透明で澄んだスイスから

2005.03.21
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カテゴリ: スイス生活
日本にも「帰る」し、スイスにも「帰る」・・・

最初はあんなに「遠い」国だったスイスも、
結婚してからぐんと近い存在になったと思う。
とは言っても、私はこれから先もずうっと日本人。
やっぱり本当の故郷は日本で、それは私の中で絶対に変わることがないんだろうな。

日本で過ごした1ヶ月は、思っていた通り、あっというまだった。
思っていた通り、いやそれ以上に、たくさんお金を遣ってしまった・笑。
毎日妹に起こされ、眠い目をこすりながら一緒に朝ご飯を食べ、

バカなTVを見たり、漫画喫茶に行ったり・・・。
お母さんと買い物に行ったら、もう家も出たしいらないのに、
あれこれとプレゼントしてくれる。
きっと娘はいつまでたっても娘で、かわいがってもらって、妹はいつまでも頼りにしてくれる。
家族っていいな、って感じた毎日だった。
そんな家族と過ごす時間ももうこの先限られて来るんだと思うと、
当たり前のように同じ家に帰っていた昔がなつかしくって・・・ちょっと切ない気持ちになった。


帰りに空港でもらった、日本を英語で紹介している冊子を読んだ。
日本のことがいろいろ書いていて、これからこっちでなんか日本のことを訊かれたときに絶対役立ちそう。
日本の伝統的な行事や文化を説明してあるページを見ていて、・・・泣きそうだった。
こんなすばらしい国、自分はここにあとどれくらいいられるのか。

自分が決めたことの重大さを、また実感した。


重い気持ちで降り立ったチューリッヒ空港。
迎えに来てくれたSHIKIの顔を見て、ほっとした。
我が家に帰るとすごくなつかしくって、あったかかった。

家は隅々まできれいに掃除してくれてあってピカピカ。

そして傍にはわたしたちの大好きなアヴリルのライブチケットが!
SHIKIの優しい気遣いと、心から迎えてくれてる気持ちが溢れてた。
わたしが帰ってくる場所がここにある。
SHIKIとこれからもがんばっていけると思った。

こっちに住んでる友達たちからの「おかえり」のメールもすごく嬉しかった。
どっちに行っても「ただいま」と「おかえり」、
帰る場所がふたつできたこと、幸せなことだと思えた。


今日からまたスイスの生活が始まる。
楽しく元気な日記を再開するので、みなさんよろしくね。


イースター花束
元気をもらった花束とチケット。





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Last updated  2005.03.21 19:48:49
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