今が生死

今が生死

2008.11.12
XML
カテゴリ: 映画・DVD
510D0ZBY97L._SL500_AA240_[1].jpg



やがて夫と子供が帰ってきて通常生活に戻ったが、月日が経ち写真家が亡くなって遺品と遺灰が送られてきた。遺灰を思い出の橋からまいてくれ、亡くなったら貴方の遺灰も橋から撒いてもらって生前は一緒になれなかったが、それからはずっと一緒にいようという手紙が添えられていた。

彼女が亡くなった時、息子と娘は母親が火葬にして灰を撒いてくれと遺言していたのを知ってキリスト教のしきたりと違うので受け入れるつもりはなかった。しかし遺言と一緒に貸金庫に入っていた母親の手紙と日記を見てショックを受けた。汚らわしいと思い、その男を殺してやりたいと思った。ふしだらな母親と思い気分が悪くなった。

しかし読み進んでいくうちにたったの4日間だったが二人の愛は本物で美しいものだったと気がついた。

その日記を読んだ後、夫婦仲の悪かった息子は家に帰った時奥さんを心を込めて抱きしめた。娘も離婚したとのことだったが、誰か親しい人に電話しており、母親の純愛物語は、子供たちの枯れていた愛情心に火を点けた。

最後は橋から母親の遺灰が撒かれるところで終っている。

言うならばどこにでもある、浮気物語だが、一緒になれなかったが、死ぬまで思い続けていた所が多くの人を引きつけたのだと思う。あの時彼女は一緒に逃げなくてよかったと思う。逃げなかったから純愛が貫けたのではなかろうか?

浮気愛でも、夫婦愛でも本物なら素晴らしいということだと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.11.12 12:30:16
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: