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カテゴリ: ★★★★☆な本






<感想> ★★★★☆

小川洋子さんの感想をUPするたびに、同じようなことを書いているような気が

しますが、とにかく近著(『博士の愛した数式』『ミーナの行進』)と、それ以前に

書いていた作品の作風があまりにも違いすぎます。 

長年の愛読者としては、それをこの場で否定したり、肯定したりするつもりは

ありませんが、コビトカバにまたがって登校する微笑ましいミーナの姿を思い

描きながら『まぶた』や『ホテルアイリス』を読んだなら、おそらく小川洋子

さんが大嫌いになると思います。 できるならそういう思いを抱いてほしくな



 さて、この作品の存在を知っていながら手を出さなかったのは、あらすじや

帯からというメッセージを受け取って

いたからです。(汗) 

しかし、読みはじめこそ、多少グロ感が漂っていましたが、語り手の女子大生

がことのほか健康的なせいか作品全体は暗くありません。 

語り手の義理の叔母に当たる「貴婦人A」がロシア皇帝の末裔では・・・という

物語の展開もコミカルだし、語り手の恋人ニコと剥製業者のオハラがクールな

文体に潤いを与えています。 

以前、 『凍りついた香り』の感想 に新・旧の小川洋子ファンにオススメします♪



ることのできる作品だと思います。 

とは言うものの、まだ小川作品を一冊もお読みになったことがないという方には

『博士の愛した数式』→『ミーナの行進』→『ブラフマンの埋葬』→

生』
→『凍りついた香り』という順番をオススメします。

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最終更新日  2007.01.20 09:31:43
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