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2015.07.29
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カテゴリ: 洋画

ターミネーター3
映画「 ターミネーター3
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 ターミネーター・シリーズ第3作。
 ターミネーター2から10年後を描いている。
 前作まで登場していたリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーが、本作から登場しなくなる。
 アーノルド・シュワルツェネッガー(カリフォルニア州知事に就任する直前)が、味方のターミネーターを演じる。


粗筋

T-1000との死闘から10年。
 人工知能スカイネットが人類に反乱して核戦争が起きる筈だった1997年は無事過ぎ去り、「審判の日」は回避された。
 母サラ・コナーを病で失い、青年に成長したジョン・コナー(ニック・スタール)は、ターミネーターがまたやって来るのでは、という不安から1箇所に長く留まらない放浪の生活をしていた。
 未来から、ターミネーターが送られてくる。ジョン・コナー本人ではなく、将来のコナーの副官となる者達を抹殺すべく送り込まれた女性型ターミネーターT-X(クリスタナ・ローケン)である。将来の副官となる女性ケイト・ブリュースター(クレア・デインズ)を狙う。
 ジョンは、偶然にも幼馴染でもあるケイトと再会していた。その場に、T-Xが現れる。T-Xは、ケイトだけでなく、ジョン・コナー本人の抹殺にも動く。
 突如現れたもう一体のターミネーターT-850(アーノルド・シュワルツェネッガー)が、T-Xから二人を救う。彼は、二人を守る為に未来から送り込まれたのだった。
 ターミネーターとの再会に驚くジョン。T-850は言う。「審判の日は回避不可能だ」と。10年前の死闘は、予定を遅らせただけだったのだ。未来では、ジョンはケイトを妻兼副官とし、スカイネットと戦っているという。新たな審判の日は、今日だった。
 また、スカイネットの誕生には、ケイトの父親であるロバートが絡んでいた。
 二人は、スカイネットの誕生を阻止する為にロバートの元へ向かう。が、一足遅く、ロバートはT-Xによって殺害されてしまう。
 スカイネットの鍵は、ある核シェルターに存在する、という情報を得た二人は、T-850を犠牲にした末にT-Xの追跡を振り切り、その核シェルターに向かう。
 が、核シェルターはスカイネットとは無関係だった。
 T-850の真の目的は、二人をこの核シェルターに連れて行き、回避不可能な核戦争を生き延びさせる事だった。
 スカイネットは、特定の施設にあるコンピュータではなく、インターネットを巣食うプログラムへと進化していて、最早破壊が不可能になっていたのである。
 その結果、「審判の日」を迎えた地球では核攻撃が実施され、人類は壊滅的なダメージを受ける。


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感想

 ターミネータ2が予想以上の興行収入を稼ぎ出した為、作られた続編の続編。
 惰性で製作されており、最早何でもありの状況。
 カリフォルニア州知事に就任した為、シュワルツェネッガー出演作は本作を最後に暫くお預け、となった。

 本作は、ターミネーターの設定をなぞっているものの、第1作(元々シリーズになる事を前提としていなかった)とは最早全く別の映画。
 第1作は、ホラーの要素もあったのだが、本作はひたすらアクション。
 アクションをただただ楽しみたい、という者にとっては打って付けの映画と言える。

 第2作の若きジョン・コナー(エドワード・ファーロング)は、少年ながらも賢い印象を受けたが(勉強が出来る、という意味での賢さとは別)、本作の青年ジョン・コナーは弱々しい印象を受ける。賢さも感じさせず、将来反乱軍を指揮する人物には見えない。
 演じたニック・スタールは、本作出演後役に恵まれず、薬物に溺れるようになる。これは、前作で同じ役を演じたエドワード・ファーロングにも通じる。
 ジョン・コナーは、俳優を不幸に突き落とす役柄なのかも知れない。

 ケイトは、サラ・コナー(第1作ではなく第2作)の再来、といった活躍振り。
 寧ろ彼女こそ反乱軍を指揮するのではないか、と思ってしまう(作中では、将来ジョン・コナーは早死にし、ケイトが指揮をとっている、と告げられる)。

 アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-850は相変わらず不死身。
 第1作では悪役だったのに、第2作からは善玉で、本作もそれを引き継いでいる、という設定には慣れないが。

 悪役ターミネーターT-Xが登場するが、結局女性が演じているので、その凄さがイマイチ伝わらない。演じていたクリスタナ・ローケンは、彼女なりに努力していた様だが。
 何故女性をターミネーターとして起用したのかが不明。
 何でもかんでも女性を絡めれば良い、て訳ではないと思うのだが。

 本作から、また続編ターミネーター4が製作されるが、シュワルツェネッガーが州知事を勤めていた時期と重なり、本格的に出演出来なかったので、外伝的な扱い。
 そんな事もあり、2015年に製作されたリブート「ターミネーター:新起動/ジェニシス」では、3も4もまるで無かったかの様な扱いになってしまっている。

 観ていてつまらない映画ではないが、単なるCGアクション映画に成り下がっていて、真新しさは感じない。


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Last updated  2015.07.30 14:22:21
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