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2008年10月20日
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テナントビルや商業施設の入口にはその施設名称を表した文字を設置することが多いが、その仕上げともなると千差万別。なにしろその建物の顔ともなるわけだから、とても大事なものなのだ。

だからステンレスや真鍮などの金属製品を使って質感を高める場合もあれば、木製品で素朴さや自然風味を醸し出したりと、ここが一番の腕の見せどころといってもいいだろう。従って当然のことながら書体にもこだわる。そんなこだわりが感じられる製品ばかりを当ブログでは集めてきたが、本日紹介するのもあまり他所では見ることの出来ない作品だ。

この新宿ピカデリーの見どころはなんと言っても書体、これに尽きる。既存の書体からではなく作り出した書体なのは一目瞭然だが、カタカナを横一線でスパッと切り落とした潔さがとても新鮮に見えてしまう。愛らしさ、ユニークさを内包しながらも新しさも表現したい、そんな風に感じてしまうのだ。

それに対して英語のSHINJUKUは対照的。意図的に小さくしたアルファベットが上下に子踊りしたように配置されているが、いまにも踊り出しそうな躍動感に満ちあふれている感じがしてこちらもOK。

たかが書体とはいいながらも、見方によってはいろんな事を想起させる。時間がなくて建物外観までは写真撮影が出来なかったが、次回にその他のサインも含めて掲載する予定です。


グーグル・ストリートビューで周囲の様子を見たい方はクリック。



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Last updated  2008年10月20日 22時21分30秒
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Re:■新宿ピカデリーの書体■(10/20)  
nikoniko21  さん
愉快な文字ですね。

劇場に多く使われる「ピカデリー」という言葉、歴史を感じます。ロンドンのウェストミンスターの広場の名前が由来ですね。訳のわからない造語より親しみを感じます。それにカタカナ標記が嬉しいことです。
最近はアルファベットだけというのもあって、なんと読んでよいのやらとい思うのは私だけでしょうか。(笑) (2008年10月21日 06時30分33秒)

Re[1]:■新宿ピカデリーの書体■(10/20)  
Black and Blue  さん
nikoniko21さん。

最近は英語の意味を理解していないのに、やたらと英語のカタカナ表記をする人が多くて困ります(笑)知っていて使うのならばいいのですが、日本語がありながらもわざわざ英語カタカナ表記をする。

このブログでは日本語があるときには極力日本語だけで表記するようにしていますが、困っているのはPC関連の話題の時。

どうも適切な日本語が無くて表記に困ることがあります。さてピカデリーの由来を書き込んでもらいまして、こんどちょっと調べてみます。ロンドンには力を入れていますから(笑)

(2008年10月21日 12時47分47秒)

ありがとうございます。  
kats さん
検索でこちらに伺いました。
ピカデリーのロゴ・オリジナル書体・サイン計画を担当した者です。
私たちのコンセプトを見事に読み取られていらしたので
とてもうれしくなってコメントさせていただきました。
ありがとうございます!! (2008年12月12日 01時04分56秒)

Re:ありがとうございます。(10/20)  
Black and Blue  さん
katsさんへ。

初めての書き込みに感謝します。当ブログではたまに当事者の方々から書き込みがありまして、ご本人ならではの"肉筆"をとてもありがたく思っています。

こういう仕事に従事しているとどうしても書体には敏感になりますが、今年度に出会った書体の中では一番すてきな書体という考えは変わっていないです。

ピカデリーが英語表記であるのならばまだしも、日本語のカタカナでこれを表現することの難しさ。

多くの人々に書体の妙味を感じてもらえたら嬉しいなと思い、当時はこの文章を作りました。私も書き込んでもらえて嬉しいです。
(2008年12月12日 08時42分56秒)

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