世界。現実なのだけれど、裸の王様でいられるような、ある意味、架空の世界なのかも知
主体の自律性が本来的に持たざるを得ない他律性を可能な限り排除してみると、自身
の本当の領域がはっきりして来る。構造の虜である人間の一番の贅沢、自意識の尊重と
いう今を、私は失業療養という形で味わっているのかも知れない。
自律からの他律性の完全な排除は死を意味する。構造主義という。それは自意識を縛
ばり、苦痛である場合が多い。自意識を持って生きることを実存という。実存は構造に縛
れて傷つき癒しを求める。人権擁護とその拡大方向が迷子のGPSだ。
偽人権擁護派は競争を否定したがる。市場経済の競争原理はパイの唯一の公平な分
配方法だ。モノを介在にするしかない現実の掟でもある。ヨーロッパの経済危機を見てい
ると、社民主義のあり様の歴史的な転換点に来ているようだ。
私は今、裸の王様かフール・オン・ザ・ヒルかも知れない。ある意味、これは私の深夜の
セルフカウンセリングとでも。吐き出す想いの一つ一つが私の部分であり、総体でもあるよ
うな。それは個と社会の自己相似性でもあるのかも知れない。
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