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しあわせを掴めないノームの手。かなしい。かなしい。
2006/01/30
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おはな。おはな。きれいなおはな。
2006/01/29
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ムーミン。ムーミン。かわいいムーミン。(子供用なので、背中の斑点は割愛)
2006/01/28
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「Hey!Bros!いい儲け話があるんだけど」そんな口車に載ったのが悪かった。しかしそんな車に載らなくてはならない事情もまたある。早朝3時に出発、仙台から花巻の往復。お昼には戻ってくる予定。まぁ往復で300kmだから、大した運転ではない。成功報酬3000円。どこが儲け話しなのかと検証する以前に、まずこちらも手持ち金がない。二つ返事でその話に載る。しかし当日相手がやってきたのは、朝の5時。そんなことは別に構わないが、案の定渋滞に引っ掛かった。故にたった150kmの走行で6時間。こりゃあ帰りも大変だと思ってみれば、「今度は遠野市までいってくれ」と懇願された。やむを得ないので、そのまま遠野市までいったものだが、行く先間違いで、いつの間にか山の天辺に到着だ。山専用の車なら未だしも、こっちは車高を落としたタウンカーだ。道路を除雪しながらの走行に、車体全体が雪まみれとなった。「まぁ、こんなことはよくあることさ。」呑気に漫画を読んでは高笑い。そんな相手に舌打ちをうって、とうとう辿り着いたのが午後3時。この時点でも既に6時間もオーバーしているのに、当然帰りも渋滞は目に見えている。果たして僕が家に辿り着いたのは夜9時。疲労の為頭痛は酷く、さすがに車もへばっている。それでも、僕はぼさぼさの髪をなでつけ、彼女との待ち合わせへと向う。手にした3000円で、大したディナーにはならないが。それでも逢うことに意義がある。勝手にそう決めつけて、僕の車は走る。岩手県の雪を載せて。なるほど、こんな気分になるのは、ボロい儲けなのかもしれない。
2006/01/28
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いくつもの長い物語が、車内に滞積している。過去の断面がまるでスクラップブックのように、足下に転がっている。すでに時間は溶けて、川のように何処かへと消え失せた。もうこの場所では、僕たちはすべてから開放される。接吻が、まるで敬けんな信者たちの儀式のように幾度もくり返される。舞い落ちる雪は、僕の車をかき消そうと躍起になっている。僕たちは沈黙を恐れていない。「神よ仏よ、僕は彼女を愛してる」朔の歌を思い出してクスリと笑う。彼女はその意味が判らずに、微笑み返す。僕は彼女に、何度も愛していると言うだろう。
2006/01/24
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彼女のことばかり考えてみても何もはじまらないので、一週間ぶりに書類整理をして、仕事を始める。-遅々として進まない。まただ、と思う。「また」はもう二十年前から続いている「また」。好きな女性ができると、仕事は停滞期に突入する「また」。これは困った。困ったので、彼女に電子郵便を送ってみる。返事が来ない。手が止まる。くよくよしても仕方がないので、他のコトをしようと、書類を眺める。時間が過ぎる。「…。」鳩時計が十二時を告げる。ポッポーは、クルックと聞こえ、狂う苦、に代わる。十二回の狂う苦。遠くから彼女を眺めていた時は、ポッポーは惚っポ惚れっポと聞こえ、十二回も鳴った時には「よせやい」と顔を赤らめたものだが。僕は彼女に近付き過ぎたことを後悔する。「狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦・狂う苦。」顔は蒼ざめ、珈琲も醒めた。醒めていないのが愛だから、余計に始末に終えない。ベランダの猫に声をかけ、どうしたらいいもんかと訪ねれば、ニャーと啼いて、僕を笑った。
2006/01/23
