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2023.03.30
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カテゴリ: 考察
鬼滅の刃 宇髄天元のメイクと額当て

※ネタバレが含まれていますのでご注意ください
※以前にもあげた内容の再掲になります



⚪鬼殺隊の音柱でとにかく派手なものが好きな宇髄さん

爆発とともに攻撃する音の呼吸は宇髄さんのオリジナルの呼吸です

また宇髓さんは頭に宝石で装飾した額当てをしていて左目辺りには特徴的な赤色のメイクをしています

従えている忍獣のムキムキねずみや鎹鴉も同じような装飾をしているので宇髄さんの部下(仲間)だと一目で分かります

華やかな見た目の宇髄さんがなぜそのような恰好をしているのでしょうか?

忍時代の宇髄さんの姿はアニメでも登場していますが昔の宇髄さんも実は柱になった現在と同じ額当てを着けていて左目の赤いメイクもしています

「忍として目立たず地味に生きていた」ということが公式ファンブック第1弾で明らかになっています


「派手好きになった」のは「里を抜けた後になる」というのが公式設定です


里を抜けた後に「身に着け始めたり」とか「メイクし始めた」のでは無く派手になる前の昔から付けています


「派手だから」ということ以外に意味があるならば装飾にはどんな意味があるでしょうか?


(1):顔のメイク


まずは宇髄さんを象徴する奇抜な赤いメイクですが少し変わった形をしています

これが何を模したものなのかは作中で明かされていません

しかし、この模様と似たような形状のものがこの世には存在しています

○それは「“加賀梅鉢"」という梅の花の家紋です

梅をモチーフにした家紋の“梅紋”にはたくさんの種類がありそれぞれ違った形をしています

その中でも特に“加賀梅鉢"は宇髄さんのメイクとかなり似ています

この梅の家紋と宇髄さんに何の繋がりがあるのでしょうか?

○その関係性と加賀梅鉢について

加賀梅鉢とはとある戦国武将が使用していた家紋です



前田利家が治めていた地名と同じです

「加賀百万石」など聞いたことあるのではないでしょうか?

また前田家といえば「とある部隊を率いていた」という有名な歴史が残されています

それが「忍の軍団」です

利家は「忍を雇って戦場で暗躍させていた」という記録に残っています



またこの忍は歴史上「江戸時代で絶えた」という記録が残されているのが最後になっています

○作中で堕姫の「江戸の時代に忍は滅んだはずだ」のセリフとも一致しています


⭐加賀藩主である前田利家公が伊賀の「偸組(ぬすみぐみ)をして50人あまりに俸禄を与え、家臣として抱え、彼らをして寺に放火せしめたことになります。前田利家公が扶持した忍者集団は、伊賀の偸組(ぬすみぐみ)だった」と残っています


そのため宇髄さんはこの血筋に当たる為に数ある模様の中で加賀梅鉢を頬に着けていた
宇髄さんのつけていた加賀梅鉢という模様が「忍と関係があった」ということが分かりますね


⚪宇さんが左目の周りに描いている絵は前田利家という武将が使っており「"偸組”という忍を雇っていた」事から宇髄さんと何らかの関係がある可能性が非常に高いと個人的には思っています

○また加賀梅鉢というのは「前田家のみが使用していた家紋」で独自のデザイン(オリジナル)として確立されたモノなので他の梅紋とはしっかりと差別化されています

その「加賀梅鉢」を「宇髄さんが取り入れている」と考えると宇髄さんは「利家に仕えていた忍」 と結びつきがある可能性は高いと思います

⚪また荒山合戦などで活躍したいわゆる加賀忍びは四井主馬に率いられた利家直属の陰軍団であったとあります

さらに加賀藩の「無拍子流」という忍術が江戸時代後期まで脈々と受け継がれていたことに感動しています

驚いたことにそれは加賀藩の「無拍子流」の忍術秘伝書です
金沢(石川県)に忍術流派があって史料が発見されています

⭐二木新十郎政長(にきしんじゅうろうまさなが)から八代に及ぶ忍術継承が記され、最後は文政五年(1822)二月、勝木多左衛門源頼重(かつきたざえもんみなもとのよりしげ)が最後だったと言われています

このように無拍子流という地生えの忍術が江戸時代後期まで脈々と受け継がれていたことが分かっています


○また「宇髄さんの出身地にも意味がある」と考えられます

鬼滅の刃では主要キャラの出身地は東京であることが多いです

しかし宇髄さんは“不明”と公式ファンブックではなっています


宇髄さんは生まれ育った里を抜けて東京で活動する鬼殺隊に入りますが

・抜け忍となったことで弟に命を狙われていたこと
・3人の奥さんを守る必要があったこと
このことからもかなり遠く離れた土地、つまり東京の外から逃げてきた可能性がありますよね!

