「あのときのキスに嘘はない」

2005.09.20
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ぼやいてみたい~~


ホワイトバンドは仕掛け人であるPR会社、株式会社サニーサイドアップ・次原悦子代表取締役社長によって企画され賛同企業や人、政治団体を巻き込み運動がスタートした。。そのスタートをこのように話している。。

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「ネットで偶然イギリスのクリッキング・フィルムを見て、『なんてかっこういいんだろう!』と思ったんです。だからきっかけはある意味、よこしまなものだったんです(苦笑)。でも、それって大事なことで、かっこいいと思えるものだからこそ、多くの人が賛同して、大きなムーブメントになったと思うんですよ」


(GQ JAPAN 2005年10月号より)
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PR会社サニーサイドアップは、ポリティカル・コレクトネス(差別用語の言い換えのようなもの)な立場を上手く作り上げ、非難を浴びない格好いいイメージを生み出し、それで利益を上げるのがとても上手い。。サニーサイドアップのマネージメント事業の稼ぎがしらが中田英寿さんと乙武洋匡さんなのである。。五体不満足・・・言い換えの代表であろうね。。
普通ならちょっと引いてしまうかもしれないニッチなコンテンツに対して、積極的に恰好イイイメージをあたえ、それを商品化し確実に利益をあげる。。障害のある方にとっては、まだまだ住みにくい世の中。しかし、乙武さんをうらやましいと思った人もいるでしょ。。


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 そこから次原社長は一気に走り始めた。自社の資金を投入して、ホワイトバンドを中国の工場で生産する道筋をつけ、20年かけて培ってきたノウハウや、人脈を活かして、PR戦略をプランニング。


(中略)


7月頭のG8に間に合わせるため、「社員の反対を押し切って」*2“突貫工事”をはじめた。


(GQ JAPAN 2005年10月号より)
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自社のコネとノウハウを利用して、あれだけ儲けた乙武さんだけど、非難中傷はしにくいものね。。《非難しにくい「世界の貧困問題」を解消するというポジション》を取って、ホワイトバンドを売って利益を上げている。。


加えて今回は、サニーサイドアップに利益が還流されるところを極力目立たせないようにするあたり、メソッドの本領を発揮ということですか。。



昔・・・TVで宣伝してるんやから間違いない。。(TV信仰、それを鵜呑みにする)ような時代もあったよね。。消防署の方から来ました。。これって方角だけでなく、消防署っていう言葉自体に先入観をもって、信じてしまうところがあるのよね。。




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このプロジェクトの新しいところは、販売で得た利益を直接寄付するのではなく、製作費や流通費もキチンとだした上で、残りを貧困撲滅のための啓発・広報活動やロビー活動などの費用に充てていくという面です。その考え方は私にとって新鮮だったし、納得のいくものでした。


(GQ JAPAN 2005年10月号より)



賢いんやなぁ・・・すごい経営能力。。サニーサイドアップに製作費・流通費はガバってはいったわけで・・・うちを儲けさせて~~っていってないのに、大成功の企画だったわけで・・・



すべて、いかに、プレゼンテーションするか。。

騙されてるとは感じ方の問題。。

しかし、

「やらない善よりやる偽善」におもえるのは私だけだろうか??





ホワイトバンドを買うよりも、食べ物を粗末にしない。。

お茶碗に残る、お米一粒感謝の気持ちをもっていただくことを実行し子供たちに教えた方がいいのではないだろうか(笑???





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Last updated  2005.09.20 12:11:18


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