〓自然体でいたいから〓          この想い 軽くなって飛んで行け

〓自然体でいたいから〓          この想い 軽くなって飛んで行け

「赤ちゃんを守る ママへのメッセージ!」


 育児文化研究所出版  
 育児研究家  谷口祐司 著

 はじめに    より転記

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 私が、若いお母さんたちの育児相談を受けるようになってから、もうかれこれ二〇年になります。
 そのあいだ、時代の流れと共に、あらゆる分野で科学が進歩し、生活は便利になり、私たちの衣食住も豊かになりました。
 けれども、こと子育てに関しては、赤ちゃんたちがより素晴らしい環境の中で育っているかというと、残念ながらそうとはいえない部分が多いのです。

 私は一昨年『ママ、紙オムツを使わないで』という本を書きましたが、発売直後から全国で大きな反響を呼び、50万部を超える大ベストセラーになりました。未だにたくさんのお母さんから問い合わせをいただいております。

 この本の中で、私は“紙オムツ”という文明の落とし子が、赤ちゃんの心とからだにどんなに悪い影響を与えているか、くりかえし述べてきました。
 テレビや雑誌などをフルに利用したメーカーの宣伝にもかかわらず、私の警告に耳を傾けて下さり、紙オムツを赤ちゃんに使うことを一切やめたお母さんたちが実にたくさんふえました。これからもそうした賢明なお母さんはどんどん増えていくことでしょう。

 今、お母さんたちが育てている赤ちゃんが、大人になるときは、いうまでもなく、二十一世紀という時代に突入しています。
 二十一世紀には、あらゆるものが過去、つまり今の我々の時代の数倍のスピードで発展し、変化し、成長するといわれているのです。そういう時代のなかで、今の赤ちゃんたちは生きていかなければなりません。
 そういうめまぐるしい社会の中で、生き抜いて、幸福をつかまなければならない。それはある意味ではとても困難なことかもしれません。

 でもそれが、今の赤ちゃんたちの運命であり、未来なのです。
 おそらくそうした社会では、“心”の必要性が今よりもっと叫ばれていることでしょう。
 ですからお母さんたちは、赤ちゃんたちが二十一世紀の社会に対応できる心と体を持てるように、育ててあげなければならないと思います。


 クスリや機会を使い、赤ちゃんの意志を意志をまったく無視して行われる出産にはじまって、父親不在や夫婦のいさかい、そして離婚と、子どもをめぐる状況は日増しに悪くなっています。
 上手な子育てをするには、何よりも夫婦円満な家庭が土台です。そしてより自然で人間的なお産があってこそ、子育てのスタートも祝福すべきものとなるのです。

 「上手なお産」と「上手な夫婦生活」。
 子育てのノウハウと共に、ぜひこの重要な二つの柱を忘れないで心にとめておいて下さい。

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