以前、King Crimson の "In The Court Of The Crimson King" を取り上げた際に、「ポピュラー音楽史上最も語られた作品のひとつ」と評しましたが、この V.U. の 1st アルバムも負けず劣らず人の口にのぼった作品です。と同時に、語られた(今後も語られ続けるでしょうが)頻度に反比例するが如く、セールスが捗々しくないことでもこれまた人後に落ちないのではないでしょうか。
あっ、やっぱり書き出すとキリがなくなりそうですね。ノイジーで混沌とした "Heroin" や "European Son" と、ポップなロックン・ロール "I'm Waiting For The Man" や "There She Goes Again" が素知らぬ顔で平然と同居する面白さ。そして一部の方々からは鬼子扱いの、Nico が歌う "Femme Fatale" や "All Tomorrow's Parties" の美しさなくしてこの作品は有り得なかった、と私は思います。
【Track Listings】 01. Sunday Morning 02. I'm Waiting For The Man 03. Femme Fatale
05. Run Run Run 06. All Tomorrow's Parties 07. Heroin 08. There She Goes Again 09. I'll Be Your Mirror 10. The Black Angel's Death Song 11. European Son