もし宇髄さんが偸組の忍の子孫やその血を受け継ぐ家系と仮定するなら加賀周辺の忍である可能性も高くなりますね!

戦国時代から大正時代までは何百年も経っているので必ずしも宇髄さんが加賀の辺りの出身とはなりませんが可能性は十分あると思います


(2):装飾している額当て


⚪額当てとは敵の攻撃から頭を守るために使うもので主に武士が使っていました

幕末時代だと新撰組などがイメージしやすいでしょうか?

宇髄さんの兄弟も同じように額当てをしていたことは原作とアニメの描写から分かっています

またそのシーンでは他の兄弟たちの額当てにも宝石がついています

つまり宇髄さんの額当ては個人の趣味ではなく兄弟たちも付けていたものです

また違う額当てをしている人物がいます
それは兄弟の中で生き残った二つ下の弟です

宝石が付いた額当てをしているようにも描かれてはいるけどアニメでは宝石が完全に無くなっています

その宇髄さんの弟は父親のように無機質で冷たい心をしており兄弟が死んでも何も感じないような性格をしていました

宇髄さんはそのことに反発して「里を抜けた」ということが公式ファンブックからも明かされています

父親に騙されて兄弟を手にかけたことを宇髄さんは悔やんでいました

宇髄さんと弟は真逆の考えを持っていて真逆の性格をしている弟は宝石の付いていない額当てをしているのでしょう

それは他の兄弟との間に隔たりがあるからだと言えます

またこの額当てが何を意味しているのかは

少なくとも宇髄家のしきたりや身分証明代わりではないです

宇髄家として「宝石付きの額当てをする」事が決まりなら弟がしていないのに理由がつきません

また額当てが宇髄家の証明(象徴)ならば宇髄家の繁栄を考えてた弟と父親のこの二人がつけていないのは不自然ですよね
一族が衰退していく中、それを何とか防ごうとしていたくらいです

それは「宇髄さんと兄弟との関係」から見えてきます

・家の残酷な方針に従う二つ下の弟が身に着けていないこと

・家の方針に反対していた兄弟を思う心を持つ宇髄さんが宝石付きの額当てを身に着けていること

・他の兄弟も宇髄さんと同じ額当てを着けていること

このことから額当てには宇髄さんと他の兄弟達を繋ぐ意味が隠されていると考えています

また宇髄さんが兄弟思いだったことは

・宇髄さんは厳しい修行の中でも今日たちのことを思って手にかけたことを後悔し続けて生きています

また恐らく兄弟たちのために建てた宇髄家のお墓があることからも描写されているかと思います


⚪鬼殺隊の柱を引退した後の宇髄さんは顔のメイクしなくなっています

また妓夫太郎との戦いで額当ては壊れてしまいますが眼帯には宝石が付いた物を引き続き着用しています

形を変えても付け続けている


鬼殺隊にいた時の宇髄さんは妓夫太郎が言っていたように剣士ではなく忍の戦い方をしていました

負傷したことがきっかけで引退した宇髄さんは鬼殺隊でも忍でもなくなりました

忍の証だったメイクは「これからは普通の人として生きていくケジメ」としてしなくなったと考えられます

そして兄弟達と一緒に着けていた額当ては壊れても形を変えてずっと着けています

つまり引退前も引退後も兄弟たちへの思いは変わらないという意味があると思います

家族を思う気持ちは変わらず繋がっているということでしょう!!


(3):宇髄天元の名前と三人の嫁


⚪宇髄天元の名前

・宇っていう字は"天空・空”という意味があります
・髄は中枢神経系ですね

⚪宇髄とは天の中枢=天を司る

・天元とは囲碁の盤上にある真ん中の点ことを言います

囲碁の盤上の星は全部で9つあります

盤面の駒として生きた"9人の兄弟"を表しているのでは無いかと思っていまます
9人兄弟ということも偶然かもしれませんが一致していますからね!

⚪天元とは囲碁の盤上の中心(真ん中)に位置する星のことです

宇髄天元=天を司る真ん中の星(中心)です


⚪忍については諸説ありますが

忍びが存在した時代は戦国時代が忍びが最も活発的に活躍していました

しかし近代化が進むにつれて姿を消し医者や薬剤師、花火師などの仕事に就くようになったとも言われています

⭐そのため目のメイクは花火である可能性ももちろんあると思います

・また大正や昭和になると小説や歌舞伎などの娯楽で登場するくらいの認識になっています

・第87話では堕姫から「忍は江戸の頃には絶えている」と話しています
戦がなくなった江戸時代の忍は警護に就くことが多かったようです

・大正時代に忍びはほぼいなくなっていたことで
大正時代の宇髄家の存続はかなり危うくなっていたということです

宇髄さんは第168話で胡蝶カナエが柱になる時期には音柱になっていたことが明らかになっています
カナエさんが亡くなってから4年以上経過しているので宇髄さんは少なくとも4年以上は柱を務めることになります

