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カテゴリ: ★★★★☆な本



梁浩遠と謝志強。二人の中国人大学生の成長を通して、現代中国と日本を描ききった力作。『ワンちゃん』に次ぐ期待の新鋭の第二作!


<感想> ★★★★☆

本書は前作が芥川賞候補になった時、日本語以外の言語を母国語とする

作家としてメディアで盛んに取り上げられた楊逸さんの芥川賞受賞作です。 

それを踏まえて、あちこちのレビューサイトで日本語表現が未熟であるとい

うニュアンスのコメントを見かけます。 同じ条件で芥川賞候補になった

ット・ゾペティ
さんの作品を読んでも言えることですが、その正体は作家の未

熟さではなく、我々日本人が抱く違和感だと思います。 さらに言うならその



者としては「 お得 」です。  


さて、本書は外国人作家の芥川賞。 天安門事件。 北京オリンピック。 

様々なキーワードで語られる事が多いわけですが、 楊逸さんが描きたいの

は、ご自身も含めた日本で暮らす中国人のプロフィールやその立ち位置で

はないかと思います。 


文革の嵐に翻弄された父。  テレサ・テン をおおっぴらに聴くことのできない

政治体制からの脱却を目指した民主化運動。 そして天安門事件。 夢破れ

て日本にやってきてからも民主化運動に取り組むものの・・・。


かつては特定のコミュニティーの中でしか聞かれなかった中国語ですが、現



品の主人公は70年生まれです。 個人的には、隣の国で生まれ同世代の人

達がどのように生きてきたのか?という点に注目して読みましたが、彼らのカ

ラオケでの十八番が尾崎豊なのには笑ってしまいました。






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最終更新日  2009.05.23 10:27:25
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