東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2007年05月19日
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 世間では輸入ビールが人気なのだとか。特にベルギー産のビールが人気だという。「へぇ、そうなんだ」と思いつつ、夜遅くに友人と久米川駅南口のダイニングバー 「星の都」
 もともとこのお店では「ギネス」(700円)は置いてあったが、今回新たに6種類の輸入ビールを加えたのだとか。そのうちの4つは、やはり人気のベルギービール。となると、やっぱ飲まなきゃダメでしょ。

ヒューガルデン

 まず最初に選んだのは、「ヒューガルデン」(900円)。アルコール度が8.5%もある。アルコール度が高いと、重たくなるような気がするが、色を見てわかるようにそんなにズンと来るような味ではない。やはりビール、最初の1杯というせいもあるだろうが、クーッとイケちゃう。

 ここでお気づきの方もいると思うが、注がれているグラス、ちょっと変わっているでしょ。マスターによると、ベルギービールは各ビールの銘柄によってグラスがつくられているのだという。で、マスターは今回、4つのベルギービールを仕入れるにあたり、ちゃんとその銘柄のグラスも用意したのだとか。言われなければわからないことだけど、心憎いサービスだよね。

オルヴァル

 次に頼んだのは「オルヴァル」(1200円)。これもベルギービールで、アルコール度は6.2%。フルーティーな香りとコクがウリなんだけど、今ひとつよくわからなかったなぁ。今度、体調のいい時に飲んでみよう。
 だけど、ビールごとにグラスがあるって面白いよね。

レモンビール

 続いては趣向を変えて、アメリカの「レモンビール」(800円)にチャレンジ。アルコール度が3.7%と低いせいもあるけど、これはとっても飲みやすい。レモン果汁が効いていて、すごくノド越しが爽やか。ゴクゴク飲めちゃう。


 マスターの手が空いている時は、いろんなお酒の解説をしてもらうのだが、先日はマスターから「これ、ご存知ですか?」と話しかけてきた。

カルヴァドス



「面白いのはですねぇ……」とマスターはボトルを手に取ると、クルンと回した。

リンゴが丸ごと1個入っている

「見てください。リンゴが丸ごと1個、入っているんですよ」

 あらま、ホントだ。でもコレ、どうやって入れたんだろう?

「これはですね、まだ実が小さいうちに枝に瓶を取り付けて、瓶の中でリンゴを成長させているんです」とマスター。気になるのはお酒を飲み終わった後のリンゴだが、お酒をつぎ足したりするケースが多いのだとか。

 ここまでなら「へぇ」で済む話なのだが、ここからがマスターの真骨頂。

「この中に入っているリンゴ、食べてみたいと思いませんか?」

 私と友人が「へ?」というリアクションをしていると、すかさず冷蔵庫に向かい、「この間、1本空いたんで、中身を取り出してみたんですよ。ボクも食べてみたかったから」と話しながら、その貴重なリンゴを薄く切って出してくれた。

入っていたリンゴ

 それがコレだ。
 食べてみた感想はというと……これがむずかしいんだなぁ。変なたとえだけど、柔らかい食感の奈良漬けという感じ。決して「旨い!」というモノではないと思う。だけど、味じゃないんだよね。あの「カルヴァドス」の中に入っているリンゴはこんな味だったんだということが、わかっただけですごく感動してしまった。

 それにしてもマスターは好奇心旺盛というか、研究熱心だよね。いやあ、いい体験させてもらいました。マスター、本当にありがとうございました。


【DATA】
住所:東村山市栄町2-29-5

営業時間:午後6時~翌朝4時(月~金曜)
      午後5時~深夜2時(土曜)
定休日:日曜
ホームページはこちら


【このお店に関する過去の記事】
2006年04月10日「お手頃価格でシャレたダイニングバー」
2006年05月01日「楽しい試行錯誤」





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最終更新日  2007年10月15日 01時29分12秒 コメント(14) | コメントを書く


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