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プリズム ( 著者: 貫井徳郎 | 出版社: 東京創元社 )<あらすじ> 小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。傍らには彼女の命を奪ったアンティーク時計が。事故の線も考えられたが、状況は殺人を物語っていた。彼女の同僚が容疑者として浮かび上がり、事件は容易に解決を迎えると思われたが・・。 (あらすじより抜粋)<感想> ★★☆☆☆ う~ん。やっぱ本格ミステリーは苦手かも・・。貫井徳郎さんは『慟哭』でハマって時々読んでます。あくまで個人的な感想ですが他の作品はちょっとひねり過ぎている(本格の宿命かも・・)かなぁ~と感じます。でも、本格ミステーリー界では高い評価を得ている作家の一人です。本格ファンはご一読を!!
2005.01.15
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懲戒免職になった同期の公安刑事が、連続殺人の容疑者に。「教えてくれ。おまえはいったい何者なんだ」男たちの前に立ちはだかる最も高い壁-組織の論理。その壁を突破するのは、刑事たちの誇りと絆。現時点での集大成ともいえる最新警察小説、登場。<感想> ★★★★☆数多くのシリーズものを擁している紺野敏さんですが、本書は単発の警察小説です。おそらく「踊る大走査線」と横山秀雄さんの影響だと思いますが、昨今の警察小説に求められるのは徹底したリアリズムです。警察とは日々、正義と秩序のために奔走する警察官の組織ですが、その内実はサラリーマン社会だったりします。 大半のサラリーマンはそこに感情移入して読んでいるのだと思います。 ただ、子供のころから刑事ドラマを観て育った私からすると、ちょっとスケールが小さくなった気もします。 さて、本書も前半においてはリアルな警察小説ですが、読み進むにつれてそこから逸脱していきます。 かなり大風呂敷を広げていて、あちこちの感想を読むと設定に無理があるという指摘もありますが、私は面白く読みました。 主人公を支える先輩の刑事二人がサラリーマンではなく、職人気質だった点も好感が持てました。 警察小説はリアル感も大切だけど、基本はエンタメだよね!!という方におススメします。
2011.08.20
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恋愛の渦中にある人間の息づかいが聞こえてくる名作八篇を、川上弘美が独自の視点で厳選。<感想> ★★★☆☆本書はちょっと渋めの恋愛アンソロジーです。 選者は川上弘美さんです。ラインナップは『桜の森の満開の下』(坂口安吾)『武蔵丸』(車谷長吉)『花のお遍路』(野坂昭如)『とかげ』(よしもとばなな)『山桑』(伊藤比呂美)『少年と犬』(H.エリスン)『可哀相』(川上弘美)『悲しいだけ』(藤枝静男)青字が既読でした。 それって恋愛小説??という感じで読み始めましたが、読み進めていくとそれぞれが一定の基準を満たしていることに気がつきます。野坂昭如さんの『花のお遍路』がいい感じでしたが、やたら印象に残ったのは伊藤比呂美さんの『山桑』 おそらく 『日本霊異記』の焼き直しだと思いますが、いかにも川上弘美さんがチョイスしそうな作品でした。
2010.10.03
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可憐な少女姫草ユリ子は、すべての人間に好意を抱かせる天才的な看護婦だった。その秘密は、虚言癖にあった。ウソを支えるためにまたウソをつく。【夢幻」の世界に生きた少女の果ては…。<感想> ★★★☆☆ドーデもいいんだけど、すげぇ~タイトルっすよね。(笑)表題作のみ「青空文庫」で読みました。見え透いた嘘をついて周囲を翻弄する少女を主人公にした『なんでもない』が印象的でした。 彼女は嘘で周囲を翻弄しますが、強い自意識を持て余し、自らを追い込んでしまう彼女自身が地獄に身を置いていたのではないか?などと考えてしまいました。 夢野久作は初めて読みましたが、案外読みやすいように感じました。もう少し短篇で修行を積んで『ドグラ・マグラ』にチャレンジしてみます。
2012.01.04
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