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2005.05.28
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カテゴリ: ★★★★☆な本
15歳のわたしは、高級レストランの裏手で出会った中年男と、不釣合いな逢瀬を重ねている。男の部屋でいつも感じる奇妙な視線の持ち主は?―「まぶた」。母のお気に入りの弟は背泳ぎの強化選手だったが、ある日突然左腕が耳に沿って伸ばした格好で固まってしまった―「バックストローク」など、現実と悪夢の間を揺れ動く不思議なリアリティで、読者の心をつかんで離さない8編を収録。 【目次】 飛行機で眠るのは難しい/中国野菜の育て方/まぶた/お料理教室/匂いの収集/バックストローク/詩人の卵巣/リンデンバウム通りの双子
「まぶた」小川洋子著 新潮文庫


<感想> ★★★★☆

リンクさせていただいているagehaさんの『密やかな結晶』の感想を拝見した

らモーレツに小川洋子さんの作品が読みたくなりました。『博士の愛した数

式』で数多くの読者を獲得した小川さんですが、最近の作品は小川洋子色が

少し薄まっているかなぁ~とも思います。この作品はタイトルや表紙からお察

しいただけると思いますが、かなり濃ゆ~い作品です。

さて、表題作の『まぶた』は『ホテルアイリス』に設定がよく似ていますが、

違った意味でハード、ひとことで言えばキモイ作品です。『匂いの収集』



特の世界に一歩足を踏み入れたなら容赦なくひきずり込まれ、そこから抜け

出すことはできません。緻密な構成と圧倒的な文章力がなせるワザだと思い

ます。感覚的に、好き嫌いが分れる作品だと思いますが、ある意味小川洋子

さんの真骨頂です。

興味のある方は、精神的にゆとりのある時に読んで下さいね(汗)





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最終更新日  2005.05.29 01:58:50
コメント(15) | コメントを書く


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Re:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
ぷるんつ  さん
こんばんわ。
私もつい先日「まぶた」読んだばっかりです。
「博士の愛した数式」のイメージで読んだら、全然違ってました。じっくり読んでいたら、内容の濃さにふらふらになりましたよ。難しかったのか、知恵熱が出そうでした。 (2005.05.29 02:13:20)

Re:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
「薬指の標本」というのを読んで、チョット苦手な感じかも?と思っていたのですが...「まぶた」の感想を拝見して読んでみたくなりましたよ。
(2005.05.29 02:44:59)

Re:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
おはようございます。
本当に表紙がインパクトあります。精神的にゆとりのある時に・・・ですね。でも興味あるな~。。『博士の愛した数式』も読みたいと思いつつまだなのに、興味の持てる本がどんどん増えていきます。 (2005.05.29 05:58:58)

Re:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
さとうみみ  さん
おはようございます。
小川洋子さん読んでみたいのですが、いつも読みたい本は貸し出し中。この作品は棚にいつもありまして、手にとっては戻してるということを繰り返しえていたのです。こんな感じだったのですね…
(2005.05.29 09:07:59)

Re[1]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
きたあかり  さん
ぷるんつさん

こんにちはぁ~♪

おぉっ~偶然ですね!ホントにこの作品濃いですよね

(笑)『詩人の卵巣』で亡くなった詩人の卵巣から髪の

毛が出てきたっていうのがあるじゃないですかぁ~前に

聞いたコトあるんだけど、それって卵巣のう腫の症状ら

しくて病変部から髪の毛やら歯が出てくるそうです。

ちょっとというかかなりコワイですね。

(2005.05.29 14:46:46)

Re[1]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
きたあかり  さん
たいまのけはやさん

こんにちはぁ~♪

書きこみありがとうございます。『薬指の標本』も独特

の世界観の中で構築された作品ですよね。芥川賞受賞作

の『妊娠カレンダー』や『冷めた紅茶』あたりのほうが

ソフトでいいかもしれないですよ。 (2005.05.29 14:50:36)

Re[1]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
きたあかり  さん
ケイプコッドさん

こんにちはぁ~♪

『博士の愛した数式』はホントにイイ作品で素直に感動

できますよぉ~オススメです。他の作品では独特の世界

観を構築している作家さんです。好き嫌いが分れるよう

ですが、私はかなりハマりました。 (2005.05.29 15:01:23)

Re[1]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
きたあかり  さん
さとうみみさん

こんにちはぁ~♪

う~ん。一番初めにこの作品を選んじゃうと失敗しちゃ

うかもしれません。やっぱ『博士の愛した数式』からと

いうのが正しい入り口だと思います。

こんなコワイ作品を書いている小川洋子さんですが、佐

野元春さんの熱狂的なファンだそうです。なんとなくホ

ッとしちゃいます(笑) (2005.05.29 15:07:23)

Re:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
piyo☆  さん
うぅぅ~
表紙がすでに、苦手かも・・・・・
しかも内容が『キモイ』んですかぁ?
・・・・・Σ(; ̄□ ̄A アセアセ (2005.05.29 16:16:38)

Re:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
ageha0509  さん
こんにちは(^^)
[まぶた]って本当に濃そうですね~(^^)
[薬指の標本]で、こんなにキテるのはダメかも...と思ったり、[妊娠カレンダー]で妊娠している姉に農薬たっぷりのジャムを毎日煮込んでる妹...の話でもちょっと鬱になったりしたので(^^;)
あんまり濃いのは苦手かもしれません。
でも怖いもの見たさで、手が出るんですよね~。
独特ですね。
「まぶた」はとっておきます。
ソフトな「博士の愛した数式」から読みたいと思います(^^)
それにしても、きたあかりさんは読まれるの早いですね~。
(2005.05.29 17:10:03)

Re[1]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
きたあかり  さん
piyo☆さん

こんばんはぁ~♪

そうそう!この表紙はかなりヤバそうだよね(笑)

「下手に手を出すとヤケドするわよ!」感が漂っていま

す。確かにキモイ話しが多いんだけど、やっぱこの人は

巧い作家さんだと思います。

(2005.05.29 22:34:41)

Re[1]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
きたあかり  さん
ageha0509さん

こんばんはぁ~♪

私も『妊娠カレンダー』読んだ時はビビリましたが、あ

れぐらいでビビルようでは読者失格だと悟るようになり

ました(笑)まぁ~ソフトな作品も多いのでそちらの方

を楽しんでください♪ (2005.05.29 22:38:22)

Re:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
こんばんは
これって、ハムスターのまぶたが・・・ってやつですよね。ちょっと怖いかも。ほっと、精神的にゆとりがあるときでないと、だめそうですね。

小川洋子、昔はすきでよく読んでいました。
「余白の愛」や「完璧な病室」など、ソフトなものがすすきです。 (2005.05.31 00:06:54)

Re[1]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
>小川洋子、昔はすきでよく読んでいました。
>「余白の愛」や「完璧な病室」など、ソフトなものがすすきです。
-----
↑「すすきです」 じゃなくて 「好きです」 です。
ごめんなさい。 (2005.05.31 00:08:51)

Re[2]:「まぶた」 小川洋子著 新潮文庫(05/28)  
きたあかり  さん
読書人・ゆきさん

こんばんはぁ~♪

すすき了解です(笑)

そうそう!!ハム太郎ファンの子供は泣き出しちまいま

すよね(汗)やっぱ私も初期作品ですね♪上げていらっ

しゃる作品以外では『冷めた紅茶』あたりも好きです。
(2005.06.01 00:56:40)

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