昨夜の西東京市での財政講座2回目
講師の大和田先生のお話からです。
夕張市の決算カードは平成16年度と17年度では全く違う。
16年度のカードは 粉飾されていたため
実質収支
は 53万4千円で黒字だったのが
17年度には 16億5074万円もの赤字になっている。
16年度の決算カードは 一目で おかしいと気がつく。
たとえば、歳入の中で 地方税は50パーセント前後が
普通なのに、夕張市の場合は、地方税は5パーセント。
諸収入が 51.5パーセントで、地方交付税が 23.7パーセント
諸収入
というのは、公営ギャンブルとか観光…とかで
その収入が 歳入総額の半分を占めるなんて異常です。
歳出についても、 投資・出資金・貸付金
が
47.9パーセントにもなっている。市が関係している
観光産業や施設、団体などを倒産させないために
市税を さらに つぎ込まざるを得ない。
一時借入金利子
というのが 0.3パーセント、5521.7万円で
少ないようですが、これも 異常に大きな額です。
年度内に借りて、年度内に返す 一時借入金の利子から
計算すると、歳入総額の半分近くを借りていることになる!
それで 年度内に返さなくて 他に当ててしまう…
返さないんではなく、返せないんですよね
他にも いろいろな お話がありましたが、
夕張市は 国の政策を信じきってボロボロになった市
という言葉が印象的でした。
帰りがけに、近隣の9市の決算カードを
比較検討されているという西東京市の方に
「もう少し、勉強したら参加させて下さい」
と、お伝えしたら
「東村山市は いろんな項目で最下位のことが
多くて 参考になります」 と言われました~![]()
悲しい現実ですから 仕方がありませんね。
☆うろ覚えの内容で間違いがあるかも?
どなたか、訂正・チェックお願いいたしま~す。
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