Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

Kapuahaulaniです。皆さん、この建物ご存知ですか？とても有名な歴史ある
建築物なので、ご存知の方が多いと思います。そうです、アロハタワーです。
つい最近の事になりますが、今年の1月14日に、このアロハタワーが満80歳になりました

かつて、船でしかハワイに訪れる事が出来なかった時代に、様々な訪問者達を
遠くから迎え入れていた、このタワー、船から下りてくる乗客や、水兵さん達を、
華やかなフラダンサーがレイを手にして出迎える、まさに往年のハワイがそこに息づいていた
場所です。船が着くたびに、大勢の人で賑わって、至る所で音楽が奏でられ、
フラが踊られていたそうですよ。その名残か、その頃の定番、リーフスカートを履いて、
踊っているフラダンサーの銅像が残っています　　この写真は展望台からの眺めです。ホノルルハーバーが一望できる、素晴らしい景色。海の色がまさにコバルトブルーですそれこそハリウッド映画がハワイと言う楽園をロケ地として目をつけ、
沢山の映画が作られた頃、白黒の画面にこのアロハタワーがハリウッドスター達を
迎えている映像を思い出します。そういう画面には必ずと言って良い程、
フラダンサーが花を添えています

そういうハワイの昔の映画を探すのも、私は大好きで、昔のホノルルの様子を
知りたいのも勿論ですが、映画の中で、昔風のフラを踊っている
ダンサー達を見るのがとても楽しいです。もしかすると、その中には現在も
クムフラとして活躍している方々が踊っているかも知れないと思うと、
何度もスローにして踊りを見入ってしまう事もしばしば・・・

実際ハワイで見るクープナの方々の踊りには、そうした映画で踊られている、
指を全部動かして踊る、現代では余り見られない手の使い方をしていたりするので、
そんな時は何となく嬉しくなってしまいます。確かに現在アンティ・ジェノアさん
のショーなどで、踊られているクープナの方々は、アロハタワー全盛の頃は
ケイキフラダンサーだったりして、その頃のフラをずっと踊り続けている可能性が高いですからね

今年で80歳になったアロハタワー、飛行機が移動の主流になった現在も、
アロハタワーマーケットプレイスとして、ショッピングや、お食事の出来る場所として、
多くの観光客が訪れています。サンセットクルーズなどの、客船などもこちらから
出ています。私も一度そんな船に乗って、ワイキキの夜景と船内の
フラショーを楽しみました

このマーケットプレイス内には、ブラザース・カジメロさんや、ハパ、マカハサンズなど、
ビッグネームのミュージシャンによるショーが見られるレストラン、チャイズも
ありますし、(勿論、ほとんどのミュージシャンのショーはフラも見られます。）
お昼には無料のフラショーも行われ、依然フラとも大いに関わりを持ち続けている場所だと
言えるでしょう。この場所が100歳になる頃には私も大分ガタが来ていると思いますが、
相当大きなお祝いが予想されるので、是非とも現地でお祝いに参加したいと思っています