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カテゴリ: 月別書籍代




この本で扱っているのは「鄙びた」などという言葉さえ陳腐と感じてしまうディープな湯治場です。 著者の取材は昭和40~50年代になされていますが、この中で取り上げられているいくつかの湯治場は当時とさほど変わらない形態で営業されているようです。 





楽天で探したらここ→が出ました。 
旅館部が併設されているので食事ありもチョイスできますが、素泊まりなら一泊3000円~一週間居ても高級温泉旅館の一泊分ですね。 




というわけで一月の書籍代です。





1月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2073ページ
ナイス数:61ナイス

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫) 6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

読了日:01月31日 著者: 高野 和明


優しいおとな 優しいおとな
『メタボラ』と『ポリティコン』を足して二で割ったような作品。 ドロドロ好きとしては近未来の設定にかなり戸惑いましたが、中盤からの加速感に引っ張られてイッキ読み。 それなりに面白いし、ラストもうまくまとまっているとは思うんだけど、また『グロテスク』やミロシリーズのような作品を読んでみたいと思っているのは私だけでせうか?
読了日:01月14日 著者: 桐野 夏生


文豪ナビ 山本周五郎 (新潮文庫) 文豪ナビ 山本周五郎 (新潮文庫)
山周を極めるのはオッサン道を極めることにほかならないのではないか?などと思いました。さらに精進いたします。
読了日:01月13日 著者:


くちぬい くちぬい
今まで読んだ坂東眞砂子さんの作品の中では一番読みやすいと感じました。 ただ、逆の言い方をするなら「らしさ」は損なわれているような気がします。 せっかくの土俗的なパーツも活かしきれていないし、主人公夫婦のキャラクターも紋切型でザンネンでした。 坂東作品の入門書としては適していると思いますが・・。
読了日:01月12日 著者: 坂東 眞砂子


星漂砂のうたう 漂砂のうたう
時代小説を読んでいるような気になりますが、ところどころに明治を象徴するキーワードが出てきます。 やや中途半端な気もしますが、庶民が感じていた明治十年とはそんな時代だったのだろうと思います。 鬱屈した定九郎になかなか感情移入できませんでしたが、その出自を見破られるシーンがとても秀逸でした。 幕末の偉人達を中心に描かれることの多い明治維新ですが、それを庶民レベルの目線で描く作品は少ないので新鮮な印象を受けました。 似たような作品をお読みになりたければ蜂谷涼さんの『へび女房』がおススメです。
読了日:01月10日 著者: 木内 昇


女奴隷は夢を見ない (光文社文庫) 女奴隷は夢を見ない (光文社文庫)
この作品の不気味なところは作中に出てくる奴隷商人たちの普通さ加減だと思います。 現代的なパーツも取り込んでいるし、ありえない話なんだけど妙なリアリティーがあるんですよね。 思えばこの国もひと昔前までは「女衒」という職業があってわけで、それを踏まえれば現代の寓話と言えるかもしれません。 
読了日:01月05日 著者: 大石圭


生きてるだけで、愛 生きてるだけで、愛

読了日:01月02日 著者: 本谷 有希子

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
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最終更新日  2012.02.04 09:46:37
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