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私どものまちには二つの地元金融機関があり、どちらも地域に密着した手堅い経営をしています。
私どもはどちらの金融機関にもお世話になっておりますし、これからもお世話になると思います。
先日そのうちの一つの金融機関が「業務改善命令」を受けました。
いったいどういうことなのかと思ったら、理由は 不祥事の隠ぺい
11年間で5件の不祥事を隠していたらしい。
一つは背任融資これはある支店の支店長が必要な手続きを経ずに7社に合わせて9億7000万円を融資。そのうち4社が破たんして1億5000万円の損害を与えた。
あとの4件は職員の使い込みそれぞれ1000万円から28万円を着服していた。
この金融機関では刑事事件にはせず、横領した2人を懲戒解雇にし、残りの3人は依願退職させたらしい。
で、このことが表面化し信用が失墜することを恐れたこの金融機関はそれをひた隠しにしていたとのこと。
ちなみにこの金融機関は全国の信用組合の中で業績ナンバー1に輝いていたのです。
もう一つちなみにここの理事長は何と20年もの長きに渡って理事長職に就いておりました。今回この不祥事の責任をとり、退任することになりました。
ここで私が言いたいこと。
本来であれば、これらの事件が起きた時に理事長は当事者の首を切るだけでなく、自らの責任の所在を明らかにすべきではなかったか?
刑事告発しなかったのは、事件が公になり、その結果自らに責任が及ぶのを恐れたのではないか?
もし、これらの事件を公表し、理事長自らが責任をとっていれば、再発防止ができたのではないか?
そう思えてなりません。
◆除湿機を見ながら…◆ 2010年11月19日 コメント(1)
◆銀行の会で◆ 2009年07月20日
◆春のお祭りが終わって◆ 2009年04月23日