今が生死

今が生死

2014.08.08
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カテゴリ: 仕事
朝日新聞の2日に渡る慰安婦問題に関する特集記事を読んだ。2日とも見開き2面の記事でかなり読み答えがあった。最近朝日新聞への批判があいつでいる中でそれに答える形で「読者の皆様へ」という小さい要約記事も載せていた。

この記事を読んでどのように感ずるかは各人各様だと思うが、私は日韓関係をこれほどまでに悪くしたのは竹島の問題もあるが朝日新聞の責任は極めて大きいと考える。朝日新聞は執拗に慰安婦問題を書いてきたがその目的はどこにあったのであろうか?吉田氏の証言が虚偽だと分かった後も、吉田氏の発言は取り上げなかったが、それは虚偽だったということは今日まで一言も言ってこなかった。

挺身隊と慰安婦を混同し、「主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は8万とも20万ともいわれる」などと書いており(92年1月11日朝刊)、その言い訳が「原因は研究の乏しさにあった。当時慰安婦を研究する専門家はほとんどなく、歴史の掘り起こしが十分でなかった」と記しており、だからいい加減なことを書いたが已むおえなかったと言っているが、なぜ何も分かっていないのに慰安婦問題を書こうとしたのだろうか。

社長命令だったのだろうか?スクープになると思ったのだろうか?日本政府を苦境に立たせようと思ったのだろうか?いずれにしても新聞記事によって内外の世論は動いた。世論を動かそうとするのは新聞人としては当然のことだが、何のためにそれをしてきたかは明確には書かれていなかった。

吉田氏の証言については朝日だけでなく、毎日、読売、産経新聞も取り上げており、吉田氏を済州島で女性を従軍慰安婦として連行したことを証言した人だと紹介している。今になって各新聞社が朝日新聞を攻撃しているが吉田氏の証言が虚偽だと見抜けなかった点では50歩百歩だったと言えよう。

マスコミとはそのようにいい加減で、しかも世論を作り上げるのでこれほど恐ろしいものはない。それに対して民衆は信用できてありがたい存在だと思った。吉田氏の証言が正しいかどうか調査員が済州島に行って関係者に質問したところ、そのようなことはなかったと全ての人が返答した。このような日韓関係の中ではそれがあったと言いそうなものだが、彼らは決して嘘はつかなかった。韓国民は冷静である。マスコミは韓国人はこんなにひどい、日本人はこんなにひどいと報じることが多いが、実際は正しい韓国人はいるし、まともな日本人もいるのである。

個々のマスコミ人は純粋で正しくても、マスコミという枠に入ればその魔力に侵されてしまうことが多い。マスコミで働く人たちの大半は私より若い方々だと思うが、常に広い視野を持ち、人類のためと言う根本精神で、純粋で正しい心を失わないで熱き心の記事を書いてもらいたいと願う。





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Last updated  2014.08.08 23:53:46
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