今が生死

今が生死

2025.10.07
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テーマ: がん・難病(603)
カテゴリ: 健康

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秋植えのキュウリの花、もう秋のキュウリ一本を昨日収穫した。

帝京大学整形外科准教授の今西淳悟さんらが、日本医師会雑誌8月号の論文「がんロコモティブシンドロームの概念・分類」の中で、「日本では戦後平和な時代が続き、衛生環境の改善や医療の進歩などで病気や外傷で亡くなる人は大幅に減少したが、がんの罹患者数は増え続け、男性の3人に2人、女性の2人に1人は一生に一度はがんに罹患するようになった。2022年の年間新規がん登録は110万人を超えたのに年間の出生数は80万人を下回り、生まれてくる子供の数を大きく上回る数の人ががんに罹患している時代を迎えている。しかしがん患者の寿命は延びており、がんと共存している時代といえる。」と述べていた。がん診療が進歩し、再発や転移を生じても長期間の生存や治癒の可能性が出てきた現在においては、病院に長期入院している病気ではなくなり、外来で治療を受けながら勤めに出て働いたり、地域社会への参加等が求められる時代になっている。とも述べていた。
ロコモティブシンドロームというのは活動障害という意味で上にがんをつけてがんロコモというのはがんによって活動障害をきたしている状態という意味で、それを脱するように整形外科医やリハビリ担当医、がん治療医等は努力していくべきだが、今まではそのロコモ対策が十分行われてこなかった。
社会全体のがんに対する認識も変えていく必要があり、がんと診断されても、本人も家族も治療医も希望を捨てずに体操などを取り入れながらロコモ対策を指導していくべきなのだなと思った。





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Last updated  2025.10.08 08:57:11 コメント(6) | コメントを書く


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