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エジムンド
だろうか?人間社会の規範を気にすることなしに自由気ままに振る舞うことから付いた名前がアニマル・エジムンド。彼は動物だからという意味だが、そのエジムンドに比肩しうる問題児と言っていいかもしれないのが、ACミランに移籍した アントニオ・カッサーノ
。
デビュー当時は将来のイタリア代表を背負って立つ逸材と誰しもが認め、能力の高さを見せつけたものだが、行く先々で必ず監督と衝突し干され、挙句の果てにはチームを転出と、マスコミにとっては話題に事欠かない選手だった。精神面が安定せずに常に監督との間で罵詈雑言を繰り返し、練習放棄と、いくら才能があったとしてもそれを磨くことをしない。真面目に精進していれば今頃イタリア代表の大黒柱として君臨していても全くおかしくない選手だと個人的には思っている。
その本来の持てる実力を発揮することなく、いつの間にやら埋もれていったサッカー選手は過去限りなくいた。将来を嘱望されながらも環境に順応出来ず、未完の大器として終わってしまう選手。このままでいけばカッサーノもそうなるのだろうかと思っていた矢先にACミランに移籍した。1982年7月12日生まれということは現在28歳。カッサーノクラスの選手であれば、円熟の境地に達し自らチームを率先して引っ張るべきリーダーとなってしかるべきだが、年齢を考えるとあと4年前後は充分に活躍出来るはず。ACミランのようなビッグクラブに在籍するのはこれがラストチャンスになるだけに、なんとか持てる力を思う存分発揮して欲しいと思っているのは私だけではあるまい。
ここで結果を出せばイタリア代表にも選出されて2012年欧州選手権(EURO2012)のひのき舞台に立つことが出来るだろうが、過去何度も繰り返したトラブルをここでも再発させるようだともうお終いだろう。その意味でカッサーノには大いに期待しているのだが、それにしても現在のACミランの前線は別な意味で凄い。スウェーデン代表・ イブラヒモビッチ
、ブラジル代表・ ロビーニョ
、イタリア元代表・カッサーノと各国の問題児・悪童が勢揃いしているのだ。イブラヒモビッチは過去にこのブログでもその"活躍ぶり"を紹介したが、ロビーニョも行く先々で問題を引き起こすことにかけてはカッサーノに負けず劣らず。
社会性を抜きに考えれば、いずれの選手も能力はピカイチだけに黙ってベンチに座っているような人間ではない。そしてここにまた怪我から復帰したブラジル代表のパトが加わるとなると、誰か一人は確実にベンチに引き下がることになる。特効薬になるのか劇薬になるのかは、いずれ時間が経てば分かることだが、アッレグリ監督も大変だろう。
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