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理由など判らない。判るはずもない。しかしそうなのだろう…という確信がある。相手は判らないけど。昨夜彼女に呼び出されて、伸びた髭もそのままにその顔を見に行く。たったそれだけで僕は世界で一番のニヤけた男となる。しかし僕は、彼女にそれを伝える術を知らない。彼女は、僕を疑う。まぁ、疑うほどの経歴の持ち主だから、やむを得ない。僕は何度も彼女に愛していると告げる。判らない。そんな自分は狂っているとしか思えない。ポケットの中の金貨が、いつまでもじゃらじゃらと響いている。
2006/01/21
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風に飛ばされそうになる。髪が視界に入る。瞬間、君の姿が見えた気になる。もちろんいない。いる筈がない。僕は不意打ちをかける。驚いた様子が受話器を通して伝わってくる。「ざまぁみろ。僕の方が愛情が上だ」なんて、妙な満足感を得る。でも君のもとに行くことができない僕の愛情なんて、たかが知れている。いいとこ、いいことを言ってごまかしているに過ぎない。日曜日だって、僕は君の御機嫌伺いに終始するだろう。その位怖い。僕は愛に怯える。何十もの愛の亡霊が、心ばかりか身体までも僕をボロボロにした彼女たちの幻影が、僕に心の安定を与えない。僕を嘲笑う彼女たちの姿が、風に飛ばされる。そのままどこかに消えてしまえ!そんなことを想いながら、僕はペイヴメントにつばを吐く。
2006/01/19
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通算102通目の電子郵便を読んで。何時の間に、声のない会話に慣れていて。全国何千万…いや判らないけど、とにかく数えるのも億劫なほどいるカップルは、みなこんな毎日を当たり前のように過ごしている。声が聞きたい。リアルを知りたい。でも、安易で安価に思いを伝える手段がある。結局そこに落ち着く。でもそこに同じ時間を共有する喜びはない。僕は、彼女への文章を送る。何分…時には何時間もの時差ができる。日中ならば、お互いに仕事でままならない。それは別に大した問題ではない。しかし夜はどうだ?彼女は仕事で疲れて早く眠るだろう。でも僕はそうやすやすと眠れる立場にない。ひとり送信を続け、そしてじっと返信を待つ。焦れったい。僕は今日も携帯を握りしめて眠る。
2006/01/19
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彼女からの電子郵便が溜まっていく。僕は、まるで中学生のように、それを保存し、そして思い出してはそれを眺める。青臭いなぁ…と自嘲する。でも仕方がない。僕はそれを止めることができない。僕は日に何度も彼女のことを思い浮かべる。そして、深いため息をつく。哀しみが背中に貼付いている。僕はそこから逃れることができない。この哀しみは、季節に深い関係を持つ。暖かくなれば、車を飛ばして、海へ山へと逃れる。街の人込みに隠れることもある。でも残念ながら、この寒さにはかなわない。彼女からの電子郵便が溜まっていく。僕は、その中に埋もれて春を待つ。
2006/01/17
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昨年から取りかかっていた仕事がようやく終了。でもまだサンプル版の状態なので、あとはクライアントからのOKが出るまで、つかの間の休息。でもOKがでても、2月にDVD一枚、3月にDVD一枚だす予定。さっきジーコ内山さんに言った通り「老人が突っ張って、若い者に道を作ってやらなきゃ」なんないし。僕の時代では、そういうカッコいいおじさんがうにょうにょいたものだが、今、自分たちが「子供に憧れられるような」おじさんになっているのか(それを気にしていること自体駄目なんだろうが)、とても不安。
2006/01/16
