Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

Kapuahaulaniです。皆様、メリークリスマスハワイ語で、メレカリキマカ
昨夜はクリスマスイブ、皆さんはどの様に過ごされましたか？
クリスチャンの宗教色が薄い日本では、何故かクリスマスイブは恋人と
ロマンティックに過ごす日だと考えられていますが、アメリカを含む、キリスト宗教力の強い国
では、家族揃って教会に出かけ、ミサの後は、プレゼント交換をしたり、
ターキーなどのご馳走を、家庭で食べながらキリストの生誕をお祝いする日です。

この時期になると、毎年話題にしていますが、ホノルルのダウンタウンは、
様々なイルミネーションとサンタクロースやトナカイ、エンジェルなど、クリスマスに関係した
オブジェなどが飾られ、ホノルルシティライツと呼ばれ、観光の目玉にもなっています
毎年ライトアップの最初の日には、御馴染みの大ツリーへの点灯式セレモニーがあり、
エレクトリカルパレードも行われ、多くの市民や観光客を楽しませています。
今年は１２月６日の土曜日に行われた様ですよ

御馴染みのサンタカップルと大きなツリー

ここ札幌も、毎年大通り公園にホワイトイルミネーションと呼ばれる
ライトアップされたオブジェが、冬の観光名所となって長い年月が経ちました。
時期が時期なだけに、ツリー風のオブジェがやはり多いですね
今年一番話題になっていたのは、大通り公園の東端にある札幌テレビ塔の上から見た
大通り公園の夜景がそのままクリスマスツリーの様に見える様に
ライトアップを工夫したと言う事でした。

　公園全体が大きなツリーに！　　　　　クリスマスツリーに見立てたオブジェ達

上の写真はテレビ塔のライブカメラの映像をコピーしたものなので、かなりぼやけた
写りになっており、全体のツリーっぽさが旨く出ていませんが、
２３日の北海道新聞に出ていたプロの写真を見ると、まさに大きなツリーがど～んと
出来上がっていて、びっくりしました

今年の札幌は雪が少なく、ホワイトクリスマスと言う感じではありませんが、
こうしたイルミネーションを見ていると、今年ももう終わるんだなぁ～・・・早かったなぁ・・と
毎年しみじみと年の瀬を痛感します

ハワイにキリスト教の宣教師たちがやってきて、その布教に邪魔になると考えられた
ハワイ語、フラ、ハワイの神々への信仰などが、全て禁止されたにも
関わらず、人々は密かに隠れながらそれをはぐくみ、カラーカウア王の時代に、
やっとそうしたハワイアン文化への禁止を解かれるまで、失わずにいられたと言う歴史も
この時期いつも思い出します。（キリスト教関連なので・・）

この事実は、古代ハワイアン達の強い意志・自分たちの文化への強い尊厳と誇り
を実感します。その端っこをかじらせて頂いている私も、
その尊厳と誇りを傷つけない様、真摯に取り組んでいかなくては！と
毎年気持ちが引き締まる時期なのです