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2012.12.08
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カテゴリ: 80's
InTheFlatField



私が所有している CD は、なにを血迷ったのか 1 曲目にボーナス・トラックの "Dark Entries" が配されると言う暴挙に等しい構成。4AD 、一体なにをやらかしてくれるんだ。このアルバムのオープニングは絶対に "Double Dare" でしょ。不吉な報せの到来を告げる鐘の音、もしくは海底深くに潜む不気味な潜水艦のソナー音をおもわせるベースで始るあの曲。それ以外の選択肢があるなどとは露ほどにも思わなかった私は、当時相当なショックを覚えました。それほどまでに、私にとっては重要で大切なアルバムなのでした。

本作がシーンに登場した 1980 年代初頭のイギリスでは、Public Image Limited や Joy Division、Killing Joke、Echo & The Bunnymen 等々、ポスト・パンク/オルタナティヴと呼ばれたアーティスト達がデビュー、或いは重要作品をリリースしていた時期。次から次へと出てくる未知の音になけなしのお金をつぎ込んでいました。大袈裟に言えば私にとってのメルクマールとなった時代でした。

なかでもこの Bauhaus の印象は鮮烈でした。漆黒の闇を切り裂く一閃の光のようにしなやかに跳躍する Peter Murphy と、上半身も露にノイジーなギター・サウンドを奔放に撒き散らす Daniel Ash のコンビネーションには、同時代のアーティスト達にはないスター性とでも言うのか、別格の輝きがありました。

但し、肝心の音の方はそのヴィジュアルとは裏腹に(?)それほど取っ付き易いものではありません。本作の中ではボーナス・トラックとして収録されている T-Rex のカヴァーである "Telegram Sam" が一番ポップな出来かもしれませんが、それとて原曲のコアの部分だけを抽出し高濃縮したような異形のサイケデリック・ミュージックに仕上がってはいますが。

【Track Listings】
01. Dark Entries
02. Double Dare
03. In The Flat Field

05. Dive
06. Spy In The Cab
07. Small Talk Stinks
08. St.Vitus Dance
09. Stigmata Martyr
10. Nerves
11. Telegram Sam
12. Rosegarden Funeral Of Sores
13. Terror Couple Kill Colonel
14. Scopes
15. Untitled

17. Crowds





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Last updated  2012.12.08 23:38:20
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