⚪忍とは

忍を表す言葉に「音もなく、匂いもなく、知名もなく、勇名もなし」というものがあります
これは忍が「残らなければ残らない程、優秀な忍びである」ということです

忍びにとって極秘任務に就くことが多い忍びは絶対に物音を立ててはならない状況に置かれていた事が分かります

宇髄さんは見た目も言動も派手なように見えますが見た目は黒色と白のみのシンプルで地味な見た目をしています
しっかり闇に溶け込めるような見た目です

・音を立てずに走ることができる
・音で空間を把握することができる
・忍びの修行で身についた技術
・細かい音を聞分けることが得意

忍びの修行で身につけた音を立てないという技術
高身長で筋骨隆々な宇髄さんが屋根の上を軽々と飛び移ったり木の揺れる音さえ立てず立つというのはかなりの鍛錬が必要だと思われます


⚪宇髄さんの日輪刀

宇髄さんの日輪刀は刃の大きい二刀流です 

・2本の日輪刀が鎖で繋がっている→攻撃範囲を広げることが可能となっています

・忍びが持つ刀→忍刀(短くまっすぐで細い形の刀)

第87話で宇髄さんは忍び時代から二刀流だったので日輪刀も使い慣れている二刀流にしているのでしょう

昔から使い慣れていた仕事道具と併せてまた2本の日輪刀が鎖で繋がっているのは「鎖鎌」という2本の鎌が鎖で繋がっていた武器を忍び時代に経験していたからこそです


⚪妻の名前の由来

三人の妻の名前は「雛鶴」「まきを」「須磨」です

この三人の繋がりは源氏物語の作者は"紫式部"です
この紫式部が誕生したのは「天元」という元号の年と言われています

作者の紫式部の誕生の年と宇髄さんの名前が共通しています

その作者が書いた作品に「雛鶴源氏物語 須磨の巻」という著書が存在しています

この作品が誕生した時代は平安時代ですので鬼舞辻無惨と一致しています


⭐須磨の巻のあらすじ

平安貴族の主人公・光源氏が暮らしていた都を離れて田舎の須磨という土地に隠居します

これは「宇髄さんと三人のお嫁さん」が忍の里を抜けた事や宇髄さんが負傷したことをきっかけに柱を引退し鬼殺隊の解体後も忍には戻らずに家族を作って暮らしていくことと重なります

さらに光源氏は恋愛事情においても複数の女性を"妻"として迎えています
この辺りも宇髄さんとお嫁さん達とも共通しています

「妻が多すぎる」と煉獄さんにツッコまれていましたがこれは宇髄家の15歳になるとお嫁さんを複数娶るというしきたりです

宇髄家のしきたりやお嫁さんたちの名前そしてその関係性は源氏物語をモデルにしていると思います


⚪宇髄家の方針

・強い子に宇髄家を継がせるためでしょう

一夫多妻制を用い沢山の子を産む。ここには父親のこだわりが表れています

⭐天元の父親

・兄弟同士の戦いを仕掛けたのもより強い忍を残すことを子供の命より優先しているのです

・宇髄さんは受け入れられなかったから妻を連れて里を抜けます

それほど宇髄さんにとっては辛いことだったのです

しかし宇髄さん一人でではなくしっかり、お嫁さんたちも一緒に連れて逃げていることからも"仕方なく結婚した"訳ではなく三人のお嫁さんのことはちゃんと大切にしていたのでしょう


⚪お嫁さんたちの願い

妻同士の関係性は家族のように仲が良いようです
くノーだった頃は危険な任務でも割り切っていました

第90話では「上弦を倒したら忍ではなく普通の人間として生きていきたい
4人全員が揃っていなかったとしても普通の平和な暮らしをしたい」と言っていましたね

そして鬼殺隊が解散した後は宇髄家に子供が誕生しています
また公式ファンブックでは冨岡義勇が宇髄さんの子供を抱っこさせてもらっていました

この子供が生まれたということが鬼舞辻無惨討伐をした結果、鬼がいなくなり平和が訪れたということなのでしょう



⚫宇髄さんと三人のお嫁さん

宇髄さんとお嫁さんたちは婚姻関係には無かったと思っています

それは原作にも公式ファンブックにも三人のお嫁さんの苗字が"宇髄"として明らかになっていないからです

苗字をあえて無記名にしている可能性もありますが
大正時代で重婚というのは法律で罪に問われる可能性があります

















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最終更新日  2023.03.30 14:21:28


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