今が生死

今が生死

2014.02.16
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カテゴリ: 健康
大雪のため電車も車も動かない。新聞も来ない。陸の孤島に閉じ込められて、どこにも出かけることができないので、唯一の広報手段パソコンで、医学的テーマで書かせて頂く。

65歳男性で心房細動でワーファリンを服用している患者さんから、「先日テレビのためしてガッテンで、心房細動をカテーテルアブレーションという手術で治す方法をみた。この近辺でその手術を行っている病院を調べて、紹介状を書いてもらいたい」との要請を受けた。

心房細動というのは心電図でP波がギザギザと波打っており、心房調律が不規則になった状態である。そのため血栓を生じやすいので、脳血栓や心筋梗塞の予防のためにワーファリンやイグザレルトなどの血栓防止薬を終生にわたって服用しなければならず、それらを服用している人は人口の5%、600万人以上いると想定されている。

最近上記のカテーテルアブレーションという治療が行われるようになり、1回の治療で60-70%、2-3回すると90%位まで治癒率を上げることが出来ると言われている。しかし難しい技術が要求されどこの病院でも行っているわけではない。症例数が多い順いに紹介すると、全国では群馬県立心臓血液センター、横須賀共済病院、土浦協同病院、山梨では山梨厚生病院、山梨県立中央病院、東京では武蔵野日赤病院、東京女子医大、都立広尾病院となっている。
交通の便、その他を考えて本人に決めてもらおうと思う。





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Last updated  2014.02.16 15:09:57
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