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2023.01.29
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カテゴリ: キャラ紹介
アニメ版 少女革命ウテナ


※水星の魔女が話題になり久しぶりにアニメを見返してました

⚫ウテナのアンシーに対する接し方って暴力振るわないだけで西園寺のアンシーに対する接し方と同じですね
ウテナは冬芽に惚れるくらい恋愛脳でその上浮気もするからアンシーは軽蔑していました
その罪がカンタレラ回でお互いの毒を喰らう罰になります

⚫罰して欲しいって思ってるのにカンタレラと毒入りクッキーの話で許すよ、僕も悪かったよ…で逆に心が折れてしまう心理戦

あそこ自我が芽生えて自殺してでも自我を殺そうとしてるとも
自我が芽生えた瞬間に何してるんだろうと死にたくなったとも言えます

いわゆる本命の好きな人とではない人に初めての乙女を捧げた後の後悔に近い感覚でしょうか?





⚫アンシーはカウベル回で
・夜中にポテチ食いながら通販番組見てる
・かき氷しか作れない所
・普通に勉強苦手な所
など薔薇の花嫁として振舞っていても本来の性格はだいぶルーズだと思います

⚫結婚すれば幸せ、自分を出さずに王子様に付き従い好みに合わせた女性になりきって愛されれば幸せに向けて本当にそうなのか?を突き付けていると思っています

⚫結婚してもお嫁さんとしての幸せも掴めるとは限りませんし昔からお嫁さんとしての幸せを享受できたわけではないでしょう


⚫型にはめられた女性論からの脱却と同じぐらいに型にはめられた男性論からの脱却もあると思います

しかし一番重要なのは要素は「自分の殻を破る」、「外の世界に出る」ということでしょう

⚫教授から見た現世と過去を全部混ぜて見てるからこそあの写真になっていて
ウテナたちから見ればあそこはただの廃墟になるので一人芝居に見えているはずです


西園寺の「棺の中にいるのは俺たちも一緒だろ」
彼(西園寺)も全てのキャラクターが実は死んでいると思っている所はあるけれど現実の死なのか象徴的な死なのかは分からないという感じかなと思いました

⚫校舎の奥の森、開かれる門、出てくる水、螺旋状に上っていく→内側から達したことの暗喩でしょう


⚫女の子は王子様にはなれない
そして王子様を待たずに自分で進んでいけという現実的な話です



⚫しかし王子様になれなかったウテナは戦いにやぶれて寝たきりの病弱なお姫様になってしまいます
こうなるともう今までの男性的な生き方とは真逆の女の人生を歩まなければ生きていけませんし…


⚫最後の何百本の剣でさされるのは妊娠を暗示していると思っています

何度もやられて妊娠してそれで一人で立ち上がるのは無理です
もう誰でも見合いでもなんでもいいから適当な旦那様を探すか完全に男から隔離された病院で一生を過ごすことになります


⚫薔薇を散らされる(薔薇が散る)=純潔を穢されるの暗喩です

女同士なら百合の花でも良いですが男性が菊の花を、女性が百合の花を胸に挿してたら直接的な表現になりますよね?


⚫魔女であるアンシーを解放しようとしたら今度はそいつに悪意の矛先が向くだろ
魔女がいなくなったら今まで向けていた悪意を誰に向ければいいんだ→魔女を解放した張本人へ

現実世界でよくあるパターンとしてはいじめられてた奴を庇ったら、庇った奴までいじめられるようになった


⚫鮭が女性 器でアスパラガスが男性 器のことを比喩表現しています

サーモンピンクとか愛の液体が鮭の味がするとかから意味されているらしいです
鮭はイクラ(卵)が取れますからなかなか複雑ですね


⚫劇場版限定の話ですがアニメ夜話で

「女の子はお姫様か魔女になるかの選択肢以外がない。お姫様は純粋に男性に守ってもらえるが、魔女は単純には守ってもらえないので手練手管を使わねばならない。」
「しかし、ウテナはお姫様でも魔女でもない存在である」
「男の制服を着用しお姫さまを否定、魔女の象徴であるホウキを折って武器として使用することで魔女の否定を表現している」と榎戸さんが話していました


⚫アンシーの見たくなかった星とは

魔女として考えると暁生を他の女性に抱かれたくなかったとも取れますし
王子様の可能性を秘めているウテナが女性になってしまうのを見たくなかったとも取れます


⚫自分の唯一のお姫様にしてあげてもいいと思ったウテナに敗北したことで冬芽の王子様という概念化に拍車がかかったの
自分の王子様のはずの暁生に拒絶されたアンシーが魔女になったのと同じなんです

⚫西園寺で始まり冬芽で終わるのめちゃくちゃ綺麗ですね
西園寺はウテナの似姿、冬芽はアンシーの似姿でしたね

⚫高槻枝織は愛を知らない魔女で姫宮アンシーは愛を知った魔女でしょう
鳳暁生は愛を知らない王子様で桐生冬芽は愛を知った王子様でしょうね

⚫西園寺は冬芽への劣等感を持っていたけどウテナの革命後にはしがらみがなくなり冬芽と剣を交えていました

⚫冬芽は人には心を許さず人を道具のように思っているところがあったけれど西園寺と冬芽が道場で剣を交えているシーンはお互いに心許せる友になったという事かもしれません

⚫七実は「兄一筋」すぎることで苦しんでいました
兄が大好きなので自分だけのものにしたいけれどできないと

革命後は七実が道場で対戦する西園寺と冬芽のためにお茶を入れてあげるシーンがあります
このシーンは七実が他の男性へも目を向けられる余裕が出てきたという事でしょう

お茶を入れる七実に対して"ありがとう"とお礼を言う西園寺

またお茶を入れるのに使っていたポットが若葉と仲良く居候していた時につかっていたものと同じです
これは西園寺と七実の距離が以前より縮まったことを表し兄に縛られていないということではないでしょうか?


⚫若葉ちゃん





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最終更新日  2023.04.26 23:37:58


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