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黄色い花のテーブルに座っている。仕事は相変わらず山積みだったが、僕は気分が落ち着かない。珈琲は三杯目。三杯目をオーダーした時にウェトレスに笑われる。そのあどけない笑みに、気の効いた話を言えない自分にチッと舌打ちをする。何枚もの報告書と何枚もの企画書に○印をつけていく。今年はこんな量の仕事をこなすのか…少し気が遠くなる。暫くして君が現れる。スレンダーな肢体。愛らしい微笑み。僕は幸せを噛み締める。だらしないもんだ…とジョンが眉間にシワを寄せる。彼女は、聡明だ。そしてなによりもセンスがいい。女性団体から抗議がきそうだが、上質な女性が隣に座るのは、男性として何よりも誇らしい。僕は、途端に周囲を気にしだす。そこでの会話は…実のところあまりよく憶えていない。お互いに本質の会話ではなかっただろう。当然だ。僕はまだ彼女に慣れていない。慣れること。それが僕にどう関わってくるのかは判らない。関わってこないのかも知れない。そんなこと判らない。本当の事をいうと、彼女が実在したのかどうかも判らない。案外僕は今日一人でずっと仕事をしていただけだったのかも知れない。黄色い花のテーブルで。僕は一人。
2006/01/15
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その女は、なかなか名乗らなかった。だから僕も名乗らない。でも名前なんて何の意味を持たないことを知っていたから、そんな意地の張り合いはナンセンスだ。「あたしは、あんたのことを理解している。恐らく。誰よりも。」上等じゃねぇか…と口の中で呟いてみる。「今、上等じゃねぇか…なんて考えたでしょ。」うろたえた僕に彼女はウィンクをする。チッ!なんて厄介な女に惚れちまったんだ。ちょっとした後悔と、満足感。恐らくは今までの女では味わえなかったであろう日々がすぐそこにきている。それにしてもなんて暑さだ。僕は汗でべとべとになったシャツを脱ぎ捨てる。アスファルトにへたばったそれは、べシャリとイヤな音をたてる。ジッとしてはいられなかった。突き刺すような日射しが、僕の身体を焼きにかかる。汗が、毛穴中から吹き出してはジーンズに染みる。それでも僕はここにいなければならない理由があった。時給にして750円のケチな仕事だったが、ここにいるだけで、シートに座っていようが、寝てようが、何をしてもよかった。もちろんコンビニエンスストアでなんかを買ってきたり、トイレに行く暇くらいは当然の権利としてある。しかしそれ以外は、この暑い中、この車の前で、そこにいなければならなかった。何故そんなことをしているのか?そんなことはクライアントに聞いてくれ。僕はただ指示された通り、こうしているだけだ。朝から晩まで。どうして?そりゃあ決まってる。金の為さ。この名前もろくに知らない女のために。
2006/01/13
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まだまだ続く。いったいいつになったら終わるのか。全然目処が立たない。首が痛い。眠い。それでもこの作業が終わったらいいことがあるので、なんとかして終わらせないとなんない。なんとかして早く終わらせなければ。でも首が痛い。
2006/01/13
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仕事で他の会社が作ったビデオを観る。正直言ってあまりのセンスのなさに、はじめの一分以外苦痛でしかなかった。編集の下手さ下限は仕方がない。どうせ安い編集料で、割り切り仕事なのだろうから、職人根性を出せとまでは言えない。問題は、無意味なテロップ。効果音。トランジョン。そういえば以前も「タイトルがホッピングするようなオープニングを」という依頼を受けて閉口した覚えがある。正直映像は映像の職人に任せて欲しい。パソコンが普及した今、画像処理ソフトが用意に扱えるようになった。しかし僕ら職人は、伊達に「いいものをよりよく見せる」訓練をしてきた訳ではない。正直素人とはレヴェルが違うのだ。…同業者同士でそんな話をよくする。若い人たちが感性でものを作るのもいいが、それは裏打ちのない思いつきにでしかない。もう少しクライアントも素人も、たっぷりと勉強して、いいものを作るよう心掛けて戴きたいものである。僕ら職人でさえ日々勉強を心掛けているのだから。若者よ。あなたの世界なんてちっぽけなものでしかない。
2006/01/12
