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いまだもって、、、旅は半空(なかぞら)w 京まではまだ半空(なかぞら)や雪の雲 芭蕉だのにだのに、、、、ナンデアタシはオウチでナンキン(涙ああ、、、、入道雲のモクモクみてると胸がさわぐ。。。雲がアタシを誘ってる、、、、というのに、、、今日まではまだ盆なしや雷の雲 まるくん(涙目。。。よいこのみんなは、アタシみたいな心情、、、マネシナイデネ(また涙。。。 ああ、それなのに、それなのに。。。。入道雲すら消えた季節きょうは秋雨どころかドシャブリの雨・・・せめてココロに太陽を。。。(涙飛行機雲 伸びて青に 消えた。。。背中から 目隠し 誰か 当てて少し傾いた 肩に頬のせて 好きな横顔 右か左シャツが風に踊る 午後の芝生空を見るポーズ 腕の 中で見つめあうよりも キスをしていたい甘く せつなく 頬と まぶたいつも・・・フイうちの やさしい気持ちで次の 瞬間 遠く・・・ 近く・・・木々の緑わたる 風の 薫り深呼吸をしたら 瞳 とじてストライプの影と 白いタイルプールの中で光る 夏の終わりの ルビー「まぁまぁ、今朝も早くからパソコンの前でニタニタと!ご調子の良いこと?!」「あっ・・・ママおはよぅ~・・・今日はみんなでお買い物でも行こうかっ?!」「急に家庭的にならないでくださるっ!」 ************************************************************ そのナイジェリ アであるが、今回の旅も一騒動であった。 ―――「でも、今回の旅行前な、ケニアの爆破事件とかあったやん?」「ああ、あれには笑わしてもらった。もちろん、事件のことじゃないよ。実は前から『ここへ行きたい』と思った国や地域が必ずいうてええほど「政情不安定」になるんや。91年はトルコ、思うたら湾岸戦争、それでペルー行くことにしたら内戦や。92年のモロッコは西サハラと戦争、アルジェリアと交戦。93年の嫁ハンとの新婚旅行は出発当日、日本人が強盗に殺されて渡航延期勧告や。なかなか行けんかったイエメンも内戦に。スーダン行きたい思うたら内戦やらテロやら。ザイールも内戦でアカン。今回のケニアも間一髪やろ?ワシ・・・・・・・嵐を呼ぶ男やん・・・・・・・」『 ケニアの旅― ONCE IN A LIFETIME まるくんの旅は青空―より 』 しかも今回は中央アフリカ、コンゴ民主共和国において、出国直前にこんなニュースが飛び込んできた。 【2001年1月18日。コンゴ大統領カビラ暗殺?アフリカ大戦、再び混迷へ――――。】 ああ・・・・・・・・返す返す、嵐を呼ぶ男やん(涙)。 ジュリアンが飛ばすバスは、ゴム林やバナナ林と緑豊かな森林地帯をしだいに高度を上げながらひた走り、やがて日没になった。 そして、真っ暗闇のなかバスはある一定期間走行すると必ず停車する。軍の検問があるのだ。ナイジェリアとの国境近くを北上しているのだから、自然と緊張してしまう。 ガソリンスタンドで給油とトイレ休憩をはさみ、太古のままのような漆黒の森の中を走りながら、アタシは日本では観れもしないビデオに上機嫌でうたた寝をはじめたようだ。リンガラがあれば、いつだって生きてゆける、旅してゆける――――。 ――――ルウェンゾリ山の氷河の雫から始まり、悠久からとうとうと流れる大河、ザイール川。それを取り囲む、西ヨーロッパがすっぽり入ってしまうほどの濃緑の原生林。その圧倒的な自然のなかで、人々は蠢き、慟哭し、欺瞞に満ち溢れながらも、その自然に溶け込みながら暮らす人々の顔もある。ジャングルに忽然と蜃気楼のように姿を現す熱気と混沌の大都市、キンシャサ。アフリカ大陸がこよなく愛する、リンガラ音楽が街中に溢れ、通りという通りでは、ベルギー仕込みのPURIMUS BEERの栓が抜かれ、その音までもが、リンガラの音色を彩る。うだるような日中に、明日食うものすらありつけない様でも、無邪気で素直で屈託のない笑顔だってある。男も女も老人も子どももおばさんも物売りもこそ泥も不具者も、踊って一日を終える。明日も踊って暮らす。それもザイールの顔だ。ザイール川下流部にあるキンシャサ。人口450万人にのぼるアフリカのパリと謳われたビジネス街の栄華も、度重なる内乱と暴動で、廃墟同然のビルも連なり、その面影を偲ぶことすらできない。 しかし、ダウンタウンの町、マトンゲ地区は対照的に熱気に満ち溢れている。カサブヴ通りとビィクトワール通りが交差する通称ビィクトワール広場は最も華やかで賑やかな中心地だ。 日暮れ時ともなると、ビィクトワール広場には様々な屋台が軒を連ねる。キャッサバを練って蒸したフーフー。キャッサバの葉を杵でついてから魚や肉の出汁で煮込んだポンドゥ。豆を煮込んだマハラギ。キャッサバを蒸した餅のようなクワンガ。これをソジャ(きなこ)と砂糖、魚醤をつけたり、カランガというピーナッツのペーストをつけて食べる。刻みネギをすり込ませて焼いたアジ。ナマズ。フランスパンのサンドイッチ。濃厚な味のゆで卵。キャッサバの葉をくるんで蒸し焼きにしたモツの煮込み。肉の串焼きともなると千差万別だ。牛、鶏、カモシカ、ワニ、カバ(!)、野ネズミ、オウム、チンパンジー(!)、ゴリラ(おいおい!)、なんと国の象徴でもある珍獣オカピまで!!!!!!!サルの燻製はマカコと呼ばれ、日常食だ。 それらの屋台のあちこちからモクモクと煙が立ち昇り、裸電球に飾られた路地は一種の日常のなかの「ハレの日」となる。路地という路地からリンガラ音楽が流れる。そして、人々は各々好みの食を買い込み、バーへ向う。バーといっても路地のいたるところに並べられた椅子があるだけだ。しかも、メニュウは冷えてない例のビールのみ。ここで大音量の最新のリンガラ音楽が流れる。最近では、出稼ぎによるパリ経由のリンガラのほうが人々の憧れであるようだ。そのうち、誰彼となく、お気に入りの曲に合わせて踊り出す。通行人も、物売りさえも加わり、いつしか聖なる夜にかわるのだ。こうして、今晩も明日の晩も、祭りの夜が更けていく――――。 いつかキンシャサへ――― この濃緑の原生林もきっとキンシャサに通じているはずだ。とても幸せな眠りだった―――。 つづく 旅行写真満載w 旅ブログ まるくん最後のブログです充実しております(笑w
2006年09月11日
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