Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

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2008.09.28
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カテゴリ: ハワイ
Hokuloaです。

もう、長袖を着なくては寒くて外を歩けなくなってしまった北海道です。

今日のお題は、
The story of Ko'olau: Love, commitment, sacrifice 」。
(コオラウの物語、愛・献身・犠牲)
Honolulu Advertiser の記事からの抜粋です。
ハワイでの過去のハンセン病流行に関連してのお話しです。

ハンセン病感染者の一人コオラウ(Kaula'iko'olau カウライコオラウ)。
ラママ劇場 で人形劇「KO'OLAU」として
9月18日~10月5日まで上演されているそうです。
bilde.jpeg



ここでコオラウについての物語を簡単にご紹介しますね。
19世紀後半にハワイで大流行したハンセン病。
当時のハワイではそれに感染するとモロカイ島の北にあるカラウパパ半島の
療養所に強制隔離される事になっていました。

コオラウには愛する妻ピイラニと幼い息子カレイマヌがいましたが、
感染したのは彼ただ一人。
彼は家族と離れて暮らす事など考えらずに、3人で逃亡したのです。

そしてコオラウは家族と死ぬまでそこに住んだそうです。
妻ピイラニは、息子と夫が亡くなり、そこに埋葬した後谷を去りました。
そして1906年に彼女により
「Ka Mo'olelo 'Oia'io O Kalua'iko'olau カルアイコオラウの真実の物語」が
ハワイ語で出版されました。


コオラウを怪物の様に書いているものもあります。
妻ピイラニによるものは、ハンセン病に言及せず、非難めいた事も書いておらず、
アロハが書かれている・・・夫と息子の死を悼む深い愛情に満ちているそうです。

ハンセン病に関しては、日本でも不法な隔離政策が行なわれ、
患者の方達の受けたいわれのない差別や偏見。
同じ人として胸が詰まる思いです。
このコオラウ家族も医療が進歩して病気の解明が行なわれた今であれば、
隔離から逃れる為に身を隠して生涯を終える事もなかったでしょう。
人は時として、自分の身を大切にするばかりに過ちを冒してしまいます。
でもそれが償えないものがある事を忘れてはいけないのでしょうね





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Last updated  2008.09.28 21:37:45
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