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昨年末頃からのことだが、仕事が分散しているのか、収束しているのか、なんだだかかんだだか判らないけれども、とりあえず3つの方向で落ち着きそうだ。まぁ3つとは言え、ジャンルが3つというだけであって、細分化したらキリがないんだが。映像系・映画「坂のある町」製作・「×××」製作〔まだ未公表〕イベント系・某所でのイベント企画〔通年〕・某公園でのイベント企画〔通年〕・某商店街でのイベント企画〔通年〕出版系・「×××」製作〔まだ未公表〕これに紙芝居結社ドロン座の運営なども絡み、更にDVDの製作が入るので、まぁ今年もなんとかなるらしい。わかんないけど。
2006/01/10
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今からオフィス24へ行ってプリンターのインク買ってまいります。夢のようなお店。それがオフィス24。寒いけど。
2006/01/09
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どうして北野武はウケを狙ったものがぜんぜんだめなんだろう。スタイルも判るけど、いやぁ、そろそろやめてもいいんじゃないかな。好きな監督だし、ビデオで観る監督No.1だし、今回観たの5回目位だが、いまだにあのラストの主人公・山本の死姿を出すのが判らない。「ソナチネ」の拳銃の音とか。
2006/01/06
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背骨の痛みに起こされる。とてもイヤな予感。大抵これが続くとよくないことが起こる。1日1日を、とにかく穏便に過ごそうとしている者にとっては、あまり好ましい話ではない。只でさえ15日まで身体をあけているのだから、時間が波を作らずに抜けていって欲しいものだが。しかし期待は大抵裏切られる。
2006/01/06
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渡邊八房もHASIRAも二人でがっくり。二日がかりで編集したビデオが、パソコンのスペックが足りず出力ができない事態に。いままでコマ落ちなどあったものの、回転速度がおそくなったりする、というPV製作には最低の事態が。やはり編集機を買うべきなのか。カメラと合わせて300万円。そんなの撮影の仕事を始めれば、あっと言う間に支払えるんだろうなぁ、なんて思うんだが。ホント海外に逃亡したい。
2006/01/05
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神さまについて考える。そしてこの文が生まれる。「神さまは、灰や塵にひとしいわれらに、恵みの雨を与える。きまぐれと、殉教者を増やすために。」よく自称詩人の日記を拝見する。かっこいい言葉で飾られているし、なんか意味があるようにも読める。まぁ文章は誤解と陶酔で出来ているから、別にどうでもいいことだが…活字だと、どんな文でもいい言葉に見える。でもその詩人たちは、生活のため、お金のため、主義主張を「夢」の位に棚上げして、人生の9割を現実世界で生きて、残りの1割をこの電子世界で生きる。沢山の言い訳を呟きながら。16世紀の言葉で「詩人たちは食事の時間が短くなったのをとても嘆いている」というのがあるが、僕は元来詩人とはそういうものだと思っている。綺麗な言葉を羅列しただけでは詩にはならない。ましてやぬくぬくとした部屋で「愛」だの「死」だの語るに至っては、滑稽としか思えない。昨日酒の席で「自分に自信がない」人の話が出た。「結局それって、自分の大きさが全然判ってないんだよね。自分がどんなに小さいか判っていたら、そんな言葉吐かないもの」と僕。場内は苦笑い。説明をしたら、やっとご理解戴けたというが顛末があった。僕は自分の存在が小さくて無力であることを何度も教え込む。だから、自分が「こんな程度」であることを知っている。だから、僕は自分に自信がある。自分がいままでやってきたこと。何百本も物語を書いてきた事実。何百本も映像作品を作っている事実。それは評価されていい。でも、それ以外は「こんな程度」。自分が「こんな程度」だから、外部から何にも期待しない。もちろん神さまにも期待しない。「神さまは、灰や塵にひとしいわれらに、恵みの雨を与える。きまぐれと、殉教者を増やすために。」僕は神さまが、所詮神さまでしかない事実を知っている。
2006/01/04
