オリオンの群れ

オリオンの群れ

2009.07.24
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カテゴリ: エッセイ

今、GyaoでR18指定のドイツ映画を見ていました。

昼間はイタリア映画を見ました。

いつだったか、フランス映画も見たことがありますけれど、ハリウッドの影響を受け過ぎて

いて、あまり面白くなかったですね。

ヨーロッパの映画も、ハリウッドの映画も、もちろん、全部見た訳ではありませんけれど、

ハリウッド映画だけを見ていては、見えない世界がある。

そう思いましたね。

ヨーロッパの時代を重ねて熟成した多様性・・・

ケルト、ラテン、ゲルマン、スラブ・・・その興亡・・・

ヨーロッパの映画を見ると、アングロサクソンに集約された、パックスアメリカーナーが実

現するまでの、意識の変遷、意識のバックグラウンドをかいま見るような思いがします。

比較言語学を少しかじった私の印象と、映画から受ける印象が、重なり合うということも、

発見しました。

言語って、意識のインジケーターなんですね。

子音の多い早口のドイツ語は、クールで賢い感じ、母音の多い多音節のイタリア語は、明

るくてヒューマンな感じ・・・あくまで、表面上の印象ですが、意識ということでは、ある程度

の内面も現れているはずだと思いますね。

そんな世界に浸っていると、日頃、聞き取りに苦労させられているはずの、英語が懐かし

くなりました。^^;

語学にとって、聞き慣れるっていうことの大切さを改めて思いました。

英語・・・今や世界共通語の地位を着々と固めていますよね。

単語は、音節でできています。

英語を聞いていると、重子音と2重母音によるクラスター化(ひと塊り化)が、聞き取りに好

影響を与えているんですね。

単語の発音のクラスター化が、聞き取りやすさに及ぼす影響を考えさせられます。

2重母音による音節のひと塊り化による、インパクトの強い一拍発音は、ラップなんかで、

いかんなく発揮されていますよね。

正確には標準英語ではなくて、黒人英語、エボニクスですけれどね。

白人だけではなく、アフリカン、ヒスパニック、モンゴロイドまで巻き込んだカリフォルニアの

人類文明融合実験は、壮大で、複雑さを極めるのでしょう。

その核になるのは、ブリテン島で、フランス貴族による植民地的被支配経験の持ち主、ア

ングロ・サクソンですね。

キングなき、エンペラーによる統治の帝国・・・

アメリカという国はそういう国だと私は思います。

良くも、悪くも、人類の広場・・・アメリカ。

その行く末は、すべての国の運命とリンクしていると思います。






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Last updated  2009.07.24 23:56:41 コメントを書く
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