頼りなげで、いつもニコニコしてる長官にすっかり騙されました。内侍府（ネシブ）がこんなに怖いところだったとは。チャングム、またまた危うしです。

前回、チェ女官長、クミョン最高尚宮、ヨリの密談を聞いてしまったチャングム。ヨンセンとお腹の子を亡き者にしようとする重大計画を外に聞こえる声で話し合うなんて。三人の感覚は相当麻痺してます。ここからのチャングムは以前と違っていました。

シン・イクピル医務官主導のもと、他の医女たちによるヨンセンの脈診が行われます。“シンビでさえ分かる”風熱と血虚の違いにヨリが気づかないはずはない。
「何をたくらんでいる！」と、こっぴどくやられ、ヘーミンソ行きを迫られるヨリ。
しかし、医局長ユンスは「しばらく猶予を与える」と生ぬるい処置。これこそ贔屓ではないですかっ。

女官長もそろそろヨリに頼らない方が計画通り行くってことに気づかないといけません。皇后さまのお腹の子がいい例じゃん。ヨリがなまじっか強気に出て安心させるような言葉を並べるから、女官長も期待しちゃうんでしょうか。それとももう自分の手を汚したくないだけなのかしら。

チャングムは、ヨンセンを守るようミン尚宮やチャンイにも事の真相を話します。
そして「次は絶対に許したりしない」とヨリを使ってチェ女官長に伝言させる。

と、ここまでは毅然とした態度が頼もしいチャングムでしたが、ここから先がいつもの悪い癖。突っ走りモードに入ります。チョンホさまの「慎重を期すべきです」のアドバイスも耳に入りません。アヒル事件の陰に誤診ありと見たチャングムは、王族の記録を管理する秘文書館への許可を皇后さまに願い出ます。

テソンカンでお母さんの料理日誌を探していた時も、ヨンセンでさえ、いぶかしむほどの突っ走り方でした。今回はさらに上を行く王様の病状日誌を盗み出すミッション。チャンドクさまの「怖いもの知らずもいいところだわ」がすべてを物語っています。

何事もそううまくはいきません。チャングムは内侍府（ネシブ）の役人に捕らえられ尋問を受けます。「真相がわかれば王様のためになる」と訴えるチャングム。事情を知る長官のお陰で釈放になりますが、そこへチェ女官長があらわれる。

そしてクミョンです。あんなにくどくど「知ってください」と告られては、チョンホさまも怖くて料理に手が出せないよね。

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