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ラクロの「危険な関係」が好きなあまり、甘い点数か?この作品は1988年「危険な関係」1999年「クルーエルインテンションズ」(1~3)2003年「スキャンダル」(1959年ロジェバダム版を観ていない)全部気に入ってしまっている。舞台がどこに移されようが、きっとこの点数を維持してしまうと思われる。もっとも、日本のドラマ版は興味がないけど。友人は、愛人の背中で手紙を書こうとしたところ、怒られたことがあるらしい。ツワモノ。
2006/01/03
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仕事をしている夢。打ち合わせで、いつもと同じ、彼女と同じような会話をしている。4時に目が醒める。冷たくなった珈琲に一口くちをつけて、また眠る。仕事をしている夢。打ち合わせで、いつもと同じ、彼女と同じような会話をしている。5時に目が醒める。もう一度冷たくなった珈琲に一口くちをつけて、また眠る。仕事をしている夢。今度は廊下で、いつもと同じ、彼女と同じような会話をしている。6時に目が醒める。夕方に彼女にその話をする。「よかったじゃない。夢でも逢えたんでしょ。」まぁ…確かにその通りだけど。今日、きっと何かいいことがあるだろうと、人込みの中本屋へと向かった。すると鈴木志保の新刊が出ている。新作を読むのは何年ぶりだろう、と中身を観ずにレジへと向かう。今年始めての買物。待切れず車の中で読む。はじめは(いつもそうだが)彼女の言葉に躊躇しながら読み進める。でも少しして、泣く。本当にこの人は「破壊と再生」が好きな人だ…と一人グチる。もう一度読み直して、泣く。そんな一月二日。
2006/01/02
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毎年恒例行事元旦映画鑑賞。188分間の拷問。ここまでひどい映画は、「スターウォーズ」1と2以来。■脚本人物の造詣が全然出来上がっていない。物語にそって登場人物を動かしているとしか思えない。薄っぺらい、紙に書いたようなキャラクターたちばかりで、全然魅力がない。きっと撮影の当日に台本を渡して「はい台詞読んで」と言ったんだろうとしか思えないほどの掘りさげの低さ。○もっとも業の深い男・映画プロデューサーのカール・デナムが、全然業が深くない。いやらしさが中途半端だ。結局何を追い求めていたのか?全然理解できない。この男が欲していたのは映画?人々に夢を与えること?スキャンダル?有名になること?はっきりしない上に、ラストの台詞。ただカッコつけたかっただけなんだろうなぁ、としか思えない一言にますます意味不明。ちなみに僕がこの物語りを進めていくのならば、【映画に取り憑かれている男・カール。その行動原理は「俺こそ人に夢を与えてやれる唯一の男だから」。彼はたつた十セントで人々に夢を与えてやれるのは、神にすらできないことだというのが持論。しかしドクロ島でのトラブルで映画仲間を失い、神の創造した人類以上のものと対峙することによって、こいつを見せること=俺がすべてを司る…という思いに捕われていく。そしてキングコングを捕獲するに至っては、それはもう狂気としかいえない風貌になっていく。そんな彼の“良心”助手のプレストンは、彼を止めようとするが、彼の暴走をくい止めれない。しかしプレストンの死に因って、自分の狂気に気づくカール。そしてすべてを元に戻す為に町で暴走するキングコングを食い止めようとする】というように持っていくか、まぁゲス男のまま殺してしまうか、どっちでもいいけど、この方が20倍楽しめる作品になる。また古参の船員、ヘイズと、身寄りのない若手船員のジミーの会話が不快だった。もっと突っ込んだものにするならともかく、ただの思わせぶりの会話ばかり。この脚本家、全然本をよんだことないんじゃないの?としか思えなかった。特にへイズの死によるジミーの暴走や、キャラクター的に消化不良のまま終わった感多数。またどう考えてもすぐに気を失うジャックが、すべて終わってから登場し、いいとこを持っていくチープ感。正直0点でも上げすぎ。ホント、おそまつな映画。こんなお金と時間垂れ流しの映画撮るなら、黄河のドキュメンタリーとって多額の借金背負ったさだまさし氏にチャリティしてあげてよ、て話かも。昔話だけど。あ、視覚効果も最低。リアリティがないとかどうとかより、ちゃち。
