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この補修の跡、スチール製品とおぼしきものでこれだけの微妙なリアル感を出すのは凄く難しいからお見事だと思う。ひょっとしたら布地で作ったのか?と勘違いしてしまったぐらい。詳細は引用文章を読んでください。
ファーレ立川アート作品の第55回目掲載です。
以下全文引用
ファーレ立川センタースクエアとコアシティ立川の間に降りるペデストリアンデッキの昇降口の近くに、曲面を利用した面白い形の換気塔があります。その塔に、中国の美術家、牛波(ニュウポ)さんの作品が取付けられています。
作品は表裏の一対になっています。実は、これらの作品は、20世紀美術のパロディです。赤い作品は、キャンバスに切れ込みを入れて絵画としたルチオ・フォンタナの作品のひとつ《引き裂かれたカンバス》を糸と針で修復したように見せています。射撃の的の作品は、ジャスパー・ジョーンズの作品《標的》をもとにしたもので、それを実際に標的として使用してしまったかのように穴がたくさん開けられています。
ニュウポさんは、自主展覧会で発表した作品が中国の政治的タブーに触れたために拘禁された経歴を持っています。自由を求める作家精神は、飛行機を絵筆として空に絵をかいたり、無重力空間で絵をかくといったようなプロジェクトに発展しています。フォンタナの作品をおせっかいにも修復してしまったり、ジョーンズの作品を破壊したりしているファーレ立川の作品は、いわゆる「前衛」すら乗り越えていく作者の心意気が感じられるものです。
フォンタナをもじった作品の向こう側には、ウスマン・ソウさんによる人物像(49)がちょっとだけ見えています。
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■ファーレ立川とは
■ファーレ立川アート作品
■その048:破壊と修復
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