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2008年08月13日

青春のロシア・アヴァンギャルド展　東急文化村

(8)

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8336)

カテゴリ：展覧会

以前、ヴェルデさんの記事にもありましたが、「青春のロシア･アヴァンギャルド　シャガールからマレーヴィチまで」を見に行きました～。

モスクワ市近代美術館の所蔵品から、20世紀前半に活躍した“ロシア・アヴァンギャルド”の中心作家30作家の作品70点で構成される展覧会。中でもマレーヴィチやピロスマニが多く展示されていた印象があります。

怪獣映画の展覧会か？と思うような赤い壁に銀と黒を使ったような部屋。
でもこれがｱｳﾞｧﾝｷﾞｬﾙﾄﾞ感をひきたてて、あっていました。
黒、赤、黄色などｲﾝﾊﾟｸﾄの強い色が並んでいますから、絵が負けていないですね
シャガールの若い頃描く、初恋の人の肖像画もありましたよ～。ふわふわしていなく、写実的だけれど、女性の眼の焦点があっていないのがふわふわしていてシャガールチックです。

ロシアというと、1910年くらいはとても自由な雰囲気だったらしいです。

マレーヴィチの作品も、会場中央に並ぶ作品群とラストに並ぶ肖像画は全く違う。
画家の実力は示すけれど、当時の国家の圧力を肌で感じました。

映像もありました。作品も出品されているアレクサンドラ・エクステルが衣裳デザインをした「火星の女王アエリータ」というもの。
動きがバレエちっくで、衣裳だけでなく雰囲気がシュールで見入ってしまいました。
会場では抜粋版で、出口近くではちゃんとDVDが売っていました。

果たしてｱｳﾞｧﾝｷﾞｬﾙﾄﾞなのか。
異質な感じのグルジアの画家、ニコ・ピロスマニは絵を描かずにはいられなかった作家。
絵を描くための絵具1本の値段で絵を描かせてという彼の言葉の抜き書きが、絵への離れられない画家の執着心を物語り、心を打つ。
加藤登紀子の「百万本のバラ」も彼がモデルらしいです。
映画もあるくらいその人生はドラマチックだったのだろう。
そしてワインにもなるくらい国民的～らしい。

加藤登紀子加藤登紀子『百万本のバラ』

ニコ・ピロスマニ

ピロスマニ(白)～PIROSMANI White～
や～本当にあるんですね！

渋谷「ロゴスキー」と、吉祥寺の「カフェロシア」で展覧会の特別メニューが提供されているらしいです。

そのメニューではないのですが、本日の昼、「カフェロシア」でランチをしてきました。
ボルシチがビーツで美しいトマトとは別の赤い色をしています。
Belgische_Pralinesさん

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Last updated 2008年08月13日 21時47分19秒
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■コメント

Re:青春のロシア・アヴァンギャルド展　東急文化村(08/13)

ガレット(gateau2006) さん

いつも夏は行きたい展覧会もなく芸術の秋まで待たなくちゃ、と思うことが多いのですが、今年は魅力的なものが多いですよね。
とはいえ、今回ご紹介いただいたロシアの方々は、ほとんどが未知の世界！
アヴァンギャルド…というと、ちょっと行くのに勇気がいりそうな。難しく考え始めたらきりがない迷宮へ？ (2008年08月13日 22時39分05秒)

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Re:青春のロシア・アヴァンギャルド展　東急文化村(08/13)

ヴェルデ0205 さん

いつもご紹介ありがとうございます。
そういえば「ピロスマニ」って映画ありましたよね。見たくなって来ました。マレーヴィチのバッグがあったら欲しかったんですけど、ちょっと自分の求めていいたのとは違ってました。 (2008年08月14日 01時10分20秒)

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ニコ・ピロスマニの恋を歌ったこの曲は

Belgische_Pralines さん

ソビエトではすごーく流行って、誰でも知ってる歌なんだそうです。
グルジア産のワインって有名なんですって。
お酒がわからないので聞いたことなかったんですけど、(ソビエト時代は輸出なんてしなかったろうし)ロシアではウォッカばっかり飲んでたんじゃないそうですよ。
ご紹介いつもありがとうございます。
カフェロシアはこんな暑い時に行って大丈夫でしたか?私も7月に行ったので、スープを口に運ぶたびに暑くて、暑くて。

(2008年08月14日 07時05分02秒)

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Re:青春のロシア・アヴァンギャルド展　東急文化村(08/13)

うきぽさん

展覧会のHPのスペシャル・ビジュアルツアーを見ました。
作品数が多めでバラエティに富んでいるような気がします。

上でBelgische_Pralinesさんが書かれているグルジアワインはロシア料理を食べに行ったときに置いてあったので飲んだことがあります。
グルジアでワインが生産されるんだぁ、と意外に思っていました。

(2008年08月14日 08時19分34秒)

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Re[1]:青春のロシア・アヴァンギャルド展　東急文化村(08/13)

家族で眼鏡さん

ガレット(gateau2006)さん
本当にこの暑いのに行きたい展覧会が目白押しですね。ロシア・アヴァンギャルドは色あいが美しいのでさすがロシアといった感じです。ニコ・ピロスマニやシャガールのような幻想的な作品もあります。なのでアヴァンギャルドというほど今の目には前衛的ではなく、おしゃれな感覚がありました～。 (2008年08月14日 08時25分15秒)

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Re[1]:青春のロシア・アヴァンギャルド展　東急文化村(08/13)

家族で眼鏡さん

ヴェルデ0205さん
＞いつもご紹介ありがとうございます。
こちらこそいつもありがとうございました。ＯＧＩＮＯ、予約とりにくくなっていますね～。
＞そういえば「ピロスマニ」って映画ありましたよね。
どんな映画なんでしょうね。
見たくなって来ました。
マレーヴィチのバック、あったかな？カタログがおしゃれでしたよね。私はファベルジェのペンダントヘッドがあったので、母親へのプレゼント探しに血眼になっていました（苦笑）。あまりロシアと価格差がないんですね。 (2008年08月14日 08時27分57秒)

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Re:ニコ・ピロスマニの恋を歌ったこの曲は(08/13)

家族で眼鏡さん

Belgische_Pralinesさん
＞ソビエトではすごーく流行って、誰でも知ってる歌なんだそうです。

それでは、ロシア人との交流の食事会などで一緒に歌ったら盛り上がるんですね。（アジアだと「上を向いて歩こう」ですね）
＞グルジア産のワインって有名なんですって。
そうなんですか～。どうりで、検索したらわりと沢山あるのでびっくりしました。
ロシアといえばウォッカという印象ありますのね。寒いからそれを飲んでまぎらわすという。でもこういうワインもあるんですね。
カフェロシア、大変でしたね～。冷房がそこそこ効いていたので、大丈夫でしたよ。ボルシチも子どもがやけどするほど熱々の沸騰ではなかったです。まわりもそれほど暑そうではなかったです。 (2008年08月14日 08時33分54秒)

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Re[1]:青春のロシア・アヴァンギャルド展　東急文化村(08/13)

家族で眼鏡さん

うきぽさん
そうですね。なかなかバラエティに富んでいて、あきさせない内容になっていました。入館者は学生っぽい人たちが多かったですね。すごく大きい作品はなかったので、展示がきつい感じはなかったです。

さすがうさぽさん、ニコ・ピロスマニのワインを体験済みなんですね！ (2008年08月14日 08時36分21秒)

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