今が生死

今が生死

2006.05.07
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カテゴリ: 健康
今朝の新聞に、肝臓がんの治療法一覧が載っていた。手術、ラジオ波焼灼療法、マイクロ波凝固療法、肝動脈塞栓療法、インターフェロンと5FUの併用療法、が挙げられていた。肝臓がんの進行度や肝臓がん個数などによって治療法が決められるが、最後に挙げた併用療法は余命2~3ヶ月と思われる進行がん末期の患者さんに試みられて効果が認められた方法である。東京の杏雲堂病院では214人に併用療法を試みて、30人にがんが完全に消失して、79人に縮小効果があったとのことである。全ての人に効くわけではないが、末期がんで、後いくばくもないと思われる患者さんの肝臓がんが消えてしまった症例が30例もあったとは驚きである。インターフェロンは肝炎の治療薬として承認されているが、肝がんの治療薬としては承認されていないので、保健治療の対象にならない。そのため患者さん負担が大きくて一般的治療としては行われていないが、これだけの成績を上げているのなら、早く保健適応を認めて、誰でもがこの治療法の恩恵を受けられるようにすべきだと思う。患者団体協議会も保健適応を認めるように、要望書を厚生労働省に提出しているとのことだが、一刻も早く認めて貰いたいと切に望む。





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Last updated  2006.05.07 13:58:18 コメント(2) | コメントを書く


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