PR
Keyword Search
▼キーワード検索
Calendar
Freepage List
Comments
まだ登録されていません
2005.06.28
テーマ： 最近、読んだ本を教えて！(24297)
カテゴリ： 邦書
解説／感想
自衛隊の各装備を捉え、海外の同等の装備と比較して、その問題点を容赦なく指摘している。
主な内容は、以下の通り：
・陸上自衛隊の主力戦車とされる90式は、完成時点で時代遅れの産物になっていた。しかも毎年調達される台数が少なく、台数上は旧式の74式戦車（1974年採用）が陸上自衛隊の主力を勤める。
・89式自動小銃は、実戦で使用された経験が少ないにも拘らず、各国が採用している自動小銃と比較して数倍も高い。
・海上自衛隊の「こんごう」型護衛艦は、部分的にはステルス性を考慮して設計されているが、全体的に見るとステルス性を全く考慮していない。
・航空自衛隊のFS-X支援戦闘機（後にF-2となる）は、開発が米国に振り回されて主力戦闘機をも上回る価格に（事実、コストがネックになって調達数が大幅削減）。
本書は、こういった自衛隊の対応を遠慮なく批判している。
これに関して、自衛隊側から抗議の声が挙がったらしく、改訂版は残念ながらかなり大人しいものになってしまった。
関連商品 ：
ハセガワ 【プラモデル】 1/700 WL海上自衛隊 護衛艦 こんごう
三菱 F-2 A
ZIPPO 89式小銃
アメリカ M4A3 シャーマン 105mm榴弾砲搭載型
ORION DVD-R/-RW&VHSデュアルビデオレコーダー
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[邦書] カテゴリの最新記事
-
なみだ学習塾をよろしく!／鯨統一郎著 2018.05.07
-
信州長姫殺人物語／秋月達郎著 2017.11.18
-
化生の海／内田康夫著 2017.08.06
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