2006/01/02
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毎年恒例行事元旦映画鑑賞。188分間の拷問。ここまでひどい映画は、「スターウォーズ」1と2以来。■監督・プロデューサー監督「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督だそうで。もともとラルフバクシ監督の「指輪物語」のファンなので、「ロード・オブ・ザ・リング」は別に観なくてもいいだろうなぁ、と思い、でも「機会があったら通して観てみようか」位は考えていたものの、一挙に見る気が失せた。この現象「スターウェーズ」も同様。あんな駄作で感動できる人はある意味すごい。そもそも188分という意味が全然判らない。監督の無能かプロデューサーの無能か。常々「120分を越えた作品に名作なし」と断言しているが、話が壮大なのではなく、単純な話をただだらだらと垂れ流ししているようにしか思えない。しまりのないオープニングからしまりのないラストまで、もうだらだら全開。特にこの監督「ジュラシックパーク」シリーズ観てないのか?と思わせるほどだるいアクションシーン。同じ場面をバンクさせているとしか思えない場面が二度以上出てくるし。あ、あのコメディーだかシリアスだかわからない中途半端な「さまよう魂たち」の監督なんだぁ。あ、「ロード・オブ・ザ・リング」永久に観ないの決定。■演出・編集映像にセンスが感じられない。スローモーションが全然安い。…というか、ところどころ出てくる小道具が全部安っぽい。時代設定とか、そういう問題じゃあなくて、特に1930年代は、デザイン的にも優れているものが多いのに、生かされていない。ドクロ島に至ってはちゃちすぎて、美術のセンスも最悪。編集も、ぜんぜんつながっていないし、ただOKカットをつないだだけ…だから188分になったんだ、としか思えない。ホントに一つ一つのシーンが垂れ流し的に長くて、辛かった。その癖ウィットな場面では、さらりとやり過ぎて、ぜんぜん面白くない上に、その台詞だけが浮いてしまっている。ただでさえ冴えない脚本の足をみごとに引っ張っている。例えば…○主演男優のブルース・バクスターのポスターにヒゲを書かれ、しかしそれを気に入る場面。後のニューヨーク場面で、何故ヒゲをつけて登場させないか?○脚本家、ジャック・ドリスコルが船の中で船酔いと戦いながら脚本を仕上げていく過程がない。「ドクロ島」という言葉の恐ろしさが全然伝わらない。○オープニング場面でアン・ダロウが脚本家、ジャックのファンであるというアピールがぜんぜんできていない。○船長がアン・ダロウとはじめて逢った場面の意味が全然生かされていない。というか、観客は、船長がメインであるとしか思えない演出となっている。○映画プロデューサーのカール・デナムと脚本家、ジャックの関係がぜんぜんうまく描かれていない。特にはじめの場面。もっと親密に描くべき。○映画プロデューサーのカール・デナムの登場場面のテンポが悪い。むしろ船に載る迄の時間を短くすることによって、メリハリがついた筈。だらだらとやりすぎて誰の物語か、なんの物語か判らない。○偶然手にした秘密の地図…の入手した経緯もぜんぜんよく判らない。けっこうこの部分「宝島」並にポイントがあった筈。
2006/01/02
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昨夜、新年と同時に、山から花火がうち上がった。轟音が会場を揺らした。「あぁ、僕は今年もまたヘトヘトになりながら、それでも追って追われてをくり返すんだろうなぁ。」なんて思ってみたりもした。昨年は、老人のようにすべてを受け入れた。今年もまた、同じ日々を送るだろう。来る年来る年、同じ思いで過ごしたような気がする。新年なんてものはくる筈はない。でも、そんなことを信じられなくなったら、僕はきっともうおしまいだろう。「おしまいなのか?僕は。」そんなことを呟いたら、Tさんにシャンペンをもらった。途端に新年がきた気分になった。現金な男だと、僕は笑った。
2006/01/01
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