一気に加速したようだ。

時計を確認したけど、まだ5分台で走れてる。

でも、ここらが限界だったようで22.23km辺りからずるずると遅れだした。

タイツを履いていない脚は、どんどん体温を奪われて
練習不足も相まって筋肉痛は酷くなっていく。

27km地点の表示が目に入った直後、突然左足のハムストリングが攣った。
太もも裏側がガチン!と固まった。
それでも騙し騙し走れるか?と思ったが、結局痛みが強くて止まらざるを得ない。
グリーンベルトに寄ろうとして、ふらついた。
数人のランナーに「大丈夫ですか?」と声を掛けられた。

片手を上げて、「大丈夫」と応え
グリーンベルトの鉄柵に捕まって、筋を伸ばしたり屈伸をした。
1、2分そうしてから、レースに復帰した。

ところが、数分後今度は右脚指の先から攣りだして、すぐに右ハムストリングが攣った。
とうとう両足の太ももがやられた。
筋肉痛だけなら、それを押して走ることも出来るが
痙攣を起すと、スピードが出せなくなる。今までの経験上。

大丈夫だろうとスピードを上げると、とたんに痙攣を起す。


30km地点にあった救護テントに駆け込んだが、目当てのスプレーはそこにはなく
「35km地点に行けばあります」と言われた。
「少し休んで暖まって行かれたら?」の言葉に
「いえ、だったら先に行きます」と答えた。
休んでる時間などないし、ストーブにあたりに来たのでもない。

スピードが上げらないので、呼吸は上がらないし心拍も全く上がらない。
楽々な上半身に引き換え、一度攣ってしまった脚は痛みの塊になっていた。

給水所に入るたび、サプリや塩、エイドでの補食をした。
その都度タイムは落ちていくが、最早どうしようもなかった。

ようやく35km地点の救護テントに辿り着いた。

スプレーはあった。だけど目当てのものとは違った。
「すみません、腿の裏側にかけてもらえませんか?」と言ったら
近くにいたスタッフが、困った顔で見合わせていた。

「ダメなんですか?」
「そうなんです。すみません」

ランナーに手を貸すと失格。ルールだから仕方がない。
でもワタシ、実業団の選手でもなんでもないよ。

35kmも走ってくると、驚くほど力が出ない。
出ない力を振り絞ってようやくスプレーのポッチを押して
太もも裏にアイシングした。冷えて痙攣した脚にアイシング?

そこを出てしばらく走ると、沿道にエアーサロンパスを持った集団がいた。
思わず「お願いします!」と言って、背中を向けた。
満遍なくスプレーしてくれて、ホントに感謝だ。

ここまで走ってくると、ほとんどのランナーが痛みを抱えてる。
それを知った上で、ここで私設エイドを出してくれているのだ。
本来ならば、これも失格対象だろう。
でも、ワタシタチは市民ランナーだし
応援の彼らは、ワタシタチをゴールまで向かわせようと
ここで待ち構えていてくれるのだ。

俊足ではない、ワタシなどは沿道の私設エイドのどれほどお世話になっているだろう。
そこでランナーのために様々に準備してくれる人たちがいるから走りきれる。
もちろん甘えてはならないと思うし、それを当たり前を思ってはいけない。
でも、与える側は助けたいし、与えられる側はありがたいと思うのだ。
ランナーだからこそ、分かり合えるのだと思ってる。


ちなみに、昨年の11月地元のフル挑戦会でワタシは個人エイドを用意して
知り合いのランナーは言うに及ばず、たくさんのランナーに
飲み物、食べ物、塩、飴、チョコ、そしてもちろんエアーサロンパスを提供した。

走らないワタシも、その日のレースを楽しんだ。


あと4kmの表示。

気付くと、横を車イスを押して走っているボランティアスタッフの姿が目に入った。
この先で、誰かが倒れているのだろうか?と思った。
まもなく数名のスタッフに囲まれて、座り込んでるランナーがいた。
到着した車イスに乗る様子もなく、何か声を掛けられているようだった。

ワタシには、車イスに乗るのを拒否しているように見えた。

「後4km、頑張ろうよ」

駆け寄って声を掛けようか…と思ったが
人ごとではなく、自分の辛さで精一杯だった。

心の中で、
「あと、たったの4km!!歩いても間に合うんだから諦めるな!!」と思った。
きっと、彼女は車イスに乗らずに自力でゴールに向かった。
ワタシはそう思う。そう願う。


残り3km地点。

脚の痛みはピークだった。
こんなに痛いのは、経験がないな…
初フルマラソンだったおきなわより辛いな…

歩いてる人を見るたび、その辛さに「いっそ自分も歩こうか?」と思わないではなかった。

ワタシの脚を止めなかったのは
大会前に応援のメッセージや激励のメールをくれた人たちがいたからで

体調不良を隠して走る覚悟で、多分記録には届かないだろうと思っていた。
それを期待する声もあったけど、自分のことは自分が一番良く知ってる。
だから、せめて応援の言葉には

「しっかり走ってきます」

と応えたのだ。と言うか、それしか言えなかった。

走り始めから脚の重さを感じ、途中からは痙攣しだし
PBはおろか、コースベストも諦め、残る最後の砦は
皆と約束した

「しっかり走ってきます」のひと言。

その言葉だけが、走るワタシを支えた。
走らなくちゃ。走らなくっちゃ。絶対歩かない。

そうしてようやくゴールした。
いや、辿り着いた、が正しいか。

ゴール地点で突然過呼吸の症状が出て、息が出来ない…
でもいつものことなので、ゆっくり息を繋いで呼吸を取り戻した。

そうして、完走賞のティファニーゾーンへ行こうと歩き出したら
ふいに泣けてきた。
倒れることなくゴール出来てホントに良かった、心の底からそう思った。

でも、悔しい。そして悲しい。

持っていたハンカチで目を押さえてその場で泣いた。
何度ゴールで泣けばいいのか。何度もフルマラソンで泣いて、もう泣くこともないと思っていたのに。
きっと無事にゴールに戻ってきたことで、ホッと気が緩んだんだろう。

気が済んで、ティファニーゾーンを通り過ぎようとして
名古屋ウィメンズの名物、イケメン隊の一人が追いかけてきてハイタッチしてくれた。
感動の涙と勘違いされたかなぁ

着替えを済ませるともう名古屋ドームに留まる理由もなく
ホテルに戻って、湯船で冷えた体を温めた。
そのままベッドに潜りこんで、小一時間もウトウトとしただろうか。
足裏の痛さで目が覚めた。痛いより、熱を持っていたかな。

もう一度湯船で温まって、それからお化粧をした。
時間は19時になったばかり。

たった一人の打上げをするために、ホテルの外へ出たが
寒くて近くの居酒屋へ飛び込んだ。
撃沈であろうと、なんだろうと終わったんだ。
10日ぶりの飲酒だし。
どうであれ、走りきった自分に乾杯。


そして思った。


名古屋、このままで終われないよね~…


バカだなぁ~ワタシ。





















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最終更新日  2013年03月14日 18時01分09秒
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