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催眠療法をされる目的はいろいろある。
がん患者さんの場合には、がんの意味、原因を心の奥底に探る。そして、そこから日常
生活をどの様に過ごすか、などを催眠下で行う。
その様なテーマとは別に、今世での自分の存在意義、或いは、マスターと対峙したい、と
いうかたもおられる。
40代後半の女性の場合には、過去世を知りたい、マスターに会いたい、というのがテー
マであった。
ここに載せるにあたり、予めクライアントさんには許可を頂いております。
目的:過去世でどの様に生き、想いを残した事から今世への想い。
臨死体験。ハイヤーセルフとの対峙を体験したい。
誘導:段階的リラクゼーション
過去世:7,8歳の男の子、江戸時代。木でできた平屋。名前はケンちゃん。お父さんは、毛のついたチョッキを着ている。しかめっつら。お母さんを感じられない。
暗い感じ。冷たい。寂しい。お母さんが感じられない。お母さんは亡くなったのか、何処かに行っていない。妹は4歳でとても可愛い。
次の場面:夕陽に向かって立っている。山の上、24歳。
チャネラー:年を取って、以前より経済的に恵まれている。生まれた頃は貧しかったが、今は立派な家に住んでいる。苦労をしてきた。母親は亡くなっている。妹、弟もいた。黄色い着物を着ている。
クライアント:黄色が見える。精一杯生きて来たので、後悔はない。
次の場面:ゆっくりと街を歩いている。みんなが元気で暮らしているかが、気になる。垣根から中を眺めながら歩いている。
チャネラー:ケンチャンの周りには、多くの子供がいる。それに関連した事をしている。
クライアント:やさしい、穏やかな気持ちで歩いている。周りに余り人がいない。ご隠居。みんなが困らずに暮らせればいい。
奥さんがいない。
臨終の場面:布団の中にいて、周りに多くの人たちに囲まれている。硬い表情だが、普通に目を閉じている。毅然とした感じがある。辛さは全くない。
魂:やれる事は精一杯やった。心残りは感じられない。
中間性:光の渦に囲まれている。
「身近な人との関わりが感じられなかったのは?」
チャネラー:必要ない!! それぞれが、それぞれ生きている。
クライアント:もっと暖かさを感じたかったが、時代がそうだった。時代が年々よくなってきている。人との関わりに、余裕がでてきている。
紫の色を感じる。
「私は今のままでいいの?」
紫の光は「このままでいい」という。
チャネラー:いいですよ!! 何か不満な事がありますか?
クライアント:これといったものはない。人は思うようになる。
チャネラー:ありのまま。
クライアント:ありのまま、いつもそう思っている。
チャネラー:ありのまま、いつもマスターがメッセージを送っているので、感じている。意識
がマスターと通じている。それを感じている。いつもあなたはマスターとつながっている。
クライアント:困った時には相談する。
チャネラー:マスターは分かっている。それに答えている。
クライアント:もっと実感したい。
チャネラー:今、それをここで体験している。それを感じて。
クライアント:そうだ。
司会:今感じられますか?
クライアント:はい。やっぱりと思う。
チャネラー:あなたの心にあるものは、全てマスターに通じている。いいこともわるいことも
感じている。常に、あなたと共にいる。
クライアント:何か、ありのままで。
チャネラー:マスターはあなたと同時に存在している。
ライアント:マスターは私が生まれてから死ぬまで一緒?
チャネラー:過去から続いている。死んでもあなたと共に居る。マスターもあなたと共に成長する。
マスターも同時に成長し、喜ぶ。
あなたが、私に帰ること。あなたが気づいて私に通じている事をとても喜んでいる。私が送
るメッセージをあなたが受け取ってくれる。ここに一緒にあるという事。常に問いかければ
いい。そうすれば、喜んで答えてくれる。
クライアント:配偶者や親とのかかわりは?
チャネラー:それぞれの魂が関わりたいから、関わっている。関わりたくないものは、関わ
らない。それぞれの魂の成長の為に、いろいろな関わりあいを持っている。
クライアント:それが、私の課題。
チャネラー:マスターが「ありのまま」、あなたの内から湧き出るものに、従えばいい。ありのままに生きる。
クライアント:質問したい事は? やっぱり。
チャネラー:何の問題もない。マスターとクライアントの間には何の問題もない。
終了後の感想
私とクライアントさん、それにチャネラーの人が加わると、展開がダイナミックになる。
今回のクライアントさんは、催眠下のイメージで、これでいいの、このイメージでいいの、
という不安感が常に伴っていた。それでも、チャネラーと一緒に催眠の世界を堪能され
た。
特に、この場面は圧巻だった。チャネラーはクライアンさんの質問に瞬時に答える。
「クライアント:もっと実感したい。
チャネラー:今、それをここで体験している。それを感じて。」
その他にこんな話しも出た。
マスターも私たちと一緒に成長するんだ。
私たちは成長する事をマスターも喜んでいる。
関わりあいを持っているけれど、人はそれぞれを生きている。
マスター同士もつながっている。
ありのままに生きるようにしてきた。
クライアントさんは、ご自分のマスターを感じられ、日頃自分が思っているマスターとのつながりを確認出来て、とても満足されたようだった。
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