インフルエンザ(更新)
さて、これからさらに寒い冬に向かっていくわけですが､ここではインフルエンザについて書いてみます。
何年か前に日本でも大流行があり､皆様も関心を持たれているわけですが､流行はその年によって違ってきます。また、ウィルスの型も違ってきます。ＷＨＯでその年流行する型を予測するわけですが､大体最近はその予想は当たっているようです。
そこで予防するのにその年に流行する型のワクチンがつくられます。ワクチン接種は任意ですから必ず受けなくてもいいわけです。でも、予防には最も良い方法ですので私は是非受けられることをお勧めします！
確かに注射ですから副作用もあります。しかしその発生頻度はインフルエンザにかかって脳炎を発症するのと比べてみると､確率は低くなっています！ですから是非受けるように心がけてください！
妊婦や授乳婦 は受けれないと思っている人が多いと思いますが、これは 逆です！ そういう人たちこそかかってしまえばクスリを使えないわけですから重症になります！止むを得なくクスリを使えば胎児、乳児への影響は多大なものになります！ワクチンはインフルエンザのウィルスを弱毒化させたものですから、接種することは軽いインフルエンザにかけることです。ですから受けてもなんら問題はないわけです！
費用は各施設でばらばらです。１，５００～３，０００円くらいだと思います。でも､インフルエンザにかかって寝込んだりして仕事を休んだり､医者にかかったりすることを考えれば決して高いものではないと思います！
私のところでは２，０００円位ですが残念ながら一応予約制になっていますのでもう締め切ってしまいました。
何故予約制かと言うと、ワクチンの量に制限があり､シーズンになるともう手に入らなくなってしまいます。大きな病院ですと返品を見込んで多く頼むわけですから充分量あるとは思いますが､これが品薄に拍車をかけています。また、これが価格にも影響していると思われます！
接種時期ですが一般の風邪が流行してそれにかかって体調が悪いと受けることができません！ですから1回目は11月に入ったら受けた方が無難だと思います！
1回か2回かということですが､厚生労働省は「老人及び13歳以下の若年者は（ここは定かではありません）1回の接種で効果はある｣と言っておりますがこれも変な話です！ではそれ以外の人は1回では効果が無いのでしょうか？・・65歳以上の老人は公費負担になりました！そしてその前年に老人は1回で言いと発表されました！・・おそらく布石だったのではないでしょうか？・・私はやはり2回受ける方がいいと考えています！それはインフルエンザの予防注射は毎年受けていることを考えてみてください！型が違うからと言う理由ですがそんなに型は違わないし2年連続とか2年後とかに同じ型が流行るわけです｡それでもうつのは有効期限があるからです｡無くなってしまうのに3ヶ月くらいと考えると、流行が１１月から２月末ですからもたないわけです！２回目は12月後半から1月前半で受けるのが最良ではないでしょうか？
今年は治療薬は必要分は用意されていると厚生労働省も発表していますが、大量購入している施設があれば全地域で必要量は確保できないと思います！これもまたお役所の考えの甘さです。
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