ベランダで育てるTillandsias

野鳥

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2005/09/15

その種類の多さ・変化の大きさ故、

限りというものがない。

この途方もない相手に無限の戦いを挑もうとする時、

唯一、頼りになるのが、

先人の書き残した「書物」になる。

ブロメリアA「おい、hirahira、おいらのこと知ってるかぁ」

hirahira「ああ、当然さ。

　君は実際に育てたことないけど、本で知ってる。

　性格は気難しく、大きさは10cm～20cm程度。

　花は緑で珍味であるが、香りはない。

　ペルー出身、高砂部屋。～～～～なんじゃらかんじゃら。」

ブロメリアA「おおっ、よくぞ、そこまで既にご存じで。

　まっ、参りました。」

となるのである。

実際、ブロメリア関連でどのくらいの本があるかは、

日本ブロメリア協会のHP を参照するとよい。

入手の難易度を別にすれば、

恐ろしくたくさんの数の書物が出版されているのに驚く。

（これだけの本について解説が、
　出来る人がいるということにも、また驚く（笑））

まず、ティランジア（エアープランツ）に関しては、言わずもがな、

ニューティランジアハンドブックを備えておくことをお勧めする。

ティランジア界のバイブル、これがないと始まらないのである。

(下の見開き画像はかなり画質を落としてUPしています)

また、ティランジアがサボテンと共に紹介されている本としては、

サボテン＆チランジア
がある。

簡単な説明と小さな写真があり、

ティランジアファンがサボテンへも流れやすい（あるいはその逆）

という点を微妙についてるところが、憎いところ。

実際、見てるとサボテンも、やりたくなる。（笑）

また、もう絶版になってるけど、

エアープランツを題材にした、こんな本もあった。

装い新たに更に内容を充実して

改訂してもらえればうれしいのだけど。

バナナワニ園の清水さんの熱帯植物に関するエッセイ集。

清水さんの冒険的自叙伝も含め、熱帯植物に対する裏話がおもしろい。

以上、日本ブロメリア協会会報は別として、日本国内で、

およそブロメリアドを扱った書物はない。

日本で、ティランジアを栽培してから、

ブロメリアド（チラ以外）を育ててみようという道筋を辿るのも、

あるいは、こういう事情も影響してるのだろうと思う。

ブロメリアドと全く関係はないが、植物全般の知識として、

僕のような素人には、植物用語事典等も結構役に立ったりする。